股関節パーフェクトトレーニング

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  • 8/19-20 構造動作トレーニング・東京教室
    体の不均等の均等化を図る執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細TAKAHIROラボ8月の構造動作トレーニング・東京教室は、TAKAHIROラボで体を緩めるとは何か?という参加者の質問からはじまりました。体に緊張があると、動き辛くなる。ストレスや体の使い方の癖などで体が緊張する、と考え体を緩めるために試行錯誤しているそうです。普通は、痛み、違和感、動き辛さなど感覚のままに、体の緊張感を緩めようとします。しかし、体の緊張が緩和されても、再び繰り返される緊張は、体を緩めても、緩めても、終わりがありません。体の緊張は表層で感じられるものが多く、深層で起きていることを、自分ではなかなか感じることができません。これは、背骨などの骨格、関節運動の方向、筋肉の作用、固有感覚などが、無意識のレベルで偏り、捻れ、ズレ、などを作っているからです。自分の癖がわかっていても、なかなか修正できないのは、深層にある無意識のレベルに手が届かないことがあります。ということで、参加者の体の不均等を確認しました。これは、自分で気付き得ない、私が施術で見ている項目なので、言われてみて納得すること、言われても感覚が追い付かないことがありますが、体の緊張の根本にあることなのです。構造動作トレーニングでは、根本の均等化を図ることを目的にしています。ですから、骨格、関節、筋肉、感覚、それらを統合して神経系統を構築していくのです。所有感覚メソッド所有感覚メソッドでは、10日前に治療院にパーソナルトレーニングを受けに来院された方が参加されていました。パーソナルトレーニングでは運動軸をそろえ、中心運動軸を確保してからトレーニングをします。この中心運動軸が10日経っても確保できていました。運動軸は、手足背骨の軸があります。この3つの軸がそろっていれば、中心をとらえることができます。これは、例えば、背骨の運動軸をそろえるのに、骨格、関節、筋肉、感覚を統合しなければなりません、そのとき固有感覚という、自分を所有する感覚が必要です。整体やカイロプラクティックを受けて、体が楽になっても、すぐに元通りに戻ってしまう、という場合は、固有感覚が薄いと考えられます。股割り神経系統を構築していくのには、運動、動作を見直していきます。運動とは重心の移動です。スクワットや股割りなどの基本的な運動が動作を見直すのに適しています。運動には円滑な重心移動をおこなうための仕組みがあります。それは前方向の矢印と上方向の矢印の間のベクトルが保たれることで円滑な重心移動をおこなうことができます。具体的にベクトルの方向へ体を運ぶことができるようになると股関節の可動域が拡大し、それを実感することができます。ベクトルはイメージだけでなく、体の中からベクトルを生み出す力をつけることが必要です。股割りやスクワットは身体の均等化を図るのに優れたトレーニングだと思います。構造動作トレーニング入門人それぞれの体の使い方があります。自分の姿勢や動作の仕方が気になって、よくないなぁ、と思う体の使い方を癖といったりします。癖を直すには、体の使い方を直すことが、まず思い浮かびますが、それではなかなか直りません。それは癖の中の運動が見直されないままでは、重心移動が円滑におこなえないからです。さらに運動を起こすには、体の均等化が必要です。癖が直らない場合は、体の不均等で運動が成立しにくい状況にあることが多いです。体の使い方を見直すのには、もっと体の中に目を向けることが大切です。重心は骨格の位置により決定されます。骨は力学的に最も強度を発揮する位置を身に付けます。歳をとると骨が脆くなって骨折しやすい、といわれていますが、骨格の位置が大きく影響していると考えます。深部感覚のペアワークは重心を共有し、姿勢づくりに優れたトレーニングです。構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 7/15-16 構造動作トレーニング・東京教室
    中心運動軸でハイパフォーマンスを獲得する執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細7月の構造動作トレーニング・東京教室、主催者であり世話役の動作術・中島章夫先生とも長い付き合いになりました。私は口が悪く、マナー知らずなので、悪気はないのですが失礼な態度や失言があり妻には注意を受けるのですが、「中村先生はそのままでいいんです」とおっしゃっていただき、私が安心して楽しく講座ができる環境を与えて下さるお蔭で、私は常にアップデートすることができ、構造動作トレーニングはより質の高いものになりました。最新理論を常に講座の参加者の皆さまに、お伝えすることができ、ありがたい限りです。健康維持もしたいし、健康促進もしたい、ハイパフォーマンスを獲得したい、とても欲張りな考えのもとに成り立っている理論ですが、きっちりトレーニングをしさえすれば、それは現実に手に入れることができると確信があります。中島章夫先生、参加者の皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。中心運動軸私の治療院でパーソナルトレーニングを受けている人は中心運動軸が通った体の状態を経験します。これは、単に体を真っ直ぐにするということだけではなく、具体的に体の可動域が自身のフル可動域になっている状態です。ストレッチで筋肉を伸ばして、体の柔軟性を高めた状態とは異なる、実践的な体の可動域です。中心運動軸は、上肢、下肢、脊柱の運動軸をそろえ、中心を捉えた運動軸です。中心運動軸を体に通すためには、骨格、筋肉、関節、感覚の循環を良好にし、神経系統を構築する必要があります。骨格、筋肉、関節、感覚を好循環にするには、固有感覚という体の中の無意識の感覚の流れを良好な状態にします。神経系統を構築するには、重心移動を円滑におこなえるようにして、感覚と運動の循環を良好にすることで、神経系統が構築されます。中心運動軸が体に通った状態は、具体的に股関節の可動域が拡大し、動作を円滑におこなうことができるようになります。牧神の蹄牧神の蹄は足指の感覚と運動の循環を良好にし、神経系統を構築するための礎になります。足指の握り込み・足関節底背屈足指の握り込み、足関節の底背屈は、円滑な重心移動で体を運ぶのに、より精度の高い足が求められます。手指足の指も手の指も、上肢と下肢の運動軸をそろえるのに、正常に機能する状態にしておきたいのです。骨の力学的な強度骨は力学的に最も強度を発揮するポジションを身に付けます。骨格の安定と強度とともに、筋肉の起始停止部をそろえ、関節運動で正常に筋肉が作用する状態にしておきたいからです。重心の自由度骨格の安定と強度は、重心の自由度を解放します。体の硬い人とストレッチ体の硬い人というのは、運動軸がそろっていない状態で、重心が固定されているのです。ストレッチをしても、運動軸はそろいません。過度なストレッチは運動軸を崩し、重心を根深く固定してしまいます。重心の共有運動軸がそろいだすと、重心の共有ができます。重心が固定されていては、共有できる状態ではありません。中心運動軸は、重心の自由度を解放します。原理原則ベクトル自然科学には、原理原則があります。中心軸を体に通すためのベクトルが指標であり続けます。けい子さんそんな感じで、くつろぐけい子さん、良いお顔(笑 また、飲みに行きましょうね。股割りTAKE OFF股割りはストレッチをしません。体が硬い人たちは、重心を前方へ移動させて、TAKE OFF !体がやわらかい人たちは、関節運動で筋肉が作用する状態にしていきます。皆さん、しっかりトレーニング効果を出せていて、偉いです!股割り教室指導風景構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 4/15-16 構造動作トレーニング・東京教室
    4/15-16 構造動作トレーニング・東京教室執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細スクワット東京で動作術の中島章夫先生にお世話になり、東京教室の講座は16年目になります。私は定宿をきめているのですが、10年くらいお世話になった宿が閉館してしまったため、新しい宿のスタートになりました。最初の宿は外国旅行者で予約の取れない状況になり、2件目は閉館、私は2件目の宿が居心地良く、いつまでもあるものだと思っていましたので、残念でした。何でもそうですが、いつまでも有るとは限らないということです。長い間、ありがとうございました。腰腹開発「臍下丹田」反った引けた腰を立てる、腰を入れる、腰を落とす4月の構造動作トレーニング・東京教室は、私のマニアックな動画を見て参加された方がいらっしゃいました。腰を立てる、腰を入れる、腰を落とすなどの姿勢や動作に興味があるとのことでした。スポーツや武道をやられている方は、このような腰の表現を見聞きしたことがあると思います。しかし、具体的な方法は示されることはなく、皆さん、漠然と「腰」というものをとらえているようです。構造動作トレーニングでは、具体的に骨格をとらえ、実感を重ねながら、「腰」をつくっていきます。その「腰」を備えた姿勢を完成させるには、それなりのトレーニングが必要ですが、その方向性を違えていなければ、姿勢や動作の質は向上していくはずです。Takahiroラボの時間は、スクワットをやりつづけました。参加者は、汗まみれになっていましたが、日頃の運動不足が解消でき、腰のくびれができ、スッとしたと喜んでいました。スクワットは、腰を立てる、腰を入れる、腰を落とす、ということができていれば、楽に動作をおこなえるはずです。股割り先週末からだろうか、体のメンティナンスで来院される方たちが、こぞって体調を崩されています。おそらく、日中と朝晩の寒暖差によって、体が冷えやすく、腰痛や体のこわばり感、不定愁訴などの症状を引き起こしているのではないかと思われます。体調を崩している時は、固有感覚の流れも乱れやすく、運動軸のズレや脊柱に変位があっても気づきにくいものです。これらをリセットすることで、体調は回復しやすい状態になります。また、いつも以上に、服の着脱をこまめにし、体温調節の管理に気を付けてください。腸腰筋(大腰筋)と仙骨の動きで重心を運ぶ構造動作トレーニングで取り組んでいる股割りは股関節の運動に腸腰筋が作用する状態にトレーニングしていきます。腸腰筋は、大腰筋と腸骨筋からなり、腰椎、仙骨、腸骨、大腿骨小転子に付着します。スポーツや武道をやられている方でしたら、大腰筋という筋肉の名前を聞いたことがあると思います。腸腰筋は体幹と下肢をつなぐ筋肉なので、円滑に動作をおこなう上で、正しく作用させたい筋肉です。私もこれまでに、腸腰筋をトレーニングする方法を探してきましたが、今のところ股割りが最も適していると実感しています。人の重心位置は仙骨付近にありますから、円滑に動作をおこなうためには、骨盤内を明確に作用させることができるようにしたいものです。股割りのトレーニングに集中していると、ついつい股関節、骨盤に集中してしまいがちですが、腸腰筋のアプローチに重要なのは、足関節までをとらえることです。足関節は、牧神の蹄で固有感覚を高め、足指・足の筋肉を体幹までつなげて作用できるようにしましょう。股割りで、どのレベルまで体を開発していくのか、段階には深さがありますが、構造動作トレーニングで方向性を違えていなければ、姿勢や動作の質は向上していくはずです。この日は、開脚ストレッチ、足抜きをやってこられた方が、股割りに挑戦しました。これまでに使ったことがない筋肉を作用させることに、苦戦されていました。それは、開脚前屈の動作に必要以上に筋肉を作用させてしまうことが原因です。筋力の余分を削ぎ落とし、腸腰筋と仙骨の動きで重心を運ぶことが出来るように、操作性をトレーニングしていってください。 深部感覚ペアワークお昼頃、道路わきの気温表示計が27度を示していました。先日は江東区の会場で突然の豪雨と雷、すると雹が混じり、しばらくすると、ぱっと青空になりました。気候が何かおかしな感じです。寒暖差で体調を崩さないように注意が必要ですね。骨で立つ動くために必要な固有感覚トレーニング骨格の役割は、体を支えること、内蔵を保護すること、です。この役割が、ちゃんとできている人は、世の中にどのくらいいるのでしょうか。少なくとも、私は、できなくなっていましたので、構造動作トレーニングに励んでいるわけです。20年前の脚の怪我がきっかけではじめたリハビリでしたが、今では固有感覚を見据えたトレーニングへと、トレーニングの質が向上してきました。固有感覚は無意識の体の中の感覚の流れですから、当時は、トレーニング効果の実感があったとしても、具体的に固有感覚というものを、目視できるものでもありませんでした。それも、十年単位の積み重ね、あるいは、継続は力なりといわれますが、見たくても見えなかったことが、見えるようになるのは不思議なことです。この場合、見るという漢字ではなくて、観るの漢字の方が適切なのかもしれません。固有感覚を観ることができるようになると、自分の体のパーツが、より理解できるようになります。そうなることで、骨格を扱えるようになるのです。骨で立つ。これは、意識を体に向けて骨で立とうとしても、無意識の感覚の流れを観ることができなければ、立てられません。具体的に骨が最も強度を発揮する位置(力学)を覚えることが必要だと思います。構造動作トレーニングでは、固有感覚を高めて、骨格の役割を備えるための方法として、深部感覚のペアワークをおこないます。趾骨、足根骨、脛骨、腓骨、大腿骨、骨盤、胸郭、上肢骨、頭蓋骨、の順に姿勢の中に骨格を配置していきます。姿勢の中に力学的に最も強度を発揮する骨格が備わることで、腸腰筋と仙骨で重心を運ぶためのトレーニングも理解できると思います。私は深部感覚のペアワークが好きです。トレーニングは自分の中に向き合うことですから、孤独なのですが、ペアワークはサポートがありますので、安定的に自分の中に向き合うことが出来るのです。足指トレーニング先日、10数年ぶりに金山孝之君と再会しました。ブログ:武術稽古探究・金山孝之彼には、私の最初の著書である「骨盤おこしで身体が目覚める」(春秋社)、DVD「股割りを極める」(BABジャパン)でモデルを務めてもらいました。当時、構造動作トレーニング・東京教室へ殺陣&剣術の稽古仲間たちと共に参加していました。その中でも、まだ剣術をはじめたばかりのようでしたが、真面目な性格と真摯にトレーニングに励む姿勢が印象的でした。現在は、剣術家・金山孝之として、殺陣&剣術スクールを開催されています。Gold Castle 殺陣&剣術スクールクラスは品川、戸塚、深川がありますので、興味がある方がいらっしゃいましたら、是非、ご参加ください!剣術家・金山孝之&接地力:運動とは重心を移動すること運動とは重心を移動すること。構造動作トレーニングでは、重心移動を円滑におこなえるようにするための体づくりをしています。まず、機能的な姿勢を安定し保持するための足づくりが欠かせません。機能的な姿勢とは、その姿勢が安定していて、強靭で、すぐさま次の動作へ移行できる姿勢です。動作において、この姿勢を円滑に運ぶための足は、感覚と運動の循環が良好でなくてはなりません。足作りのポイントは、固有感覚:牧神の蹄筋肉の作用・関節運動の方向・骨の配列:足指トレーニング固有感覚と運動器が機能する状態にすることです。足の骨格配列と関節運動を理解することが大切です。2022 年 4 月改訂、関節可動域表示ならびに測定法の修正がありました。今回の改訂での主な変更点は以下の通りである。 1. 足関節・足部における「外がえしと内がえし」および「回外と回内」の 定義 外がえしと内がえし:足関節・足部に関する前額面の運動で、足底が外 方を向く動きが外がえし、足底が内方を向く動きが内がえしである。 回外と回内:底屈,内転,内がえしからなる複合運動が回外、背屈,外 転,外がえしからなる複合運動が回内である。母趾・趾に関しては、前 額面における運動で、母趾・趾の軸を中心にして趾腹が内方を向く動き が回外、趾腹が外方を向く動きが回内である。 2. 足関節・足部に関する矢状面の運動の用語 背屈と底屈:足背への動きを背屈、足底への動きを底屈とし、屈曲と伸 展は使用しないこととする。ただし、母趾・趾に関しては、足底への動 きが屈曲、足背への動きが伸展である。 3. 足関節・足部の内転・外転運動の基本軸と移動軸 基本軸:第2中足骨長軸とする。オーバープロネーションの問題点。走行時に足関節が過剰に内側に回る(回内)ことにより、足関節が着地すると過剰に内側へ倒れ込むようになり、扁平足、外反母趾、鵞足炎、開帳足、シンスプリント、足底筋膜炎などを引き起こす原因になるいわれています。私は、オーバープロネーションになる理由を、足の感覚と運動の循環が良好な状態にないことが、足関節の過剰回内を引き起こすものと考えています。足を機能する状態にすることが必要です。第一趾末節骨の接地。第一趾末節骨は足のアーチ構造を形成するための要です。足の土台を安定させて、四肢と体幹をつなげて作用できるようにトレーニングをしていきましょう!構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 3/18-19 東京教室・構造動作トレーニング
    執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細3/18-19 東京教室・構造動作トレーニング3月の東京教室へ上京するための新幹線の乗車率は100%でした。東京駅のホームは外国人観光客で溢れかえり、なんだか慌ただしく、経済が回り始めているようです。この調子で私の股関節も滑らかに回転してほしいものです。股関節の可動域を広げていく段階では、股関節の運動に作用する筋肉を使えるようにしていかなければならないので、力を緩めてはいけません。かといって、力ませ、股関節の運動を止めてはいけません。開脚べたー股関節の運動に作用する筋肉を使えるようにする方法股関節の可動域を広げる、というと、脱力、ゆるめる、ほぐす、ふにゃふにゃ、ストレッチなど、思い浮かぶ表現は様々あると思います。構造動作トレーニングでおこなっている股割りの開脚前屈は、使える股関節の可動域を広げていきます。ですので、股関節の運動に作用する筋肉を使わなくてはいけませんので、筋力を出力するような表現が適当だと思います。それは開脚をして両方の踵で支えて、立ち上がることができる状態です。以前は開脚前屈をするときに力み過ぎて貧血状態になっていた参加者が、最近はコツを掴んだようで着実に股関節の可動域が拡大しています。力むことと股関節の運動に筋肉を作用させることは違います。そして、力を抜いたからといって、股関節の運動に作用する筋肉を使えるようにはなりません。股関節は、その運動に作用する筋肉が収縮をすることで可動します。股関節が、硬い、開脚できない、カチカチ、という段階は股関節の運動に作用する筋肉を収縮できていないのです。筋肉を正しく収縮させるためには、骨格配列を正し、起始停止部の揃った状態でなければなりません。正しい骨格の配列でのポジションを身に付け、効果的な股関節のトレーニングをおこなうことが大切です。 腰を立てる姿勢とは固有感覚を高めて腰を立てる方法同じ量の運動をしても、疲れやすい人と疲れにくい人がいます。これが、軽作業や、重労働だとしても、同じことがいえます。人によって、重労働をこなしたと思えぬくらい涼しい顔をしていたり、軽作業なのに疲労し体調を崩してしまうほどだったり、人それぞれです。この違いは、なにからくるのでしょうか?まず、体の状態には個人差があります。また、動作の方法にも個人差があります。ですから、軽作業であったとしても、誰もが同じような結果にはならないのです。構造動作トレーニングでは、体の中で感覚と運動の循環が低下しがちな部位を良好にし、基本動作を正確におこなえるようにしていきます。そこで得られた良好な体の状態と動作を基に、運動、軽作業、重労働に転換するとよいでしょう。体の中で感覚と運動の循環が低下しやすい部位は、手足末端だと思います。牧神の蹄を習慣にしている人でも、牧神の蹄の縁と末節骨がフィットしていないまま、ブロックの上に乗っているだけになりがちです。末節骨を可動させる各筋肉を理解し、感覚と運動の循環を良好にすることが大切です。基本動作を正確におこなえるようにするためには、骨格のポジションが安定していて、すぐさま次の動作へ移行できる姿勢でなければなりません。今回は「腰を立てる」ということをTakahiroラボでテーマにしましたが、ほとんどの参加者が、腰が立っている実感はえられるものの、その姿勢を保持することの難しさを経験しました。体の部分的なパーツを直そうとしても、骨格全体のポジションを正さなければ直らないのです。体の感覚と運動の循環を良好にし、基本動作を正確におこなえるようにし、それを、運動、軽作業、重労働に転換するのには、固有感覚が良好でなければなりません。そうでなけば、トレーニングでおこなった動作と、スポーツや仕事の動作が別々のままで、トレーニングの効果をだせません。深部感覚ペアワークを効果的に使って、固有感覚(位置覚、運動覚、重量覚)を高めることが必要です。足首が硬いと運動能力の低下を招く!?重心移動を円滑におこない動作をするためには、足関節の背屈と底屈を可動するときの運動方向が重要です。足関節の可動域が狭く、足首が硬い、という場合は、足関節の運動方向が反れていて正しくありません。構造動作トレーニングでは、足の固有感覚を高め、感覚と運動の循環を良好にし、足首を正しく使える状態にし、重心移動を円滑におこなえるようにトレーニングしていきます。足関節の背屈足関節の背屈は、前脛骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋、短趾伸筋、長短腓骨筋を作用させます。足関節の底屈足関節の底屈は、後脛骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋、ヒラメ筋、腓腹筋、長短腓骨筋、足底の筋を作用させます。運動方向足関節の運動方向が反れていている場合は、前脛骨筋や後脛骨筋が正しく作用しません。筋肉が作用していない足関節は、当然、可動域が狭くなりますから、足首が硬いということになるのではないでしょうか。牧神の蹄足の骨の配列、関節運動の方向、筋肉の作用などが、実感できない場合は、固有感覚が低下しています。牧神の蹄を使ってトレーニングするときは、末節骨とブロックをフィットできるようにしましょう。 構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 10/1 機能的な体づくりサロン
    上肢と体幹を連動させる体幹トレーニング、腕振りランニング動作10月の機能的な体づくりサロンは、archサンダルを履いて会場入りをしました。山本さんも、いかした紫色のパラコードのarchサンダルで登場。arch仲間が増えて嬉しいです!執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細牧神の蹄とarchサンダル私の場合、archサンダルと牧神の蹄を使った足の感覚トレーニングの相性は抜群です。足の感覚センサの感度を磨く、接地で感覚センサーを試す、というような感じです。はじめて牧神の蹄に触れる人は、未知なる世界だと思いますが、体の中の感覚が流れはじめると、ささやかな体の変化が興味深く、楽しくなってきます。牧神の蹄を4個並べて、ブロックの形に足を添わせます。そのとき、2個目のブロックは立方骨をとらえることがポイントです。arch(アーチ)サンダル「解剖学に基づく新感覚ワラーチ」裸足感覚足のMP関節足のMP関節は各趾節間関節の運動方向に添って可動域を増やしていきます。少ない可動範囲内では、足の力みの原因になりますので、少しでも可動範囲を稼ぐようにします。hip joint股関節の動きの感覚はありますか?大腿骨大転子に付着するミルフィーユ状の雑味を理解し、股関節の可動域が増すごとに、雑味が薄れていく過程を観察します。それは股関節の感覚と運動の循環を計る指標になりますので、感覚が薄い人は注意深く観察していてください。上肢と体幹の連動ランニングをされている方は、足ばかりでなく、上肢と体幹を連動させることを忘れないでください。足指に意識が通らないことで難しく感じている人も多いと思いますが、実際は手指から腕、肩甲帯、体幹といった、上肢と体幹の連動の方が数倍難しいと思います。指先の捻じれを取ることからはじめ、上肢骨が最も強度を発揮するポジションを身に付けていきます。上肢の捻じれを取って腕を振る腕の振り方を練習されているランナーの方が多いと思いますが、もともとの上肢の捻じれを取らないままでは、なかなか身に付いていかないと思います。体は上肢と体幹、下肢と体幹、四肢と体幹が連動する仕組みになっていますので、ランニング動作に限らず、どのような動作でも連動する状態が理想です。深部感覚ペアワーク今回おこなった、上肢と体幹を連動させるためのポジションは、ひとりでチャレンジするのは難しいと思いますので、できるだけペアワークの機会を大事にして体に覚え込ませるようにしてください。体幹トレーニング「四肢と体幹の連動」機能的な体づくりサロン毎月第1土曜日「機能的な体づくりサロン」では、手足末端の感覚を開通させ、体の関節の要である股関節の自由度を高めていきます!機能的な体づくりサロン・三重構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、人それぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必要な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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