股関節パーフェクトトレーニング

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  • 10/14-15 構造動作トレーニング・東京教室
    東京教室・運動前の入念なストレッチに注意!執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細、ユーチューブチャンネル、アメーバブログボブ・アンダーソン著翻訳版「STRETCHING」10月の構造動作トレーニング・東京教室はTakahiroラボのクラスに参加された方の中にボブ・アンダーソン著翻訳版「STRETCHING」の本を持参された方がいました。その方はストレッチ否定派でしたが、実際に著者の本を読んだことがなかったので、それではダメだ、と考え購入されたとのことでした。私も「STRETCHING」の本をもっていますが英語版なので、翻訳版ははじめてみました。アメリカで流行、日本で普及私の本は十数年前の東京・股割り教室に参加されていた方から譲り受けたものです。この本を譲り受けた経緯は、私がはじめての著書を書くことになった際に、ボブ・アンダーソン「STRETCHING」と吉松俊一著「ザ・ストレッチング」の2冊の本を、参考にしてください、とその方から手渡されました。そして、著者である吉松さんが日本にストレッチを普及させた方だと教えて下さいました。ストレッチは当時の流行私が、どうしてストレッチに詳しいのですか、と伺うと、当時、ストレッチの普及に尽力されたそうなのです。続けて、それなのに、どうして股割り教室に参加されるのですか、と不思議に思い伺うと、「ストレッチは当時の流行ですよ!」と聞いて、私は耳を疑った記憶があります。ストレッチとは?著者のボブ・アンダーソンさんはアメリカの体育教師で、体が硬いことに悩んでいました。そこで、ヨガのポーズを取り入れ運動性をプラスしてまとめ上げたのがストレッチングということです。運動前の静的ストレッチ1975年にボブ・アンダーソン著「STRETCHING」が出版されアメリカで流行りました。そして、1981年に吉松俊一著「ザ・ストレッチング」が出版され日本に普及し、現在に至ります。当時は運動前にストレッチをおこなうことで、その後の練習での怪我を予防でき、パフォーマンスを発揮できる、といわれていましたが、その後、運動前の静的ストレッチはパフォーマンスを低下させ、逆に怪我を増やす、ということがわかってきました。ハンマー投げの室伏重信先生と室伏浩治先生私が初めての著書を書いてから、その後、「動きのフィジカルトレーニング」を出版した頃だったと思いますが、ハンマー投げの室伏重信先生と室伏浩治先生にお会いする機会がありました。まだ、当時はストレッチングは主流でしたので、私がストレッチをしないという考えに、浩治先生が怪訝な顔をされたことが印象深く記憶に残っています。現在でも一般の方たちは普通にストレッチングに親しんでいます。ストレッチングをおこなう目的を、運動経験の少ない方や、ご高齢の方の軽い体操くらいにとらえておいた方が良いと思います。ストレッチを取り入れない逆にパフォーマンスを向上させる目的の方は、ストレッチを取り入れない方がよいと思います。一般の方は、あるポーズをしたときに筋肉がつっぱるから、筋肉が硬い、と考えストレッチをします。しかし、治療師の現場では、筋肉がつっぱる原因を、細かに検査して、その原因に対してアプローチします。ですから、単純につっぱり感があるからストレッチをするということにはなりません。筋肉がつっぱるというのは、そのほとんどが拮抗筋です。これは主動作筋と拮抗筋の関係性が成立していない、というところから考えなければいけません。拮抗筋をストレッチするばかりではパフォーマンスが向上していかないのは当然のことです。体の動き、動作体の動き、動作というのは、筋肉だけで成り立っているものではありません。骨格位置、関節運動の方向、筋肉の作用、固有感覚、重心移動、そして、神経系統が構築されて動作が出来上がります。運動前の入念なストレッチには注意が必要です!構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 7/15-16 構造動作トレーニング・東京教室
    中心運動軸でハイパフォーマンスを獲得する執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細7月の構造動作トレーニング・東京教室、主催者であり世話役の動作術・中島章夫先生とも長い付き合いになりました。私は口が悪く、マナー知らずなので、悪気はないのですが失礼な態度や失言があり妻には注意を受けるのですが、「中村先生はそのままでいいんです」とおっしゃっていただき、私が安心して楽しく講座ができる環境を与えて下さるお蔭で、私は常にアップデートすることができ、構造動作トレーニングはより質の高いものになりました。最新理論を常に講座の参加者の皆さまに、お伝えすることができ、ありがたい限りです。健康維持もしたいし、健康促進もしたい、ハイパフォーマンスを獲得したい、とても欲張りな考えのもとに成り立っている理論ですが、きっちりトレーニングをしさえすれば、それは現実に手に入れることができると確信があります。中島章夫先生、参加者の皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。中心運動軸私の治療院でパーソナルトレーニングを受けている人は中心運動軸が通った体の状態を経験します。これは、単に体を真っ直ぐにするということだけではなく、具体的に体の可動域が自身のフル可動域になっている状態です。ストレッチで筋肉を伸ばして、体の柔軟性を高めた状態とは異なる、実践的な体の可動域です。中心運動軸は、上肢、下肢、脊柱の運動軸をそろえ、中心を捉えた運動軸です。中心運動軸を体に通すためには、骨格、筋肉、関節、感覚の循環を良好にし、神経系統を構築する必要があります。骨格、筋肉、関節、感覚を好循環にするには、固有感覚という体の中の無意識の感覚の流れを良好な状態にします。神経系統を構築するには、重心移動を円滑におこなえるようにして、感覚と運動の循環を良好にすることで、神経系統が構築されます。中心運動軸が体に通った状態は、具体的に股関節の可動域が拡大し、動作を円滑におこなうことができるようになります。牧神の蹄牧神の蹄は足指の感覚と運動の循環を良好にし、神経系統を構築するための礎になります。足指の握り込み・足関節底背屈足指の握り込み、足関節の底背屈は、円滑な重心移動で体を運ぶのに、より精度の高い足が求められます。手指足の指も手の指も、上肢と下肢の運動軸をそろえるのに、正常に機能する状態にしておきたいのです。骨の力学的な強度骨は力学的に最も強度を発揮するポジションを身に付けます。骨格の安定と強度とともに、筋肉の起始停止部をそろえ、関節運動で正常に筋肉が作用する状態にしておきたいからです。重心の自由度骨格の安定と強度は、重心の自由度を解放します。体の硬い人とストレッチ体の硬い人というのは、運動軸がそろっていない状態で、重心が固定されているのです。ストレッチをしても、運動軸はそろいません。過度なストレッチは運動軸を崩し、重心を根深く固定してしまいます。重心の共有運動軸がそろいだすと、重心の共有ができます。重心が固定されていては、共有できる状態ではありません。中心運動軸は、重心の自由度を解放します。原理原則ベクトル自然科学には、原理原則があります。中心軸を体に通すためのベクトルが指標であり続けます。けい子さんそんな感じで、くつろぐけい子さん、良いお顔(笑 また、飲みに行きましょうね。股割りTAKE OFF股割りはストレッチをしません。体が硬い人たちは、重心を前方へ移動させて、TAKE OFF !体がやわらかい人たちは、関節運動で筋肉が作用する状態にしていきます。皆さん、しっかりトレーニング効果を出せていて、偉いです!股割り教室指導風景構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 5/13 構造動作トレーニング・大阪教室
    執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細後ろ姿の偏り捻じれ「ランニングフォーム」大阪・構造動作トレーニング講習会。ゆとりをもって大阪入りしたはずが、迷子になって、参加者の方にご迷惑をかけしました。皆さんに助けていただき大変助かりました。ありがとうございました。後ろ姿自分の後ろ姿って、見たことありますか?姿見に写して振り向いて見ても、はっきっりわかりません。真後ろから写真を撮ってもらって、はじめて実際の後ろ姿を認識できるのだとおもいます。後ろから見た自分の姿勢はいかがでしょうか?偏ったり、捻じれたりしていませんか?私が姿勢を観るポイントは、椎骨の変位、運動軸、骨格のアライメントなどです。普段から姿勢を正している人でも、椎骨の変位、運動軸のズレ、骨格アライメントの崩れを確認できます。これらは、無意識または無自覚なので、自分で気づくことは難しいです。体の調整&トレーニング今回は初の試みで『体の調整&トレーニング』を行いました。治療院のパーソナルトレーニングは、調整をして体をフリーにしてからトレーニング指導をおこないます。それは、椎骨の変位、運動軸のズレ、骨格のアライメントの崩れ、がある状態では重心移動の軌道が乱れ、円滑な動作をおこなえず、効果的なトレーニングが行えないからです。まずは、体の調整をし本来の可動域を取り戻した状態で、牧神の蹄に乗りました。腰仙神経叢の促通が良好なので、足指レベルにとどまらない、股関節、体幹までのつながりを期待できます。足指・足関節のモビリゼーションをしっかりおこない、自分では関節運動の微妙な方向がわかりにくい方には、この機会に繰り返しサポートをしました。浮遊肋骨の変位がある方もありました。浮遊肋骨の変位があると、呼吸が浅くなり、疲れやすく、また腰痛などになりやすくなります。一般に浮遊肋骨のレベルは、腰方形筋・内腹斜筋・外腹斜筋・腹横筋などの筋肉にアプローチすることが多いと思いますが、私は姿勢と動作の中身をトレーニングして変えていくことを目的としています。ですから、筋肉の起始停止部である骨の正しい骨格配列を身に付けた方がよいと考えています。ランニングを趣味にされている方から相談を受けました。それは、ランニング動作で、右足が上がり難い、ということで、実際にランニング動作を観せてもらいました。無意識の姿勢の偏り、捻じれがある状態、さらに足の指が使えない状態で、ランニングのフォームを意識していました。そのためランニングをすると首の筋肉がカチカチになって引きつるそうです。一般ランナーは、このような状態で走り方を模索している方が多いと思いますが、そのような状態ではベストな走り方に辿りつくのが難しいのではないかと思います。私は体の中身から模索すべきだと思います。今回は、はじめて調整を受けられた方は、自分の本来の可動域を始めて実感されたそうです。大阪の皆さんに喜んでいただけよかったです。ハイキックが苦手、軸足と蹴り足空手やキックボクシングなどの蹴り技が苦手、特に上段蹴り、ハイキックのような足を高く上げる動作が苦手なので開脚可動域を広げたいという人は多いです。私は股割りトレーニングをしていますので、足を高く上げることはできるようになりました。しかし、蹴り技の稽古や何かを蹴るということをしていませんので、足を高く上げれても上段蹴りやハイキックのような技はできません。それでも、蹴り技が苦手という人を観ていますと、蹴り足に意識が集中している様子がうかがえます。蹴り技が苦手という人は、軸足が不安定で、体幹が安定せず、蹴り足を自由に使うことができていないようにみえます。軸足は体の真下に接地することで体が安定し、蹴り足が自由になります。しかし、軸足を体の真下に接地したつもりでも、下肢骨の配列が綺麗に並ばなければ、体は安定せず、蹴り足が自由になりません。また、足関節、膝関節、股関節の運動方向がきれいに揃わない場合も同様です。蹴り技、特に上段蹴りやハイキックが苦手という人は、軸足の骨の配列や関節運動の方向に問題があることが多いです。蹴り技が得意な人でも、あらためて軸足を見直すことで、技の質が向上することもあると思います。【蹴り】足が上がらない・足の重さで軸足を安定How I Learned The Full Splits in 20 years開脚180度の可動域は必要ですか?私は股割りを実践しています。また、トレーニングをする人、股割りをする人をサポートしています。このようなことを長く続けていると、私の体の中にある取扱説明書のようなものの股関節のメカニズムの項目が加筆されていくようです。開脚180度の可動域の必要性は人それぞれだと思います。必要な人には必要だし、必要でない人には必要ありません。私にとっては必要です。それは、股関節のメカニズムをもっと詳しく実感したいからです。そうすることで、人の体の動きの状態が手に取るように実感できるようになるのだと思います。【70代】股割りトレーニング股割りトレーニングに取り組む目的は人それぞれです。股割りは目的に合わせてトレーニングをすることができます。70代の方たちは、綺麗な姿勢を維持すること、股関節の動きを滑らかにし、快適に動作をおこなえることを目的にマイペースで楽しんでいます。【野球】股関節の回旋軸を作る股割りMATAWARI股割りで難しいのは体幹をキープすることです。体幹をキープするためには、股関節と肩甲帯の操作と背筋の作用が必要です。股割りのstep1-step4について動画にしました。自分が股割りをおこなう目的、自分がどの段階の股割りトレーニングをしているのか、参考にしてみて下さい!構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 10/15-16 構造動作トレーニング・東京教室
    10/15-16 構造動作トレーニング・東京教室10月の構造動作トレーニング・東京教室は、所有感覚(深部感覚)、股割り、takahiroラボ、構造動作トレーニング入門の順で実習をしました。今回は、いつも、夜の時間帯におこなう股割りトレーニングを夕方の時間帯に行いました。夜に参加できずにいた方たちには、ようやく参加できました、と喜んでいただいたようです。構造動作トレーニングは、足の土台を安定させ、姿勢の中に骨格を入れて、体の運動と感覚の循環を良好にします。執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細足のMP関節と立方骨をとらえて体の土台をつくる講座に参加している猫派さんが「私はニワトリ」という記事を書いていました。これは、足関節の背屈が不足している状態で動作をおこなっている足を私がニワトリに例えました。牧神の蹄、MP関節と立方骨足関節の背屈の不足を解消するためには、普段おこなっている牧神の蹄トレーニングを丁寧におこなうことを心がけることが大切です。まず、前方ブロックはMP関節、後方のブロックは立方骨を接触することが重要ポイントです。牧神の蹄をつかんで歩きたい、という気持ちは理解できます。しかし、足関節の背屈が不足しているとニワトリみたいな歩き方になってしまいます。中足骨、足根骨、脛骨・腓骨のつながりを身に付けて背屈の不足を解消することが必要です。足の指の感覚が薄い場合は、足とブロックの接触ポイントがずれてしまいがちです。足が適切にブロックと接触している場合は、足のMP関節が綺麗にでるはずです。MP関節と立方骨を確実にとらえることが大切です。つづいて、足の末節骨はブロックの縁をとらえます。遠位趾節間関節の屈曲ができていないことが多いので、小指と薬指の末節骨が縁をとらえているか、要チェックです。牧神の蹄を使って足の巧緻性をトレーニングする場合は、足の小指と薬指からブロックに足をあわせて、積み、降ろしをおこないます。使い慣れた親指や人差し指を使ってしまう場合は、力任せにブロックをつかむ運動になりがちなので、足をブロックに合わせる感覚を身に付けることが必要です。爪先立ち足の指の運動と足関節の運動を連動して、足の背屈の不足を解消します。爪先立ちをする場合は、足の指の捉えが必要です。足の指とは末節骨です。そして、指の関節の運動方向と足関節の運動方向をそろえて、爪先立ちができるようにします。感覚と運動の循環が良好な足の状態で履物を履きこなすことができていたら、足はやわらかく綺麗な状態を保つことができます。外反母趾や魚の目、タコ、踵のガサガサなどは、足の感覚と運動の循環が良好でないサインです。正しいトレーニングを心がけてください。ハイヒールを履きこなし綺麗な歩行動作を身に付けるハイヒールを履く人でハイヒールトレーニングをしている人はどれくらいいますでしょうか。ハイヒールを履いて、ウォーキングをしたり、ダンスをしたり、するのには、ハイヒールを履きこなせていることが、前提にあります。ハイヒールを履きこなせていない場合は、足の親指が外反母趾に変形したり、膝が曲がっているように見えてカッコ悪かったり、後重心の姿勢で動作をぎこちなくしてしまいます。そうすると、不安定な接地で動作をすることにより、膝や腰、肩など体のあちこちに負担がかかり、体の故障や不調が絶えません。ハイヒールを履いてウオーキングレッスンを受けていても、皆が一様に上達するわけではありません。これは、体の機能状態、動作の方法に個人差があるからです。歩いていると左に偏ってしまう、右足が開いてしまう、背中が綺麗にみえない、などは、ウォーキング技術というよりも、むしろ体の状態や動作方法に原因があります。それには、体の治療、メンティナンス、運動療法など、体の状態に必要なことをおこない、そしてシンプルな歩行動作を身に付けるということが必要です。スポーツ競技に必要な実践的な股関節運動のトレーニング10月の構造動作トレーニング・東京教室の股割りトレーニングは、野球、ゴルフ、サッカー、ランニング、卓球、クラシックバレエ、ダンスに必要な実践的な股関節運動を獲得するための実習をおこないました。実践的な股関節運動というのは、適切な筋肉が股関節の運動に作用する股関節運動ということです。股割りトレーニングをストレッチや柔軟体操感覚でいる人が多いですが、トレーニング感覚としては動的な筋トレ感覚です。筋肉は収縮して関節を可動させ、力を発揮するものなので、股関節の各器官が作用する状態にしなければなりません。股割りはストレッチや柔軟体操の理論とは異なるトレーニングなのです。股関節 hip joint 股関節は英語でhip joint といい、お尻の関節です。股関節の運動が実感のない状態では、hip joint と真逆の鼠径部を股関節だと勘違いしがちです。正しく解剖学を理解し、トレーニングをおこなうことが大切です。股割り実践的な股関節運動を獲得するためには、足指、膝、骨盤、手指、肘、胸郭、頭の骨の配列、関節運動の方向、筋肉の作用を適切にトレーニングしなければなりません。一人でトレーニングをしていると、気づかないことが、第3者の視点を通すことで、新たな気づきがあるものです。子供たちにも体験させたいと、親子で参加のお父さんは、自身がやる気満々でした。これは、お子さんにとっても、身近に良いお手本がいる環境で成長を促すでしょう。親子は初参加の股割りトレーニングでお父さんもお子さんもロールオーバーに挑戦しました。凄いです!一般の方で股割りは痛みを伴うトレーニングだとイメージしている人が多いと思います。これは、正しい解剖学と運動学の知識を得て、体の各パーツを適切に使いこなすことができるようになれば、股関節を実感でき、股割りが痛みを伴うトレーニングではないことが理解できるはずです。好きなスポーツを故障なく、楽しく取り組むことができる体づくりを心がけてください。スクワット10月の構造動作トレーニング・東京教室で格闘技をされている方から、スクワットのリクエストがありました。格闘技のトレーニングでスクワットをするそうなのですが、リラックスをして円滑な動作をおこなうことができないとのことです。構造動作理論に基づくスクワットは、しゃがむ動作をできるようにするための訓練です。円滑なスクワット動作をできるようにするための順序は、まず、しゃがむ動作をできるようにする、そして、股関節・膝関節・足関節の運動方向をそろえて重力に逆らわずに落下できるようにしていきます。円滑なスクワット動作をおこなえない場合は、まず、しゃがむ動作を正確におこなえるようにすることが必要です。しゃがむ動作は、股関節・膝関節・足関節の運動方向を揃えて、各関節を屈曲する動作です。しゃがむ動作を円滑におこなえない場合は、膝関節の屈曲をメインに動作をおこなっていることが多いです。そのため、重心移動を円滑におこなえないばかりか、膝関節に多大な負担をかけてしまいます。格闘技に限らず、ランニング、スポーツの各競技においても、ハーフスクワットの姿勢は、パワーポジション・パワースタンスとして重要な動作なので、スクワットトレーニングを正しく理解してトレーニングすることが大切です。フルスクワットフルスクワットは、お尻を後方に落としてはいけません。お尻を落としてしまうと、腰椎が屈曲し、体幹をキープできません。フルスクワットは、股関節・膝関節・足関節の運動方向を揃えて、各関節を屈曲し、体幹をキープして、動作をおこなえるようにします。スクワットは重力に逆らわず、重心を真下に落とす動作です。スクワット動作をするときに膝関節の屈曲をメインに、お尻を後方に引いてしまう動作をおこないがちなので、重心移動の方向感覚を身に付けることが大切です。スクワットのペアトレーニングは、サポート側が難しいと思います。サポート側は、スクワット動作を正確におこなえるようにし、重心移動を誘導できるようにする訓練が必要です。正確なスクワット動作ができているか、というのは、できる人に見てもらうのが良いのですが、一般の方が目安にするのであれば、体が真っ直ぐな状態を保てていることが目安になります。例えば、外反母趾などの足の変形がないこと、O脚やX脚など足の変形がないこと、猫背でないこと、肩が巻いていないこと、などです。これらは、足関節・膝関節・股関節の運動方向を揃えて、体幹をキープして、動作ができていない証拠です。また、スクワット動作をするときに、接地圧を一定に保てているか、ということが目安になります。スクワットはシンプルな動作ですが、正しい動作を身に付けるのには、かなりの訓練が必要になります。焦らず、トレーニングをすすめてください。【動画】構造動作理論に基づくスクワット深部感覚ペアワーク10月の構造動作トレーニング・東京教室「所有感覚メソッド」と「構造動作トレーニング」で深部感覚ペアワークを実習しました。深部感覚ペアワークはサポートをしてもらい、自らの運動で生じる体の内部の感覚を拾い、体の中に循環する無意識の感覚の流れを良好にするトレーニングです。このトレーニングの概念をサポートする側、サポートを受ける側が正しく理解することが大切です。サポートを受ける側は、中間重心を心がけ、骨格の並び、骨の強度を手応えに、体の内部の感覚に集中します。サポートをする側は相手の骨格を的確にとらえ、フィット感覚を得られるようにします。サポート側の接触不良で、手押しの状態で力みが集中すると、相手が体の内部の感覚に集中できなくなるので、サポート側も適切なポジションを身に付けることが大切です。立位でおこなう深部感覚ペアワークは、安定した接地が欠かせません。不安定な接地の状態では、体の内部の感覚に集中できません。サポートを受ける側もサポートする側も、接地が不安定な場合は、接地の状態に必要な足指トレーニングをおこなって、安定した接地を心がけてください。サポート側が相手に接触する場合は、手の広い面でフィットさせます。上手くフィットさせれない場合は、手の機能が低下している可能性があります。自分の手の状態に必要な手指のトレーニングでフィットさせれる手をつくってください。体の力みが強いタイプの人は、深部感覚が低下している可能性があります。力みにもいろいろな原因がありますが、骨格の崩れが原因の力みは、姿勢の中に骨格を入れて、内部の無意識な感覚の流れをとらえることができるようにし、抜くようにしてください。ランニングをされている方は、胸鎖関節、腕橈関節を理解し、各関節の運動方向に添った、軽い腕振りを身に付けてください。長座10月の構造動作トレーニング・東京教室「Takahiroラボ」でカヌー競技をされている参加者の長座のポジションを検討しました。長座は、両足を伸ばして座ります。そのとき、骨盤のトライアングルベースで床をとらえることが大切です。カヌーの選手は背中が丸まっている選手が多いそうです。背中が丸まっていると、手足と体幹がつながらず、力の流れが半減するので、正確に長座のポジションをとることが大切、とのことです。骨盤のトライアングルベースを床に接触させてポジションをとるには、坐骨結節が後方を向いていなければなりません。まずは、股関節の位置を明確にしなければなりません。長座になったとき、自分の股関節は何処にありますか?そして、股関節で骨盤の位置を調整し、トライアングルベースで床をとらえることができるようにしていきます。体がやわらかい人でもトライアングルベースで床を捉えきれていない人が多いと思います。坐骨結節が後方を向いているかの確認が必要です。構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI 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  • 8/20-21 構造動作トレーニング・東京教室
    8/20-21 構造動作トレーニング・東京教室毎月開催している構造動作トレーニング・東京教室は15年目になりました。構造動作トレーニングについては、これまでに執筆してきた書籍でも述べてきました。ですが、ひとそれぞれに体の状態が違いますから、文章では表せないことがたくさんあります。実際の講座の様子をレポートにしました。何か参考になりましたら幸いです。執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細構造動作トレーニングの構成構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。【筋肉】動きのフィジカルトレーニング【骨格】骨格ポジショントレーニング【感覚】深部感覚トレーニング筋肉、骨格、感覚トレーニングが柱にある。【足】趾・足の感覚トレーニング【股関節】股割りトレーニング【足膝股関節】スクワットトレーニング趾トレーニングで【骨格】【重心移動】の基礎をつくり、股割り、スクワットトレーニングで【関節】運動の方向性、【反射】連動伸張反射、【神経】系統の構築をしていく。さらに、ロウギアランニングで【平衡感覚】リズム、バランスをトレーニングする壮大な構成になっている。この中で【筋肉】動きのフィジカルトレーニングは、骨格ポジションが身に付いてからすすめていきたい。【技アリ企画】構造動作トレーニング「Takahiro ラボ」8月の構造動作トレーニング・東京教室「TAKAHIROラボ」は、参加者の筋力検査をした。筋力検査トレーニングは体の状態に必要なことを効率よくおこないたい。そのトレーニングは、どのような場面で、どのような体の状態に対し、どのような理屈で、どのような効果を出すために必要なのか、ということを納得、実感したことだけを私はおこないたい。方法ばかりを知りたがる参加者もあるが、目先の効果ばかりにとらわれていてはいけない。必要な状態に、必要なタイミングでおこなわなければ効果がないこともある。筋肉の収縮率を高めるまずは方法を覚えたら実践する。そしてそれは、一時的な効果をもとめるものではなくて、最終に見据える神経系統の完成に一歩でも着実に進むように重ねていかなければいけない。そして、指導者の立場にあるものなら、納得と実感を伝えるようにしたい。筋肉の収縮率を高めるということの意味。筋肉の収縮率が高まることで関節の可動域が拡大する。この最も基本的なことを若い頃はわからなかった。筋肉の収縮率を高めるということは、より重いものを持ち上げる、ということではない、関節の運動に適切に筋肉を作用させるということだ。筋肉の収縮率が高まることで関節の可動域が拡大する参加者は、想像以上に使えていない筋肉があることに驚いていた、なかなかこれを自覚できることではないと思う。普段、普通に生活できているのだから、それくらいの筋肉は使えていると思うものだ。動きのフィジカルトレーニングは筋肉にアプローチをするが、【骨格】位置、【関節】運動の方向も同時進行する。そして、【感覚】を入れて、【神経】系統を完成させる方向へ進む。「指先から身体を整える 機能回復のための所有感覚メソッド 」8月の構造動作トレーニング・東京教室「所有感覚メソッド」は、足の末端から股関節、手の末端から胸鎖関節の感覚を体幹とつなげ、神経系統の促通をはかるためのトレーニングを実習した。【感覚】深部感覚トレーニング牧神の蹄を4個並べて、ブロックの形に足を添わせ、安定した接地感覚を求める。さらにブロックに足をフィットさせた状態で、ブロックの二段重ねをする。このとき、バランス感覚が必要になる。足元が不安定になるので、慣れないうちは壁などを利用して、バランスをコントロールするとよい。また、足の末端から股関節の感覚を体感とつなげるのには、足関節の底屈をキープしながらブロックをコントロールする。これは、股関節の外旋運動を円滑におこなうことが求められる。慣れないうちは、壁を利用するとよい。足の指と距腿関節の連動足の指と距腿関節の連動は、適切な関節運動の方向を求める。特に足の関節運動は、動作において重心移動に大きく影響するので、徹底的に適切な運動方向を求めるべきである。手の末端から胸鎖関節の感覚を体幹とつなげる腕、肩関節のトレーニングは手の末端から胸鎖関節までの構造を理解しおこなう。手の末端から胸鎖関節の感覚を体幹とつなげるのには、手の末端の感覚と運動の状態が良好でなければならない。両腕を挙げて両耳に腕が付かない場合は、手の末端から胸鎖関節の感覚が体幹とつながっていない。上肢骨の位置を修正し、感覚と運動の循環を良好にする。体幹とつなげ神経系統の促通を計る足の末端から股関節、手の末端から胸鎖関節の感覚をトレーニングしたら、次はそれを体幹とつなげていく。つづいて、神経系統の骨格となる骨が体を支える役割を担える状態にする。神経系統の促通を計るのには、股割りやスクワットなどのトレーニングが効果的だ。“超”スムーズな動きを作る 股割りチャレンジ教室8月の構造動作トレーニング・東京教室 「股割りトレーニング」は、股関節運動を円滑にするための実習をおこなった。股割りは【関節】運動の方向性、【反射】連動伸張反射、【神経】系統の構築をしていくのに効果的なトレーニングだ。ターンアウト【股関節】股割りトレーニング股割りトレーニングのはじまりは、牧神の蹄を4個並べて、ブロックに足を添わせ、 安定した接地感覚を求める 。アンデオール(ターンアウト)ができる人がバレエを踊るものこの日は、クラシックバレエの経験者が2名あった。一人は180度開脚にベターっとなってしまう柔らかいタイプ、一人は体が硬く開脚が苦手なタイプ、どちらも股関節をコントロールすることができないのでバレエには向かない。足首の動きをみてみると、柔らかいタイプの人は足首も柔らかいが鎌足、硬いタイプの人は足首も指も硬く爪先の立ちの可動域が足りていない。それでもトウシューズを履いて練習しているそうなので、体を壊さないためにも、体の構造を理解し、バレエを踊れる体づくりをした方がよいと思う。私の理解ではアンデオール(ターンアウト)ができる人がバレエを踊るもの。体が硬くても柔らかくても故障につながる可能性が高いので体づくりが大切だ。まずは、鎌足を直す、足首の可動域を確保することが先決だ。股関節(ヒップジョイント)トライアングルベース股割りトレーニングは股関節を外転、外旋で開脚をキープし、股関節の屈曲で開脚前屈をする。股関節(ヒップジョイント)の位置を明確にし、トレーニングをおこなうことが必要だ。骨盤の位置はトライアングルベース(恥骨、両坐骨結節を結ぶ三角形の面)を床に接触する。股割りトレーニングは、この位置から開脚前屈の動きを鍛える。股関節の代償運動前屈は股関節を屈曲する動き。股関節をコントロールできない人は、股関節の動きを腰椎の屈曲と股関節の内旋で代償していることが多い。正しい股関節の動きを身に付けたい。自分が股関節を動かせているのか、どのような代償運動をしているのか、自覚するのが難しい。サポートをつけて股割り動作をしてみるとわかりやすい。股割り動作の神経系統を完成させる股割り動作の神経系統は末端から1ミリメートルづつできあがっていく。それは、回数を繰り返すことで出来上がるのではなく、出来上がる状態を積み重ねることで出来上がっていくのだ。足指先から頭まで快適動作のための構造動作トレーニング入門8月の構造動作トレーニング・東京教室 「構造動作トレーニング入門」は、 趾トレーニングで【骨格】【重心移動】の基礎をつくり、 神経系統を構築するのに必要な【骨格】【筋肉】【感覚】のトレーニングを実習した。足と手の感覚トレーニング四肢末端から体幹へ感覚をつなげる。足と手の感覚トレーニングで四肢末端に意識が通る状態にする。特に手足の指末端は、さまざまな刺激に感知することのできる皮膚感覚(触覚、圧覚、温度感覚)がある。手足の指先に意識が通らない人は、四肢の感覚が体幹につながらない。四肢末端のセンサーを敏感にすることが必要だ。ボブ・アンダーソン氏のストレッチ理論筋肉は収縮することで関節を動かし、その力を発揮する。そして、筋肉の収縮率を上げることで、関節の可動域は拡大する。関節の可動域を拡大するためにストレッチをするという考え方が一般的。しかし、ボブ・アンダーソン氏が提唱したストレッチ理論は、あくまでもスポーツ、医学の分野では予防のためにすること。筋肉の収縮率を上げていかなければ、コントロール可能な関節可動域を手に入れることはできない。1970年 代にアメリカのボブ・アンダーソン氏がストレッチ理論を提唱。ストレッチ( stretch )あるいはストレッチングは、スポーツや医療の分野において、体のある筋肉(骨格筋)を良好な状態にする目的で、その筋肉を引っぱって伸ばすことを指します。深部感覚とは「固有感覚(proprioception)」関節可動域を拡大するには、筋肉の収縮率を上げるとともに、神経系統を完成させなければならない。神経系統が出来上がっていない状態は、自分でコントロールできない関節可動域である。神経系統の完成には、骨格、筋肉、関節に感覚をつなげることが必要だ。感覚で必要なのは深部感覚。深部感覚とは「固有感覚(proprioception)」、自分の身体を所有する感覚、つまり、自分を感じる感覚です。この感覚を発見したのはイギリスの生理学者であるサー・チャールズ・シェリントン(1857-1952)です。深部感覚というのは、目を閉じた状態でも手足の位置や曲がりぐあい、その動きを感じることができる感覚です。構造動作トレーニングでは、神経系統を構築することを目的に骨格、筋肉、関節、感覚を統合することが重要だ。構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。【動画】2022年8月20‐21日 構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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