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  • 9/17-18 構造動作トレーニング・東京教室
    9/17-18 構造動作トレーニング・東京教室毎月開催している構造動作トレーニング・東京教室は15年目になりました。構造動作トレーニングについては、これまでに執筆してきた書籍でも述べてきました。ですが、ひとそれぞれに体の状態が違いますから、文章では表せないことがたくさんあります。実際の講座の様子をレポートにしました。何か参考になりましたら幸いです。執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細Takahiro ラボ9月の構造動作トレーニング・東京教室「Takahiro ラボ」は股関節の内旋と外旋のトレーニングを実習しました。スクワットの動作で、しゃがむときに膝が内に入ると、膝の故障につながりやすいことから、膝が内に入らないようにスクワット動作をトレーニングします。すると、スクワット動作で膝が内に入らないことを意識するあまり、今度は膝が外に向いて、ガニ股スクワット動作になりがちです。では、どうして、しゃがむときに膝が内に入ってしまうのでしょうか?膝が内に入る?股関節の外旋と内旋のトレーニング膝が内に入ってしまう人は、股関節の外旋ができていない、と考える人が多いようです。しかし、膝が内に入るとは、股関節の内旋でしょうか?それとも、膝から下の内旋でしょうか?実は、そのほとんどは、膝から下の内旋です。そして、股関節の外旋も内旋もできていないことがほとんどなのです。膝が内に入る、膝が外に向いてガニ股、で動作をおこなっている人はトレーニング現場に限らず、スポーツ競技やクラシックバレエなど、様々な場面でみられます。これは、股関節の位置を把握できていないこと、下肢のアライメントを正しく配列した状態で動作ができていないことで、膝の故障につながりやすく、また円滑な動作をおこなうのに妨げになります。股関節の正しい外旋と内旋を身に付けることが大切です。股関節の内旋と外旋のテクニック股関節の内旋と外旋のテクニックを実習しました。しかし、あくまでもテクニックというのは股関節の内旋と外旋の軌道を経験するもので、身に付けるためには自身がトレーニングしなければいけませんので、その指標ということになります。股関節の動きを膝から下で代償して動作をしてしまっている人は、股関節の外旋と内旋の回旋運動がなく、外転と内転の運動感覚しかありません。いかにして、股関節の回旋運動を身に付けていくのかが、大切です。これまでにTakahiroラボでは、様々なテーマを取り上げてきましたが、今回のような基本的なテーマは、わかっているようで、実はよくわかっていなかった、ということがわかり、よかったと思います。参加された猫派さんのブログ・股関節の外旋も内旋もできていなかった話「膝が内に入っているよ」って、いろんな場所で散々注意されて来たらさ、(内旋しているんだな)(外旋ができていないんだな)(外旋しなきゃ外旋しなきゃ)って思うじゃないですか。でも、昨日の構造動作トレーニングで 「内旋っていうのは、こういうことよ」 先生が、私の股関節を内旋させた瞬間、 外旋「が」できていないんじゃない 内旋「も」できていなかった 私の股関節は、ピクリとも動いていなかった それがわかった。参加された猫派さんのブログ・股関節の外旋も内旋もできていなかった話所有感覚メソッド9月の構造動作トレーニング・東京教室 「所有感覚メソッド」は、骨、関節、筋肉の機能を連動させるための深部感覚の入力を実習しました。何かをしようと、体を動かすためには、筋肉の働きだけではなく、骨、関節、筋肉、神経、感覚などの体の各器官が総動員しなくてはなりません。体がやわらかすぎて、動作をするときに身体につながりを感じられない、体が硬すぎて動作を思うように出来ない、などの運動と感覚のアンバランスな体の状態は、体の各器官が連動していない証拠です。構造動作トレーニングは、体の各器官を連動させ、神経系統を構築し、動作を円滑におこなえるようにするためのトレーニングです。牧神の蹄(足の感覚トレーニング)今、体がどのような姿勢にあり、どこに重心が位置するのか、というのは、足の感覚センサーや深部感覚によって認識することができます。しかし、これらの感覚が鈍い状態では、体を管理できず、猫背のように姿勢を崩してしまい、動作を思い通りにおこなえない体になってしまいます。構造動作トレーニングでは足の感覚センサーを敏感にするために牧神の蹄を使って足の感覚トレーニングをおこないます。ブロック(牧神の蹄)を4つ並べて、それに足を添わせるのですが、足の感覚センサーが鈍い場合は、牧神の蹄に足を添わせて立っているだけで、足が痛い、足が気持ち悪いなどの不快感があります。これでは正常な動作ができませんので、足指トレーニングをあわせておこない、足の感覚と運動の循環を良好にすることが大切です。手指トレーニング手指については、足に比べ感覚が敏感で、多様な運動が可能です。そのために、トレーニング内容も足に比べ多いのですが、特に長母指屈筋を作用する状態にしておくことが大切です。肩が挙がっている、巻いている場合は、手指末端の感覚と運動の循環を良好にすることが大切です。骨で立つ、深部感覚ペアワーク姿勢は、強く、安定していて、直ちに次の動作へ移ることができる機能的肢位を求めます。これは、体の中に骨格を入れた状態で、体を支えることができる姿勢です。いわゆる、骨で立つということですが、これを意識だけでおこなうのは至難の業です。構造動作トレーニングでは、骨指標を基に、各骨の形状から力学的に、その骨が最も強度を発揮する骨の位置を求めます。骨で立てているかどうかは、手応えでわかるようにします。動作をおこなうときは、骨で身体を支え、筋肉で体の各部を調節し、関節で重心を運びます。深部感覚は体の中の無意識の感覚の流れです。この感覚は運動を調整する大切な役割があります。骨で立てているかどうかの、手応えは、皮膚感覚の触圧覚や深部感覚が敏感になることでわかるようになります。骨で立つ、というのは機能的な姿勢を上手く表現していると思います。その姿勢は、体でバランスを取りますので、不安定にも安定しているようにも感じることができます。それでいて、体には芯が通り、次の一歩が、いつでも出せる状態にあります。是非、参加された方は体の各器官を総動員して、骨で立つ感覚を覚醒させてください。股割り9月の構造動作トレーニング・東京教室 「股割り」は、 四肢と体幹を連動させ、股関節の回転力を高めるための実習をしました。股割りというと、開脚前屈をするために股関節の柔軟性が必要だと考え、股関節付近へのアプローチに集中しがちです。しかし、股関節が可動する仕組みは、四肢と体幹が連動することで、股関節の円滑な運動が可能になります。構造動作理論に基づく股割りは、スポーツ競技の動作ばかりでなく、実践で使える股関節をトレーニングします。特に股関節の回転力には、外旋と内旋の運動が欠かせません。股割りは股関節の外旋が苦手な人に効果的なトレーニングです。足指トレーニング四肢と体幹を連動させるためには、深部感覚が欠かせません。深部感覚トレーニングから股割りトレーニングの流れが効果的です。牧神の蹄を使った足の感覚トレーニング、足指トレーニングで足の運動と感覚の循環を良好にし、股関節の回転力が上がる条件をクリアしていきます。上肢と体幹四肢と体幹が連動するには、上肢と体幹、下肢と体幹、上肢と下肢がそれぞれ連動しなければなりません。上肢と体幹の連動には、構造動作トレーニングの基本ポーズを入念におさらいしました。股関節の外旋と内旋には、肩関節の外旋と内旋が連動しなければなりません。股関節の外旋が苦手な人は、基本ポーズをしっかり身に付けてください。サポート付き股割りトレーニング東京教室ならではのサポート付きの股割りトレーニングは、一人稽古で味わえない効果的なトレーニングです。開脚前屈をするときに、体幹をキープできず背中が丸まってしまう、足をキープできず膝が前に倒れてしまう、これでは股関節のトレーニングになりません。これは、自分には何ができていて、何ができていないのかを知るきっかけになると思います。マウント富士のポーズマウント富士のポーズは、構造動作トレーニングの基本ポーズの応用になります。股関節の外旋が苦手な人は、上肢と体幹と下肢がつながりません。上方と前方の矢印の間のベクトルに腕を差し出していきますが、そのときに体をまとめる感覚を身に付けることが大切です。股関節のチェック股割りトレーニングでは、常に股関節の状況をチェックします。自分がおこなったトレーニングで、何がよかったか、何が悪かったのか、それらを見直すことで、自分にとって、よいことがわかり、効果的にトレーニングをおこなうことができるようになります。構造動作入門9月の構造動作トレーニング・東京教室「構造動作入門」は、神経系統を構築し、円滑な動作をおこなえるようにするために必要な、骨指標、足指の感覚と運動、骨格の役割、深部感覚などのトレーニングの基本的な実習をおこないました。普段、体を動かしているスポーツ選手でも体のすべての機能がフル稼働している人はほとんどいないと思います。そのために、稼働していない機能を、何かで補うようにして動いているわけですが、その代償が体の不具合や故障、動作の違和感、として現れます。実際、自身の股関節の位置を示してもらっても、感覚と運動が一致している人は少なく、不明瞭な体の状態で動作をしている感じです。鼻緒のない下駄足の感覚トレーニングで牧神の蹄というブロックに足の指を添わせるのですが、簡単にできそうなことが、驚くほど難しいのです。ブロックを4つならべて、それに足を添わせて立っているだけで、ブロックと足の接触部分が痛くなるほど、足の機能が低下しています。もともと牧神の蹄は鼻緒のない下駄としてトレーニングをはじめたのですが、ブロックの形に足を添わせることからリハビリが必要でした。接地衝撃を緩和する足は適切に接地できるにしたい。これは接地衝撃を緩和し、体にダメージを蓄積しないために必要です。また、足は重心位置のセンサーになりますので、自分の姿勢を管理できる状態にしておきたいのです。股関節足を動かすには、股関節が可動する状態にしておきたいです。股関節が可動する条件は、四肢と体幹が連動する状態が必要です。自分の四肢の状態がどのような状態なのか、把握できている人は少ないと思います。四肢と体幹がどのような状態なのか、把握しておきたいです。深部感覚ペアワーク深部感覚ペアワークでは、重さを借りる側、重さを貸す側でペアになります。重さを借りる側は、骨が力学的に最も強度を発揮する位置を手応えで認識します。重さを貸す側は、骨の形状を理解し、相手の骨格に合わせることが大切です。姿勢に骨格を入れて立つと、かなり前重心に感じるほど、普段が後重心で動作をしている人が多いです。私たちは重力の環境下にいますから、重力に抗って動作をしていては体が耐え切れません。普段、スポーツをしていても、動かせない、動かない、体の機能がたくさんあります。重力に添って動作ができる体づくりをしていきたいと思います。構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 8/6 機能的な体づくりサロン
    8/6 機能的な体づくりサロン8/6機能的な体づくりサロンは、足と骨盤のarch(アーチ)構造をつくるワークをおこないました。執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細アーチサンダル仲間、足と骨盤のarch(アーチ)構造をつくる牧神の蹄で足の感覚トレーニング牧神の蹄を使って、足の感覚を養います。足首は背屈と底屈の両方で足の巧緻性を高めると効果的です。足の握り込みさらに、足指の可動域を高めていきます。足指に自重をかける方法は、足の趾節間関節の運動方向を理解し、無理のないようにおこなってください。骨で立つ脛の骨の長軸方向を理解します。骨盤のアーチ構造具体的に骨で立つ、ということを経験し、骨を意識できるようにします。接地衝撃を緩和する体の仕組みには、足と骨盤のアーチ構造があります。骨盤のアーチ構造が機能する位置を理解し、経験します。ランニングの股割りトレーニング床に座るときの、骨盤の位置は、トライアングルベース(坐骨結節と恥骨の三角形)が床に接触する位置です。ランニング中に太もも(大腿四頭筋、腸脛靭帯)が張りやすい場合は、骨盤が後傾気味になっていることが考えられます。骨盤と股関節を理解し、姿勢を見直してみてはいかがでしょうか。arch(アーチ)サンダルarch(アーチ)サンダル「解剖学に基づく新感覚ワラーチ」裸足感覚アーチサンダルづくり機能的な体づくりを終えて、ナカケンさんが、アーチサンダルをつくりました。参加された方たちも、興味津々です。アーチサンダル仲間また、一人、アーチサンダル仲間が増えました!京都の鶴山さんです。アーチサンダルの感想を楽しみにしています。アーチサンダル職人のナカケンさんです!これから、アーチサンダル作りで忙しくなりそうです。また、職場に姿勢部なるものができたそうで、顧問に就任されたそうです。裸足に職人、顧問と多彩ですね。【動」】arch(アーチ)サンダルarch(アーチ)サンダル「解剖学に基づく新感覚ワラーチ」裸足感覚機能的な体づくりサロン毎月第1土曜日「機能的な体づくりサロン」では、手足末端の感覚を開通させ、体の関節の要である股関節の自由度を高めていきます!機能的な体づくりサロン・三重構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、人それぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必要な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 7/16-17 構造動作トレーニング・東京教室
    7/16-17 構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・東京教室は、この7月で15年目になりました。はじまりは2007年の7月に中央区で「骨盤おこし」セミナーを開催しました。世話役の動作術・中島章夫先生のおかげで、毎月上京し、参加者の皆さんに「構造動作トレーニング」をお伝えすることができます。今後ともよろしくお願いします!執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細姿勢の緊張を解く「力の抜き方」機能的な動作を身に付ける7月の構造動作トレーニング・東京教室「Takahiroラボ」は、「力を抜く」ということを検証し、実習をしました。「力を抜く」とは?ダンスジャルダン中井理惠先生から月刊ダンスビュウ8月号のコラム「中井理惠のアルーナス組のダンスを体現するために#25 力を抜くとは?(その2)」の解説をしてもらいました。しなやか、優雅、美しい動作ワールドクラスの選手の動作は、しなやか、優雅、美しい、など様々な言葉で表現されます。トップコーチャーが、一般の選手の動作をみると、それに比べ余分な力が動作の妨げになっているようです。これは技術だけの問題ではないようです。ワールドクラスの選手はあきらかに立ち姿から美しい、要は動作を生み出す姿勢が一般の選手よりも機能的だということがいえます。一般の選手は、力を抜くことで動作の改善を計ろうとしますが、それが上手く人もいれば、そうでない人もいます。そうでない人は、機能的な姿勢を見直す必要があります。ワールドクラスの機能的な姿勢は、滑らかな動作を生み出します。それは感覚と運動の循環が良好な状態にあるからです。片や一般の選手の姿勢は感覚と運動の循環が良好な状態ではありません。その姿勢には、動かない筋肉や関節がたくさんあるのです。ですから余分な力を抜くために努力をしたとしても、動かない筋肉や関節の代償をして余分に力を入れているかもしれませんので、感覚と運動の循環が良好な状態になることはないのです。力を抜くための努力はしない機能的な姿勢をつくるためのトレーニングは、感覚と運動の循環が良好な状態になる骨格位置を求めます。そして、各関節の運動方向を揃え、筋肉の収縮率を上げていきます。動かない筋肉や関節は、関節の運動方向を見失い、筋肉を収縮することができません。体の骨格は深部感覚で保持することができます。姿勢が崩れやすい、姿勢が崩れている場合は深部感覚が低下しています。骨格の安定感を指標に深部感覚を高め、関節と筋肉にアプローチしやすい状態をつくることが大切です。構造動作トレーニングでは、力を抜くための努力はしません。それよりも、動かない筋肉や関節を代償して余分な力が入らない機能的な姿勢をトレーニングします。動かない筋肉や関節は、硬く感じられますので、マッサージをしてやわらかくすればよいと考えがちです。なぜ、それらの筋肉や関節が硬く感じられるのか。その原因にアプローチしなければ動かないものが動くようにはなりません。その原因にアプローチせずに、硬い部分をゆるめたり、ほぐしたりしていると、感覚と運動の悪循環を招きかねません。注意が必要です。運動は重心が移動することです。骨格、関節、筋肉、それぞれの役割を明確にし、効率よくトレーニングに励んでください。重力に逆らわない姿勢「深部感覚トレーニング」体を認識する方法7月の構造動作トレーニング・東京教室「所有感覚メソッド」は重力を正しく受けるための深部感覚トレーニングを実習しました。トレーニングの目的は滑らかな動作を生み出すための重力に逆らわない自然な姿勢を身に付けることです。体を認識する感覚深部感覚は体を認識する感覚です。もし、この感覚が鈍かったら体の各パーツのつながりが途切れていることにも気づかず、また体に無理をかけていることにも気づかないでしょう。体がダルイ、重い、痛いという感覚は、何かを感知して自分に知らせている。その何かを感知するすべが深部感覚なのです。深部感覚を研ぎ澄まし、体の声を受け取ることで体に新たな変化が生まれてきます。手のそれぞれの指を末端、外側、内側、爪の部分に分けてとらえます。その中で指先の末端を確認します。指先の中には、末節骨という骨があります。この骨の末端が指先の末端です。手は日常的に使っているという思い込みから、特に軽く考えてしまいがちなパーツです。トレーニングでは、手の平の細かな筋肉まで、丁寧に機能回復をしていくことが大切です。足のアーチ構造足は、体を安定して支持することができ、動作の際に生じる接地衝撃をやわらげることができる状態が正常です。一般には母趾球、小趾球、踵の3点で体を支持するといわれますが、5本の指先と踵を支点にアーチ構造を備えた方が、感覚と運動、さらに強靱な支持性を備えられます。足の指からすねの骨までを、すべての関節でつなげ、地面からの衝撃をやわらげ、体を安定して支持することができるように、アーチをつくることが大切です。牧神の蹄牧神の蹄(足の感覚トレーニングブロック)に足の指をそわせるには、小指、薬指からそわせ、第4-5趾骨・中足骨、立方骨、踵骨のラインを安定させることを優先します。各パーツのトレーニングから牧神の蹄を使って手足の末端をつなげるトレーニングをおこなっていきます。深部感覚ペアワーク深部感覚のペアワークは、パートナーから重さをかりることで、骨の安定感、骨の丈夫な感覚がわかりやすくなります。深部感覚トレーニングで姿勢の中に骨格を入れ、重力に逆らわない自然な姿勢を身に付けていきます。そして、正しい動作をトレーニングしていくことが大切です。股関節が硬い?開脚ができない?「股割り」で神経系統を構築する7月の構造動作トレーニング・東京教室「股割りチャレンジ」は、スクワット、股関節屈曲運動、股割りの順で股関節を練り、足腰の動きを良好にした。構造動作理論に基づく股割構造動作理論に基づく股割りは、動作を円滑におこなえるように訓練する。これは、私が20年前に股割りをはじめて間もないときに、それが訳も分からないまま股裂きをやってしまったことが原因で筋を切って歩けなくなった経験から解剖学を基にして構築したのが、現在の股割りトレーニングだ。開脚ができない、骨盤が後傾していて骨盤を立てれない、など体が硬い人というのは、股割り動作を行うための神経系統ができあがってないため、細かな筋肉や関節のコントロールができない。神経系統を構築して開脚や骨盤のコントロールをできるようにしていかなければならないが、一般の方は知識や経験がないため私のように股裂きをして失敗してしまう。また硬い体に対して原因がわからないままに、マッサージやストレッチをして体のつながりを分断してしまう。開脚180度前屈ができる体のやわらかい人たちでも股関節の感覚がないために苦労している。これは股割り動作を行うために必要な神経系統ができあがっていない。まずは股関節の位置覚からトレーニングをしていくことが大切だ。牧神の蹄股割りトレーニングは牧神の蹄を4個使って足の感覚トレーニングからはじめる。これは足の末端まで神経系統を張り巡らせたいからだ。股関節の屈曲運動股関節の屈曲運動は、股関節を自覚したい。はじめてトレーニングされる方たちは、体幹を前屈さえすれば股関節の屈曲運動をしているつもりになるが、実際には腰椎椎間関節の運動をしていることがほとんどだ。股関節の屈曲運動をすようとすると、股関節に集中してしまいがちだが、足の接地、体幹のキープ、体全体でおこなう運動だということを理解したい。股割り同様に股割りトレーニングも体全体でおこなう運動だということを理解したい。股割り動作において神経系統を構築していくためには、細かな筋肉や関節へのアプローチが必要だ。体の中の感覚と運動の循環を観ることができるようにしていきたい。体の機能を正常にするトレーニング「構造動作」自分の体の操作術7月の構造動作トレーニング・東京教室「足指先から頭まで、快適動作のための構造動作トレーニング入門」は、体をまとめあげる実習をした。参加者の2人が構造動作トレーニングに参加する理由について、自分の体を思うように操作できないから、できるようにするため、と話してくれた。自分の体を思うがままに操作する自分の体を思うように操作できる人というのは、体の機能が正常に働いている。そうでない場合は、体の機能が正常に働いていないことが考えられる。構造動作トレーニングでは、各パーツの感覚と運動の循環を良好にすることで、体の機能を正常する。簡単にいうと、できていないことを、できるようにしていくトレーニングなので、できないことを、できるようにしていかなければ、体の機能は正常にならない。そうしなけれは、自分の体を思うように操作できるようにならないのだ。構造動作トレーニングは、魔法をかけて奇跡がおこるようなトレーニングではない、現状を踏まえ着実に身につけていかなければならないトレーニングなのだ。牧神の蹄牧神の蹄を4つ使った足の感覚トレーニングは、足をブロックにそわせる感覚UPから発展してブロックをつかんでブロックにつむことをおこなった。足の感覚とバランス感覚を有するので、椅子の背などを持っておこなうことで体が安定し、ブロックに集中しやすくなる。スクワットスクワットは、深くしゃがんだときにお尻が落ちないようにしたい。深くしゃがんだときに踵が浮いたり、お尻が落ちて背中が丸くなるのはNG。これらをキープできる範囲で正確なスクワット動作をこころがけたい。プッシュアッププッシュアップは床を押して体幹を高い位置に移動させる。その際に前腕と上腕の骨の長軸方向をとらえるようにしたい。深部感覚は体を認識する感覚股関節を屈曲するときに大腰筋が作用する状態にトレーニングをしたい。自分の体のバランスを自らが認識できるようにしたい。深部感覚は体を認識する感覚。もし、この感覚が鈍かったら体の各パーツのつながりが途切れていることにも気づかず、また体に無理をかけていることにも気づかない。体がダルイ、重い、痛いという感覚は、何かを感知して自分に知らせている。その何かを感知するすべが深部感覚なのだ。深部感覚を研ぎ澄まし、体の声を受け取ることで体に新たな変化をもたらしたい。【東京教室】構造動作トレーニング「正しい動作を身に付ける」構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI 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