股関節パーフェクトトレーニング

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  • 8/19-20 構造動作トレーニング・東京教室
    体の不均等の均等化を図る執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細TAKAHIROラボ8月の構造動作トレーニング・東京教室は、TAKAHIROラボで体を緩めるとは何か?という参加者の質問からはじまりました。体に緊張があると、動き辛くなる。ストレスや体の使い方の癖などで体が緊張する、と考え体を緩めるために試行錯誤しているそうです。普通は、痛み、違和感、動き辛さなど感覚のままに、体の緊張感を緩めようとします。しかし、体の緊張が緩和されても、再び繰り返される緊張は、体を緩めても、緩めても、終わりがありません。体の緊張は表層で感じられるものが多く、深層で起きていることを、自分ではなかなか感じることができません。これは、背骨などの骨格、関節運動の方向、筋肉の作用、固有感覚などが、無意識のレベルで偏り、捻れ、ズレ、などを作っているからです。自分の癖がわかっていても、なかなか修正できないのは、深層にある無意識のレベルに手が届かないことがあります。ということで、参加者の体の不均等を確認しました。これは、自分で気付き得ない、私が施術で見ている項目なので、言われてみて納得すること、言われても感覚が追い付かないことがありますが、体の緊張の根本にあることなのです。構造動作トレーニングでは、根本の均等化を図ることを目的にしています。ですから、骨格、関節、筋肉、感覚、それらを統合して神経系統を構築していくのです。所有感覚メソッド所有感覚メソッドでは、10日前に治療院にパーソナルトレーニングを受けに来院された方が参加されていました。パーソナルトレーニングでは運動軸をそろえ、中心運動軸を確保してからトレーニングをします。この中心運動軸が10日経っても確保できていました。運動軸は、手足背骨の軸があります。この3つの軸がそろっていれば、中心をとらえることができます。これは、例えば、背骨の運動軸をそろえるのに、骨格、関節、筋肉、感覚を統合しなければなりません、そのとき固有感覚という、自分を所有する感覚が必要です。整体やカイロプラクティックを受けて、体が楽になっても、すぐに元通りに戻ってしまう、という場合は、固有感覚が薄いと考えられます。股割り神経系統を構築していくのには、運動、動作を見直していきます。運動とは重心の移動です。スクワットや股割りなどの基本的な運動が動作を見直すのに適しています。運動には円滑な重心移動をおこなうための仕組みがあります。それは前方向の矢印と上方向の矢印の間のベクトルが保たれることで円滑な重心移動をおこなうことができます。具体的にベクトルの方向へ体を運ぶことができるようになると股関節の可動域が拡大し、それを実感することができます。ベクトルはイメージだけでなく、体の中からベクトルを生み出す力をつけることが必要です。股割りやスクワットは身体の均等化を図るのに優れたトレーニングだと思います。構造動作トレーニング入門人それぞれの体の使い方があります。自分の姿勢や動作の仕方が気になって、よくないなぁ、と思う体の使い方を癖といったりします。癖を直すには、体の使い方を直すことが、まず思い浮かびますが、それではなかなか直りません。それは癖の中の運動が見直されないままでは、重心移動が円滑におこなえないからです。さらに運動を起こすには、体の均等化が必要です。癖が直らない場合は、体の不均等で運動が成立しにくい状況にあることが多いです。体の使い方を見直すのには、もっと体の中に目を向けることが大切です。重心は骨格の位置により決定されます。骨は力学的に最も強度を発揮する位置を身に付けます。歳をとると骨が脆くなって骨折しやすい、といわれていますが、骨格の位置が大きく影響していると考えます。深部感覚のペアワークは重心を共有し、姿勢づくりに優れたトレーニングです。構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 7/15-16 構造動作トレーニング・東京教室
    中心運動軸でハイパフォーマンスを獲得する執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細7月の構造動作トレーニング・東京教室、主催者であり世話役の動作術・中島章夫先生とも長い付き合いになりました。私は口が悪く、マナー知らずなので、悪気はないのですが失礼な態度や失言があり妻には注意を受けるのですが、「中村先生はそのままでいいんです」とおっしゃっていただき、私が安心して楽しく講座ができる環境を与えて下さるお蔭で、私は常にアップデートすることができ、構造動作トレーニングはより質の高いものになりました。最新理論を常に講座の参加者の皆さまに、お伝えすることができ、ありがたい限りです。健康維持もしたいし、健康促進もしたい、ハイパフォーマンスを獲得したい、とても欲張りな考えのもとに成り立っている理論ですが、きっちりトレーニングをしさえすれば、それは現実に手に入れることができると確信があります。中島章夫先生、参加者の皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。中心運動軸私の治療院でパーソナルトレーニングを受けている人は中心運動軸が通った体の状態を経験します。これは、単に体を真っ直ぐにするということだけではなく、具体的に体の可動域が自身のフル可動域になっている状態です。ストレッチで筋肉を伸ばして、体の柔軟性を高めた状態とは異なる、実践的な体の可動域です。中心運動軸は、上肢、下肢、脊柱の運動軸をそろえ、中心を捉えた運動軸です。中心運動軸を体に通すためには、骨格、筋肉、関節、感覚の循環を良好にし、神経系統を構築する必要があります。骨格、筋肉、関節、感覚を好循環にするには、固有感覚という体の中の無意識の感覚の流れを良好な状態にします。神経系統を構築するには、重心移動を円滑におこなえるようにして、感覚と運動の循環を良好にすることで、神経系統が構築されます。中心運動軸が体に通った状態は、具体的に股関節の可動域が拡大し、動作を円滑におこなうことができるようになります。牧神の蹄牧神の蹄は足指の感覚と運動の循環を良好にし、神経系統を構築するための礎になります。足指の握り込み・足関節底背屈足指の握り込み、足関節の底背屈は、円滑な重心移動で体を運ぶのに、より精度の高い足が求められます。手指足の指も手の指も、上肢と下肢の運動軸をそろえるのに、正常に機能する状態にしておきたいのです。骨の力学的な強度骨は力学的に最も強度を発揮するポジションを身に付けます。骨格の安定と強度とともに、筋肉の起始停止部をそろえ、関節運動で正常に筋肉が作用する状態にしておきたいからです。重心の自由度骨格の安定と強度は、重心の自由度を解放します。体の硬い人とストレッチ体の硬い人というのは、運動軸がそろっていない状態で、重心が固定されているのです。ストレッチをしても、運動軸はそろいません。過度なストレッチは運動軸を崩し、重心を根深く固定してしまいます。重心の共有運動軸がそろいだすと、重心の共有ができます。重心が固定されていては、共有できる状態ではありません。中心運動軸は、重心の自由度を解放します。原理原則ベクトル自然科学には、原理原則があります。中心軸を体に通すためのベクトルが指標であり続けます。けい子さんそんな感じで、くつろぐけい子さん、良いお顔(笑 また、飲みに行きましょうね。股割りTAKE OFF股割りはストレッチをしません。体が硬い人たちは、重心を前方へ移動させて、TAKE OFF !体がやわらかい人たちは、関節運動で筋肉が作用する状態にしていきます。皆さん、しっかりトレーニング効果を出せていて、偉いです!股割り教室指導風景構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 6/17-18 構造動作トレーニング・東京教室
    驚き!股関節の柔軟性に年齢制限なし執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細6月の構造動作トレーニング・東京教室6月の構造動作トレーニング・東京教室で、とても驚いたことがありました。宿泊先の女将の健康相談を受ける、一方で、私の母と同年代の女性が股割りの開脚前屈動作から股関節を外旋から内旋に切り返すロールオーバーをやってのけたのです。ご本人からは、絶対に年齢はいわないでね、と釘を刺されているので、正確な年齢を言えないのが残念ですが、私にとっては本当に驚きでした。股関節の外旋から内旋の切り返しをする股割りのロールオーバーというのは、一般的な開脚ストレッチの足抜きと違って、とても難しいのです。それを私の母と同年代の女性ができるとは思ってもみなかったことです。あらためて、身体操作というのは年齢だけでは計りきれないのだと思い知らされました。Takahiroラボ一コマ目、Takahiroラボは、講師の今の関心ごとや、参加者の質問を素材にすすめていく学びの場ですので、私が関心のある「体幹」を、前回、前々回に引き続き、スクワットトレーニングを用いて探っていきいました。また、継続参加者から、「腹」について提案がありましたので、膝立ちからの正座動作における「体幹」をおこないました。動作をおこなう際は、内臓のスペースを確保した「腹」が必要です。そうでなければ、腰や内臓に負担がかかり、腰痛や鼠径ヘルニアの原因になります。膝立ちからの正座動作の「体幹」は、肘から先、膝から先をきちんと使えるようにして、「腹」を充実させましょう。所有感覚メソッド二コマ目、所有感覚メソッドは、股関節の回転力をアップさせるための「腹」に注目して深部感覚(固有感覚)トレーニングをおこないました。腸が疲労していたり、腸の位置が定まっていないと、股関節の運動の妨げになります。股関節の回転力をアップするためには「腹」を充実させることが必要です。牧神の蹄を使って足指の感覚にスイッチを入れ、足指と足関節の運動方向を揃え、脛・大腿骨・骨盤の骨の強度を実感します。そして、「腹」の土台が準備できたのを見計らい、「腹」の深部感覚(固有感覚)トレーニングをおこないます。骨盤が後傾していると腸が骨盤内で詰まってしまいます。骨盤と胸郭を分け、そこにある内臓の重さを実感しました。これらの感覚が明確になると股関節はビックリするほど軽くなります。股割りチャレンジ三コマ目、股割りチャレンジは、全身の筋肉をつなげて股関節の回転力をトレーニングしました。参加者の方たちは活発にチャレンジしていました。股割りは、体が硬いとかやわらかいに関係なく、老若男女だれでもチャレンジできるところに醍醐味があります。先月、果敢にチャレンジしていた稲垣さんは、この一か月で見違えるほどの股割りを披露しました。トレーニングは量も大事ですが、質はもっと大事なのだと改めて実感させられました。股割りロールオーバー股割りのステップ1に「浮き上がる」というのがあります。今回、私が驚いたできごとは、この「浮き上がる」からはじまりました。女性が、私に、「先生、お尻を浮かせるって、どういうことなの?」と聞いてきたので、マウント富士のポーズから私が女性の腕をサポートして重心の軌道を誘導しました。すると、女性のお尻が浮き上がったところで、「この人、体がつながってる、凄い」と思い、まだ重心の軌道が途絶えなかったので、股関節の切り返しポイントを越えてみたのです。すると股関節が綺麗に外旋から内旋に切り替わりロールオーバーしたのです。股関節の柔軟性に年齢制限なし!勉強になりました。稲垣さんと女性には二コマ目の「腹」の深部感覚(固有感覚)トレーニングが効果的だったのかもしれません。足指先から頭までのトレーニング四コマ目、足指先から頭までのトレーニングは、深部感覚(固有感覚)ペアワークで体の中の骨格位置を整えます。この日は、腰痛や肩痛で可動制限のある方が参加されていましたが、トレーニング終了後には、綺麗に可動域制限が解除されていました。この整った骨格位置を維持するためには、深部感覚(固有感覚)を高めて身に付けていかなければなりません。そうでなければ、今まで通りの骨格位置に戻りますので、良い感覚を重ね実体に変えていくことが大切です。肩関節の可動制限がある方に、簡単な可動域のチェックをしながら講座をすすめました。牧神の蹄を使った感覚トレーニング後、足指・足関節のトレーニング後、深部感覚(固有感覚)ペアワークの大腿骨・骨盤・胸郭・頭蓋骨のそれぞれの後、でチェックをしました。はじまりの牧神の蹄を使った後は、側方拳上100度くらいでしたが、進めるうち、体幹の回旋や側屈などの可動域が少し広がってき、最終的には側方拳上95度から180度まで可動域の変化を確認しました。ペアワークは一人ではできませんが、自己管理をするなら骨格位置を定位置に収め、足指の感覚トレーニングを行うのが効果的です。高齢者の痛みやしびれ症状私が東京で宿泊している宿の女将から健康相談を受けました。領収書に書く宛名に、「えにし治療院」と答えたことからそのような展開になったのでした。年齢は80代、手の痺れ、首肩腰足の痛み、体の重だるさ、頭痛、めまい、心臓弁膜症、立ち上がりや歩行が痛みで思うように動けない、食いしばりで入れ歯がすぐに壊れる、などの症状で病院に通院されているそうです。複数の病院で手術をし、その経過、リハビリの状況、薬の副作用など事細かに、女将は朝のチェックアウトの時間から1時間近く話し続けました。最後に、女将は私に、今のリハビリを続けていけば治りますか?と聞きました。それは担当の医師に伺うことなので、私には答えようがありません。このような1時間分の思いを医師に伝えることは難しいことなのでしょうか。ただ立ち上がり動作があまりにも大変そうだったので、痛みのない重心移動の軌道へ誘導してあげました。女将は痛みなくふわっと立ち上がることができたので驚いていました。症状を複数ならべると大変なことのように感じますが、基本的な動作に注目すると日常生活動作を正しくおこなうことで改善されることはたくさんあるのだと思います。私は治療を頼まれたわけではありませんので、それ以上のことはしませんでしたが、普段気を付けた方がよいことを簡単に伝えました。そして、それを実際行うかは本人次第です。私は80代でも軽快に動いて活動している人たちをみていますので、辛い痛みや痺れの症状が、年齢のせいばかりだとは思いません。気持ちが老いてゆくことが、体を弱く老いさせているような気がしています。構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 5/20-21 構造動作トレーニング・東京教室
    執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細スクワット、真下にしゃがめますか?五月の構造動作トレーニング・東京教室「TAKAHIROラボ」は、前回に続きスクワット動作のポジションと重心移動の軌道をトレーニングしました。構造動作トレーニングのスクワット動作は、真下にしゃがみます。真下にしゃがむ、というのは、当たり前のことのように思いますが、実際は後ろに引く起動でしゃがむ癖の人が多くいます。スクワットとあわせて、肩関節の外旋運動をおこないましたが、この運動も肩関節を外旋しているつもりで、肘から下の回外運動にとどまっている参加者が多くいました。肩関節の外旋は、棘下筋、小円筋が作用しなければなりません。できているつもりでも、できていないことが、多いので基本運動を見直すことが大切です。 スクワット動作で、真下にしゃがむためには、足関節、膝関節、股関節が、ジャッキのように均等に屈曲しなければなりません。股関節や足関節の可動域が狭い状態では、屈曲角度が足りず軌道がずれ、真下にしゃがむことができません。スクワットは、世界で最も運動効果の高いトレーニングとして認知されています、普通に真下へしゃがめるようにしたいものです。手指のDIP、PIP関節を綺麗に屈曲できますか? 五月の構造動作トレーニング・東京教室「所有感覚メソッド」は、手足末端から体を整えました。牧神の蹄に足の指を合わせます。これは、とてもシンプルな感覚なのですが、初めての参加者にとっては、初体験、とても難しかったようです。この感覚には、個人差があります。初めて牧神の蹄に触れて、すぐに馴染む人もいますが、大概は途方にくれてしまうほど、足の指の感覚が鈍くなっている人が多いです。神経でいえば、腰仙神経叢の末端が思い通りにならない状態です。このような状態では、接地衝撃を上手く緩和することができず、動作をおこなう度にダメージを体に蓄積するようなものです。腰痛や膝痛などの故障は、このようなダメージの蓄積が、原因にあるかもしれません。感覚と運動の循環は良好な状態に保ちたいものです。足指の関節は、MP関節から曲げ伸ばしできるようにしましょう。手指は、足指にくらべもっと難しいかもしれません。手は足にくらべ、器用に使えてしまうので、指を使うことくらい誰でもできるものと思い込んでいます。しかし、DIP、PIP関節を屈曲することができない人がほとんどです。できない人にとっては、本当にできない、難しいことなのです。手指は、腕、肩甲骨とつながり、四肢と体幹の連動に大きく買関わります。肩関節、胸鎖関節のコントロールが思うようにならない場合は、手指から見直してみましょう。腹腰をつくってMATAWARI動作を発動する臍下丹田SNSで片麻痺になって思うように動作ができなくなった方からコメントを頂き、私もふと過去に末梢神経麻痺で歩けなくなって、思い通りにならないことで絶望的な日々を過ごしていた記憶が思い出されました。病気の発症当初は、右脚が動かなくてもできる、股割りを四六時中やっていました。絶望から突破するための糸口を見つけるために、必死でもがいていたのだと思います。その経験は大きく活かされ、体というものの不思議、メカニズムをより深く探れるようになりました。結局、その当時から股割りトレーニングを継続していますが、体というのは知れば知るほど、奥が深くなっていくもので、進み続けるしかないのだと思います。さて、五月の構造動作トレーニング・東京教室「股割り」は、参加者が果敢に挑んでおりました。会場は熱気でムンムン、股関節は軽やか、体が硬くても、やわらかくても、正確な動作を身に付けていくことで世界が変わります。世界が変わるということが具体的にどのようなことなのか、これまでにも考えてきましたが、今は股関節に固有感覚が備わった世界なのかもしれない、と考えています。固有感覚は良質な感覚を重ねていくことで育ちます。骨格の配列、関節運動の方向、筋肉の作用、重心移動の軌道、これらを踏まえ、適切なポジションでトレーニングをすることが、もっとも効果的に股関節の動きを滑らかにする方法なのです。臍下丹田その世界の先には臍下丹田という感覚の概念があります。感覚の概念ですから、固有感覚を充実していくことでしか、丹田を実感することはできないと思います。腰椎1番、2番、3番、4番、5番、仙骨、尾骨を正しく配列できるようにし、腰腹を練っていきます。臍下丹田は腰腹の機能が充実することで発動するのです。MATAWARI構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 5/13 構造動作トレーニング・大阪教室
    執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細後ろ姿の偏り捻じれ「ランニングフォーム」大阪・構造動作トレーニング講習会。ゆとりをもって大阪入りしたはずが、迷子になって、参加者の方にご迷惑をかけしました。皆さんに助けていただき大変助かりました。ありがとうございました。後ろ姿自分の後ろ姿って、見たことありますか?姿見に写して振り向いて見ても、はっきっりわかりません。真後ろから写真を撮ってもらって、はじめて実際の後ろ姿を認識できるのだとおもいます。後ろから見た自分の姿勢はいかがでしょうか?偏ったり、捻じれたりしていませんか?私が姿勢を観るポイントは、椎骨の変位、運動軸、骨格のアライメントなどです。普段から姿勢を正している人でも、椎骨の変位、運動軸のズレ、骨格アライメントの崩れを確認できます。これらは、無意識または無自覚なので、自分で気づくことは難しいです。体の調整&トレーニング今回は初の試みで『体の調整&トレーニング』を行いました。治療院のパーソナルトレーニングは、調整をして体をフリーにしてからトレーニング指導をおこないます。それは、椎骨の変位、運動軸のズレ、骨格のアライメントの崩れ、がある状態では重心移動の軌道が乱れ、円滑な動作をおこなえず、効果的なトレーニングが行えないからです。まずは、体の調整をし本来の可動域を取り戻した状態で、牧神の蹄に乗りました。腰仙神経叢の促通が良好なので、足指レベルにとどまらない、股関節、体幹までのつながりを期待できます。足指・足関節のモビリゼーションをしっかりおこない、自分では関節運動の微妙な方向がわかりにくい方には、この機会に繰り返しサポートをしました。浮遊肋骨の変位がある方もありました。浮遊肋骨の変位があると、呼吸が浅くなり、疲れやすく、また腰痛などになりやすくなります。一般に浮遊肋骨のレベルは、腰方形筋・内腹斜筋・外腹斜筋・腹横筋などの筋肉にアプローチすることが多いと思いますが、私は姿勢と動作の中身をトレーニングして変えていくことを目的としています。ですから、筋肉の起始停止部である骨の正しい骨格配列を身に付けた方がよいと考えています。ランニングを趣味にされている方から相談を受けました。それは、ランニング動作で、右足が上がり難い、ということで、実際にランニング動作を観せてもらいました。無意識の姿勢の偏り、捻じれがある状態、さらに足の指が使えない状態で、ランニングのフォームを意識していました。そのためランニングをすると首の筋肉がカチカチになって引きつるそうです。一般ランナーは、このような状態で走り方を模索している方が多いと思いますが、そのような状態ではベストな走り方に辿りつくのが難しいのではないかと思います。私は体の中身から模索すべきだと思います。今回は、はじめて調整を受けられた方は、自分の本来の可動域を始めて実感されたそうです。大阪の皆さんに喜んでいただけよかったです。ハイキックが苦手、軸足と蹴り足空手やキックボクシングなどの蹴り技が苦手、特に上段蹴り、ハイキックのような足を高く上げる動作が苦手なので開脚可動域を広げたいという人は多いです。私は股割りトレーニングをしていますので、足を高く上げることはできるようになりました。しかし、蹴り技の稽古や何かを蹴るということをしていませんので、足を高く上げれても上段蹴りやハイキックのような技はできません。それでも、蹴り技が苦手という人を観ていますと、蹴り足に意識が集中している様子がうかがえます。蹴り技が苦手という人は、軸足が不安定で、体幹が安定せず、蹴り足を自由に使うことができていないようにみえます。軸足は体の真下に接地することで体が安定し、蹴り足が自由になります。しかし、軸足を体の真下に接地したつもりでも、下肢骨の配列が綺麗に並ばなければ、体は安定せず、蹴り足が自由になりません。また、足関節、膝関節、股関節の運動方向がきれいに揃わない場合も同様です。蹴り技、特に上段蹴りやハイキックが苦手という人は、軸足の骨の配列や関節運動の方向に問題があることが多いです。蹴り技が得意な人でも、あらためて軸足を見直すことで、技の質が向上することもあると思います。【蹴り】足が上がらない・足の重さで軸足を安定How I Learned The Full Splits in 20 years開脚180度の可動域は必要ですか?私は股割りを実践しています。また、トレーニングをする人、股割りをする人をサポートしています。このようなことを長く続けていると、私の体の中にある取扱説明書のようなものの股関節のメカニズムの項目が加筆されていくようです。開脚180度の可動域の必要性は人それぞれだと思います。必要な人には必要だし、必要でない人には必要ありません。私にとっては必要です。それは、股関節のメカニズムをもっと詳しく実感したいからです。そうすることで、人の体の動きの状態が手に取るように実感できるようになるのだと思います。【70代】股割りトレーニング股割りトレーニングに取り組む目的は人それぞれです。股割りは目的に合わせてトレーニングをすることができます。70代の方たちは、綺麗な姿勢を維持すること、股関節の動きを滑らかにし、快適に動作をおこなえることを目的にマイペースで楽しんでいます。【野球】股関節の回旋軸を作る股割りMATAWARI股割りで難しいのは体幹をキープすることです。体幹をキープするためには、股関節と肩甲帯の操作と背筋の作用が必要です。股割りのstep1-step4について動画にしました。自分が股割りをおこなう目的、自分がどの段階の股割りトレーニングをしているのか、参考にしてみて下さい!構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 4/15-16 構造動作トレーニング・東京教室
    4/15-16 構造動作トレーニング・東京教室執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細スクワット東京で動作術の中島章夫先生にお世話になり、東京教室の講座は16年目になります。私は定宿をきめているのですが、10年くらいお世話になった宿が閉館してしまったため、新しい宿のスタートになりました。最初の宿は外国旅行者で予約の取れない状況になり、2件目は閉館、私は2件目の宿が居心地良く、いつまでもあるものだと思っていましたので、残念でした。何でもそうですが、いつまでも有るとは限らないということです。長い間、ありがとうございました。腰腹開発「臍下丹田」反った引けた腰を立てる、腰を入れる、腰を落とす4月の構造動作トレーニング・東京教室は、私のマニアックな動画を見て参加された方がいらっしゃいました。腰を立てる、腰を入れる、腰を落とすなどの姿勢や動作に興味があるとのことでした。スポーツや武道をやられている方は、このような腰の表現を見聞きしたことがあると思います。しかし、具体的な方法は示されることはなく、皆さん、漠然と「腰」というものをとらえているようです。構造動作トレーニングでは、具体的に骨格をとらえ、実感を重ねながら、「腰」をつくっていきます。その「腰」を備えた姿勢を完成させるには、それなりのトレーニングが必要ですが、その方向性を違えていなければ、姿勢や動作の質は向上していくはずです。Takahiroラボの時間は、スクワットをやりつづけました。参加者は、汗まみれになっていましたが、日頃の運動不足が解消でき、腰のくびれができ、スッとしたと喜んでいました。スクワットは、腰を立てる、腰を入れる、腰を落とす、ということができていれば、楽に動作をおこなえるはずです。股割り先週末からだろうか、体のメンティナンスで来院される方たちが、こぞって体調を崩されています。おそらく、日中と朝晩の寒暖差によって、体が冷えやすく、腰痛や体のこわばり感、不定愁訴などの症状を引き起こしているのではないかと思われます。体調を崩している時は、固有感覚の流れも乱れやすく、運動軸のズレや脊柱に変位があっても気づきにくいものです。これらをリセットすることで、体調は回復しやすい状態になります。また、いつも以上に、服の着脱をこまめにし、体温調節の管理に気を付けてください。腸腰筋(大腰筋)と仙骨の動きで重心を運ぶ構造動作トレーニングで取り組んでいる股割りは股関節の運動に腸腰筋が作用する状態にトレーニングしていきます。腸腰筋は、大腰筋と腸骨筋からなり、腰椎、仙骨、腸骨、大腿骨小転子に付着します。スポーツや武道をやられている方でしたら、大腰筋という筋肉の名前を聞いたことがあると思います。腸腰筋は体幹と下肢をつなぐ筋肉なので、円滑に動作をおこなう上で、正しく作用させたい筋肉です。私もこれまでに、腸腰筋をトレーニングする方法を探してきましたが、今のところ股割りが最も適していると実感しています。人の重心位置は仙骨付近にありますから、円滑に動作をおこなうためには、骨盤内を明確に作用させることができるようにしたいものです。股割りのトレーニングに集中していると、ついつい股関節、骨盤に集中してしまいがちですが、腸腰筋のアプローチに重要なのは、足関節までをとらえることです。足関節は、牧神の蹄で固有感覚を高め、足指・足の筋肉を体幹までつなげて作用できるようにしましょう。股割りで、どのレベルまで体を開発していくのか、段階には深さがありますが、構造動作トレーニングで方向性を違えていなければ、姿勢や動作の質は向上していくはずです。この日は、開脚ストレッチ、足抜きをやってこられた方が、股割りに挑戦しました。これまでに使ったことがない筋肉を作用させることに、苦戦されていました。それは、開脚前屈の動作に必要以上に筋肉を作用させてしまうことが原因です。筋力の余分を削ぎ落とし、腸腰筋と仙骨の動きで重心を運ぶことが出来るように、操作性をトレーニングしていってください。 深部感覚ペアワークお昼頃、道路わきの気温表示計が27度を示していました。先日は江東区の会場で突然の豪雨と雷、すると雹が混じり、しばらくすると、ぱっと青空になりました。気候が何かおかしな感じです。寒暖差で体調を崩さないように注意が必要ですね。骨で立つ動くために必要な固有感覚トレーニング骨格の役割は、体を支えること、内蔵を保護すること、です。この役割が、ちゃんとできている人は、世の中にどのくらいいるのでしょうか。少なくとも、私は、できなくなっていましたので、構造動作トレーニングに励んでいるわけです。20年前の脚の怪我がきっかけではじめたリハビリでしたが、今では固有感覚を見据えたトレーニングへと、トレーニングの質が向上してきました。固有感覚は無意識の体の中の感覚の流れですから、当時は、トレーニング効果の実感があったとしても、具体的に固有感覚というものを、目視できるものでもありませんでした。それも、十年単位の積み重ね、あるいは、継続は力なりといわれますが、見たくても見えなかったことが、見えるようになるのは不思議なことです。この場合、見るという漢字ではなくて、観るの漢字の方が適切なのかもしれません。固有感覚を観ることができるようになると、自分の体のパーツが、より理解できるようになります。そうなることで、骨格を扱えるようになるのです。骨で立つ。これは、意識を体に向けて骨で立とうとしても、無意識の感覚の流れを観ることができなければ、立てられません。具体的に骨が最も強度を発揮する位置(力学)を覚えることが必要だと思います。構造動作トレーニングでは、固有感覚を高めて、骨格の役割を備えるための方法として、深部感覚のペアワークをおこないます。趾骨、足根骨、脛骨、腓骨、大腿骨、骨盤、胸郭、上肢骨、頭蓋骨、の順に姿勢の中に骨格を配置していきます。姿勢の中に力学的に最も強度を発揮する骨格が備わることで、腸腰筋と仙骨で重心を運ぶためのトレーニングも理解できると思います。私は深部感覚のペアワークが好きです。トレーニングは自分の中に向き合うことですから、孤独なのですが、ペアワークはサポートがありますので、安定的に自分の中に向き合うことが出来るのです。足指トレーニング先日、10数年ぶりに金山孝之君と再会しました。ブログ:武術稽古探究・金山孝之彼には、私の最初の著書である「骨盤おこしで身体が目覚める」(春秋社)、DVD「股割りを極める」(BABジャパン)でモデルを務めてもらいました。当時、構造動作トレーニング・東京教室へ殺陣&剣術の稽古仲間たちと共に参加していました。その中でも、まだ剣術をはじめたばかりのようでしたが、真面目な性格と真摯にトレーニングに励む姿勢が印象的でした。現在は、剣術家・金山孝之として、殺陣&剣術スクールを開催されています。Gold Castle 殺陣&剣術スクールクラスは品川、戸塚、深川がありますので、興味がある方がいらっしゃいましたら、是非、ご参加ください!剣術家・金山孝之&接地力:運動とは重心を移動すること運動とは重心を移動すること。構造動作トレーニングでは、重心移動を円滑におこなえるようにするための体づくりをしています。まず、機能的な姿勢を安定し保持するための足づくりが欠かせません。機能的な姿勢とは、その姿勢が安定していて、強靭で、すぐさま次の動作へ移行できる姿勢です。動作において、この姿勢を円滑に運ぶための足は、感覚と運動の循環が良好でなくてはなりません。足作りのポイントは、固有感覚:牧神の蹄筋肉の作用・関節運動の方向・骨の配列:足指トレーニング固有感覚と運動器が機能する状態にすることです。足の骨格配列と関節運動を理解することが大切です。2022 年 4 月改訂、関節可動域表示ならびに測定法の修正がありました。今回の改訂での主な変更点は以下の通りである。 1. 足関節・足部における「外がえしと内がえし」および「回外と回内」の 定義 外がえしと内がえし:足関節・足部に関する前額面の運動で、足底が外 方を向く動きが外がえし、足底が内方を向く動きが内がえしである。 回外と回内:底屈,内転,内がえしからなる複合運動が回外、背屈,外 転,外がえしからなる複合運動が回内である。母趾・趾に関しては、前 額面における運動で、母趾・趾の軸を中心にして趾腹が内方を向く動き が回外、趾腹が外方を向く動きが回内である。 2. 足関節・足部に関する矢状面の運動の用語 背屈と底屈:足背への動きを背屈、足底への動きを底屈とし、屈曲と伸 展は使用しないこととする。ただし、母趾・趾に関しては、足底への動 きが屈曲、足背への動きが伸展である。 3. 足関節・足部の内転・外転運動の基本軸と移動軸 基本軸:第2中足骨長軸とする。オーバープロネーションの問題点。走行時に足関節が過剰に内側に回る(回内)ことにより、足関節が着地すると過剰に内側へ倒れ込むようになり、扁平足、外反母趾、鵞足炎、開帳足、シンスプリント、足底筋膜炎などを引き起こす原因になるいわれています。私は、オーバープロネーションになる理由を、足の感覚と運動の循環が良好な状態にないことが、足関節の過剰回内を引き起こすものと考えています。足を機能する状態にすることが必要です。第一趾末節骨の接地。第一趾末節骨は足のアーチ構造を形成するための要です。足の土台を安定させて、四肢と体幹をつなげて作用できるようにトレーニングをしていきましょう!構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 9/3 機能的体づくりサロン
    9/3 機能的体づくりサロン&スクワット( SQUAT)トレーニング9/3 機能的体づくりサロンは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするワークをおこないました。この日は、東は静岡県、西は兵庫県からの参加者がありました。台風11号の影響が心配されましたが、お天気は回復の方向へ向かいましたので一安心です。執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細1.足指・足関節の感覚と運動の循環を良好にする陸上競技短距離走の経験者で膝の故障を繰り返していたという参加者がありました。下肢骨のアライメントを確認してみましたが、特に膝の故障につながるような問題はありませんでした。そして、足指、足関節の感覚と運動の循環を確認してみたところ、腰仙神経叢に影響を与えている問題を確認することができました。足指・足関節の感覚と運動の循環を良好にするためには、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することが必要です。足の指先に意識が通らない使っていなかったものを、意識して使ってみることで、使えるようになる、ということがある一方で、使っていなかったものを、意識して使ってみても、使えない、ということがあります。足の感覚トレーニングで、牧神の蹄を4個並べてブロックの形に足指を添わすのですが、やっているうちに足の指先に意識が通る場合と、なかなか足の指先に意識が通らない場合があります。足の指先に意識が通る場合:使っていなかった足指を意識することで意識が通るようになった足の指先に意識が通らない場合:足指を使っていない、腰仙神経叢に影響を与えている問題がある足の指先に意識が通らない場合は、腰仙神経叢に影響を与えている問題があること、が考えられます。まず、下肢骨の骨格位置を見直して神経叢の流れを確保することが大切です。ヒップジョイント(股関節)トライアングルベース(恥骨-坐骨結節)足関節の底背屈牧神の蹄(足の感覚トレーニングブロック)牧神の蹄2.深部感覚ペアワーク(体の中から姿勢をつくる)深部感覚ペアワークでは各種骨の形状を理解することが大切です。骨の役割は体を支えること。体を支えるのには、各種骨がもっとも強度を発揮する位置が理想です。大腿骨などの長い骨(長管骨)は床に垂直に立てて長軸方向へ圧縮の圧を受ける位置が力学的に強度を発揮します。逆に骨が傾いた位置では剪断力という切り裂く力が骨にかかりますので、骨折や筋肉の疲労など故障に発展する可能性が高いのです。そして、体の中に強度を発揮する骨格の位置を備えることで、姿勢は、安定し、強く、直ちに次の動作へ移動可能な状態になるのです。骨の手応えと安定感深部感覚ペアワークは組体操に似ています。互いに安定する位置が骨をとらえているといえます。骨がもっとも強度を発揮する位置は、手応えで認識することができます。骨の位置は、骨の手応えと安定感が指標になります。そして、互いの骨の位置が力学的に強度が備わった位置に組み合わさったとき、二つの構造体は一つの強靱な構造体へ変わります。骨で立つこと、重心を共有する重心位置は骨格位置によって決定されます。互いの骨が組み合わさることで、一つの構造体へ変わります。そして、互いの中心に重心が位置します。この重心感覚を得られたとき、骨で立つ、ということを実感することができます。普段、骨で立つというよりは、筋力を余分に使って、立って、歩いている傾向にあります。骨で立つ感覚は、不安定な感覚を覚えますが、それは必要最小限の筋力で骨が体を支えるのにバランスを取っている証拠です。参考書籍趾でカラダが変わる(日貿出版社)指先から身体を整える: 機能回復のための所有感覚メソッド(春秋社)「深部感覚」から身体がよみがえる!: 重力を正しく受けるリハビリ・トレーニング(晶文社)3.スクワット( squat =しゃがむ)動作のトレーニング9月の機能的体づくりサロンが終了し、会場の片隅ではナカケンさんが、参加者のアーチ(arch)サンダルをつくりはじめました。arch(アーチ)サンダル「解剖学に基づく新感覚ワラーチ」裸足感覚私は、その片隅で参加者が普段やっている筋トレをみせてもらい、質問に応えたり、別の筋トレの方法を紹介したり、ミニ筋トレ講座で楽しい時間を過ごしました。スクワット( SQUAT)トレーニングプッシュアップ(push up)トレーニングしゃがむ力――スクワットで足腰がよみがえる(晶文社)しゃがむ力――スクワットで足腰がよみがえる(晶文社)機能的な体づくりサロン毎月第1土曜日「機能的な体づくりサロン」では、手足末端の感覚を開通させ、体の関節の要である股関節の自由度を高めていきます!機能的な体づくりサロン・三重構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、人それぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必要な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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