股関節パーフェクトトレーニング

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  • 2/18-19 構造動作トレーニング・東京教室
    執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細股関節の目覚め2月の構造動作トレーニング・東京教室は、3年ぶりに活気が戻ったような雰囲気で、Takahiroラボ、所有感覚メソッド、股割り教室、構造動作トレーニング入門、どの講座も充実していました。Takahiroラボラボは数日前に腰を痛めて、まだ完治していないという参加者がいましたので、牧神の蹄で足指の感覚を高めつつ、座位姿勢を見直しました。ギックリ腰が習慣化している場合は、股関節の感覚が顕著に低下しているので、股関節の位置の確認を丁寧におこなう必要があります。しかし、これは講座に継続参加されている人でも、股関節の位置を正確に示すことは難しいので、日頃から気にして感覚を高めておくことが大切です。所有感覚メソッド所有感覚メソッドは、骨の位置を覚え、深部感覚(固有感覚)を高めていきます。その骨が力学的に最も強度を発揮する位置を体に刻み込んでいきます。脛骨・腓骨、大腿骨、骨盤、脊柱、胸郭、肩甲骨・上腕骨、橈骨・尺骨、頭蓋骨を姿勢の中に入れ、安定していて、強く、直ちに次の動作へ移ることができる機能的肢位を身に付けます。股割り教室股割り教室は、10年継続している参加者に、著しく目覚ましい進歩がありました。1日、1ヶ月単位の進歩は微々たるものでも、1年、5年、10年ともなると大きな進歩になることを、経過とともに実感しました。先日の大阪教室でもそうでしたが、10年継続、お見事です。股割りトレーニングは常に自分至上最高の状態を目指すことが大切です。引きつづき、高みを目指してください!構造動作トレーニング入門構造動作トレーニング入門は、年齢に関係なく、体が軽くスッとした、自分にとって良い感覚を得られます。深部感覚ペアワークは、自分だけでは得られない感覚ですので、この機会にしっかり集中して行ってください。そして、骨格の位置、関節運動の方向、筋肉の作用、これらを体に正しく入れて、重心移動を円滑におこなえるようにしましょう。構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 2023-01-14-15 構造動作トレーニング・東京教室
    執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細股関節を外旋するために必要な体幹と足のkeep力2023年最初の構造動作トレーニング・東京教室は、継続参加の皆さんの進歩がみられた2日間でした。特に、世話役をしてくださっている、動作術の中島先生は、体幹と足のkeep力が備わった股割りからのロールオーバーを披露し、とても68歳と思えぬ、若々しい動作でした。動作に必要な体幹と足のkeep力はトレーニングを積み重ねることでしか身に付きません。11月の参加者から近況報告をいただきましたが、まさしく継続力こそが自分を変える力。近道はないとあらためて思う2日間でした。技アリ企画東京教室は中島章夫先生が2日間で4講座を企画してくださっています。【技アリ企画】構造動作トレーニング1「Takahiro ラボ」【技アリ企画】構造動作トレーニング2「指先から身体を整える ── 機能回復のための所有感覚メソッド 」【技アリ企画】構造動作トレーニング3「“超”スムーズな動きを作る 〜 股割りチャレンジ教室」【技アリ企画】構造動作トレーニング4「足指先から頭まで ── 快適動作のための構造動作トレーニング入門」構造動作トレーニングは常にアップデートしていますし、内容が濃く範囲が広いです。ですので4講座にまとめることも難しいのですが、できるだけ参加者にあわせて展開しています。牧神の蹄継続参加者のほとんどは、足指トレーニングを日ごろからおこなっています。足は身体の土台になりますので、構造動作トレーニングを発展させていくには接地力の質の向上が欠かせません。今回、所有感覚メソッドの時間に牧神の蹄を使った股関節の外旋トレーニングをおこないました。?1.足指の握り込み2.足指の握り込み+足関節の底背屈3.牧神の蹄4個足の感覚トレーニング4.牧神の蹄積み・降ろし5.牧神の蹄で歩く1〜5までが身に付いてきたら、足から股関節までをつなげて、股関節の外旋にチャレンジしてみてください。股関節外旋股関節の外旋は大腿骨を外に回旋する、いたってシンプルな動きなのですが、実際に動作に生かせる股関節の外旋を身に付けるのは容易ではありません。この股関節の外旋を身に付けるには、体幹と足のkeep力が必要です。股関節に作用する筋肉は腰仙神経叢の神経支配です。要は、この神経系統が良好に促通するための体幹と足のkeep力です。骨格の配列、関節の運動方向、筋肉の作用、深部感覚を正しく理解する必要があります。体の偏り、捻じれ、歪み体というのは、日々の生活の中で、偏り、捻じれ、歪みをつくるものです。これが進行すれば、運動軸をもずらしてしまいます。普段、私は色々な方のパーソナルトレーニングで体を観ています。トレーニングは、体の偏り、捻じれ、歪みがない状態でおこなうのが、もっとも効果的です。しかし、ほとんどの方がそうではありません。体の調整をし、体に偏り、捻じれ、歪みがない状態にしてから、パーソナルトレーニングをおこないます。体を、偏り、捻じれ、歪ませる原因は、深部感覚が薄いことです。深部感覚には位置覚、運動覚、重量覚などがあります。例えば、骨格の位置覚が正常に稼働していれば、骨格の配列が崩れることはありません。深部感覚のペアワークをおこなうと骨格を感じ心地よい感覚を得ますが、一時的な心地よさに留まらず、体の配列をしっかり記憶させてください。継続力私の姿勢は、毎日変化しています。そして、昨年の一年間でも大きく変化しました。体の中のことなので、人に話してもわからないと思いますが、飛躍的に進歩しているのです。その先が、楽しみで構造動作トレーニングに励み、実践研究している、今日この頃です。参加者の皆さま、本年も、お互い、励みましょう 。構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 12/03 機能的な体づくりサロン
    12月の機能的な体づくりサロンは、腰痛予防対策、正座の稽古、前後開脚などの実習をしました。執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細腰椎椎間板ヘルニアの手術今年の1月に腰椎椎間板ヘルニアの手術をされた参加者の方は、現在も腰の調子が思わしくないとのことでした。そこで、簡単な徒手検査をしてみると、骨格の配置や関節運動の方向が腰に負担をかける状態にありました。手術をしても、姿勢や動作の方法など、腰に負担をかける状態は変わらないまま、手術をした暫くは調子がよくても、腰の負担がかさんみ調子が悪くなるというような状態でした。腰痛予防手術をしても、再び痛みをぶり返すという方は、姿勢や動作の方法が改善されていない場合が多いです。体の構造に即した、骨格位置、動作の方法を身に付けることが大切です。姿勢は骨格を体の中に入れて骨で立つ姿勢が理想です。腕の使い方や足の使い方も腰に負担をかける原因になりますので注意が必要です。そして、最も腰が安定するには、トライアングルベースを身に付けることが必須です。正座また、腰痛に限らず、膝痛が治らないという方も、姿勢の中に骨格を入れることは必要です。膝が痛くて正座ができない場合は、骨格構造にそぐわない正座の方法をおこなっている可能性があります。正座の方法を見直してみてはいかがでしょうか。前後開脚今回は講座終了後に縦開脚の動画を撮影しました。ストレッチで開脚ポーズを作ってしまうと、筋肉を伸ばし過ぎたり、骨格の配列を崩す原因になることがあります。目的に応じたトレーニングを心がけてください。機能的な体づくりサロン*2023年は未定です。毎月第1土曜日「機能的な体づくりサロン」では、手足末端の感覚を開通させ、体の関節の要である股関節の自由度を高めていきます!機能的な体づくりサロン・三重構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、人それぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必要な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 11/5 機能的な体つくりサロン
    体づくりは何歳からでもヤル気になったときから始めればよいと思います11月の機能的な体づくりサロンは、引きつづきarchサンダルを履いて会場入りをしました。さて、寒くなったらどうしましょうか。arch仲間が増えて嬉しいです!執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細若くても使わなければ機能が低下する11月の機能的な体づくりサロンは高校生の参加がありました。名古屋ワークショップから2年半ぶりでしょうか。本人にも自覚があるほど、足の指が握れなくなっていました。若くでも、使わなければ機能は低下するということです。ですが、以前やったトレーニングは無駄になってはいません。サロン終了の頃には、足指には血液が巡り、皮膚はほのかにピンク色、以前のように足の指を握ることができるように戻りました。やはり、若いっていいですね。わかっていても実践することが難しいサロンに継続参加されている方たちは、確実に足指の実力が上がっています。足りないことは補わなければならないし、使えないものは使えるようにしていかなければ進歩はありません。そのようなことは、わかっていても、実践することが難しいことなのだと思います。しかし、参加者の皆さんは着実に進歩していています。嬉しいです。牧神の蹄と足の握り込み牧神の蹄と足の握り込みは併せておこなうことで効果が格段に上がります。適切な足の関節運動の方向を身に付けてトレーニングをおこなってください。骨で立つ機能的な姿勢づくりは、体の中に骨格を入れます。いわゆる骨で立つということです。骨で立つためには接地の実力が必要です。不安定な接地では骨で立つことは叶いません。後重心、中間重心、前重心を理解し、中間重心で骨で立つことができる接地の実力を身に付けてください。股関節股関節の位置は常に確認し、感覚と運動を明確にしていきます。立位、座位、長座など、どのような姿勢においても、股関節の位置を認識できるようにしてください。姿勢は伝染するお子さんの姿勢が気になる場合は、まず親御さんが正しい姿勢を身に付けるべきだと思います。親御さん自身の姿勢が悪いままではお子さんに伝染してしまいます。人の姿勢というものを、見た目の姿勢だけではなく、内面の姿勢というものを理解して、無理のない姿勢を身に付けてください。機能的な体づくりサロン毎月第1土曜日「機能的な体づくりサロン」では、手足末端の感覚を開通させ、体の関節の要である股関節の自由度を高めていきます!機能的な体づくりサロン・三重構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、人それぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必要な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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  • 10/15-16 構造動作トレーニング・東京教室
    10/15-16 構造動作トレーニング・東京教室10月の構造動作トレーニング・東京教室は、所有感覚(深部感覚)、股割り、takahiroラボ、構造動作トレーニング入門の順で実習をしました。今回は、いつも、夜の時間帯におこなう股割りトレーニングを夕方の時間帯に行いました。夜に参加できずにいた方たちには、ようやく参加できました、と喜んでいただいたようです。構造動作トレーニングは、足の土台を安定させ、姿勢の中に骨格を入れて、体の運動と感覚の循環を良好にします。執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細足のMP関節と立方骨をとらえて体の土台をつくる講座に参加している猫派さんが「私はニワトリ」という記事を書いていました。これは、足関節の背屈が不足している状態で動作をおこなっている足を私がニワトリに例えました。牧神の蹄、MP関節と立方骨足関節の背屈の不足を解消するためには、普段おこなっている牧神の蹄トレーニングを丁寧におこなうことを心がけることが大切です。まず、前方ブロックはMP関節、後方のブロックは立方骨を接触することが重要ポイントです。牧神の蹄をつかんで歩きたい、という気持ちは理解できます。しかし、足関節の背屈が不足しているとニワトリみたいな歩き方になってしまいます。中足骨、足根骨、脛骨・腓骨のつながりを身に付けて背屈の不足を解消することが必要です。足の指の感覚が薄い場合は、足とブロックの接触ポイントがずれてしまいがちです。足が適切にブロックと接触している場合は、足のMP関節が綺麗にでるはずです。MP関節と立方骨を確実にとらえることが大切です。つづいて、足の末節骨はブロックの縁をとらえます。遠位趾節間関節の屈曲ができていないことが多いので、小指と薬指の末節骨が縁をとらえているか、要チェックです。牧神の蹄を使って足の巧緻性をトレーニングする場合は、足の小指と薬指からブロックに足をあわせて、積み、降ろしをおこないます。使い慣れた親指や人差し指を使ってしまう場合は、力任せにブロックをつかむ運動になりがちなので、足をブロックに合わせる感覚を身に付けることが必要です。爪先立ち足の指の運動と足関節の運動を連動して、足の背屈の不足を解消します。爪先立ちをする場合は、足の指の捉えが必要です。足の指とは末節骨です。そして、指の関節の運動方向と足関節の運動方向をそろえて、爪先立ちができるようにします。感覚と運動の循環が良好な足の状態で履物を履きこなすことができていたら、足はやわらかく綺麗な状態を保つことができます。外反母趾や魚の目、タコ、踵のガサガサなどは、足の感覚と運動の循環が良好でないサインです。正しいトレーニングを心がけてください。ハイヒールを履きこなし綺麗な歩行動作を身に付けるハイヒールを履く人でハイヒールトレーニングをしている人はどれくらいいますでしょうか。ハイヒールを履いて、ウォーキングをしたり、ダンスをしたり、するのには、ハイヒールを履きこなせていることが、前提にあります。ハイヒールを履きこなせていない場合は、足の親指が外反母趾に変形したり、膝が曲がっているように見えてカッコ悪かったり、後重心の姿勢で動作をぎこちなくしてしまいます。そうすると、不安定な接地で動作をすることにより、膝や腰、肩など体のあちこちに負担がかかり、体の故障や不調が絶えません。ハイヒールを履いてウオーキングレッスンを受けていても、皆が一様に上達するわけではありません。これは、体の機能状態、動作の方法に個人差があるからです。歩いていると左に偏ってしまう、右足が開いてしまう、背中が綺麗にみえない、などは、ウォーキング技術というよりも、むしろ体の状態や動作方法に原因があります。それには、体の治療、メンティナンス、運動療法など、体の状態に必要なことをおこない、そしてシンプルな歩行動作を身に付けるということが必要です。スポーツ競技に必要な実践的な股関節運動のトレーニング10月の構造動作トレーニング・東京教室の股割りトレーニングは、野球、ゴルフ、サッカー、ランニング、卓球、クラシックバレエ、ダンスに必要な実践的な股関節運動を獲得するための実習をおこないました。実践的な股関節運動というのは、適切な筋肉が股関節の運動に作用する股関節運動ということです。股割りトレーニングをストレッチや柔軟体操感覚でいる人が多いですが、トレーニング感覚としては動的な筋トレ感覚です。筋肉は収縮して関節を可動させ、力を発揮するものなので、股関節の各器官が作用する状態にしなければなりません。股割りはストレッチや柔軟体操の理論とは異なるトレーニングなのです。股関節 hip joint 股関節は英語でhip joint といい、お尻の関節です。股関節の運動が実感のない状態では、hip joint と真逆の鼠径部を股関節だと勘違いしがちです。正しく解剖学を理解し、トレーニングをおこなうことが大切です。股割り実践的な股関節運動を獲得するためには、足指、膝、骨盤、手指、肘、胸郭、頭の骨の配列、関節運動の方向、筋肉の作用を適切にトレーニングしなければなりません。一人でトレーニングをしていると、気づかないことが、第3者の視点を通すことで、新たな気づきがあるものです。子供たちにも体験させたいと、親子で参加のお父さんは、自身がやる気満々でした。これは、お子さんにとっても、身近に良いお手本がいる環境で成長を促すでしょう。親子は初参加の股割りトレーニングでお父さんもお子さんもロールオーバーに挑戦しました。凄いです!一般の方で股割りは痛みを伴うトレーニングだとイメージしている人が多いと思います。これは、正しい解剖学と運動学の知識を得て、体の各パーツを適切に使いこなすことができるようになれば、股関節を実感でき、股割りが痛みを伴うトレーニングではないことが理解できるはずです。好きなスポーツを故障なく、楽しく取り組むことができる体づくりを心がけてください。スクワット10月の構造動作トレーニング・東京教室で格闘技をされている方から、スクワットのリクエストがありました。格闘技のトレーニングでスクワットをするそうなのですが、リラックスをして円滑な動作をおこなうことができないとのことです。構造動作理論に基づくスクワットは、しゃがむ動作をできるようにするための訓練です。円滑なスクワット動作をできるようにするための順序は、まず、しゃがむ動作をできるようにする、そして、股関節・膝関節・足関節の運動方向をそろえて重力に逆らわずに落下できるようにしていきます。円滑なスクワット動作をおこなえない場合は、まず、しゃがむ動作を正確におこなえるようにすることが必要です。しゃがむ動作は、股関節・膝関節・足関節の運動方向を揃えて、各関節を屈曲する動作です。しゃがむ動作を円滑におこなえない場合は、膝関節の屈曲をメインに動作をおこなっていることが多いです。そのため、重心移動を円滑におこなえないばかりか、膝関節に多大な負担をかけてしまいます。格闘技に限らず、ランニング、スポーツの各競技においても、ハーフスクワットの姿勢は、パワーポジション・パワースタンスとして重要な動作なので、スクワットトレーニングを正しく理解してトレーニングすることが大切です。フルスクワットフルスクワットは、お尻を後方に落としてはいけません。お尻を落としてしまうと、腰椎が屈曲し、体幹をキープできません。フルスクワットは、股関節・膝関節・足関節の運動方向を揃えて、各関節を屈曲し、体幹をキープして、動作をおこなえるようにします。スクワットは重力に逆らわず、重心を真下に落とす動作です。スクワット動作をするときに膝関節の屈曲をメインに、お尻を後方に引いてしまう動作をおこないがちなので、重心移動の方向感覚を身に付けることが大切です。スクワットのペアトレーニングは、サポート側が難しいと思います。サポート側は、スクワット動作を正確におこなえるようにし、重心移動を誘導できるようにする訓練が必要です。正確なスクワット動作ができているか、というのは、できる人に見てもらうのが良いのですが、一般の方が目安にするのであれば、体が真っ直ぐな状態を保てていることが目安になります。例えば、外反母趾などの足の変形がないこと、O脚やX脚など足の変形がないこと、猫背でないこと、肩が巻いていないこと、などです。これらは、足関節・膝関節・股関節の運動方向を揃えて、体幹をキープして、動作ができていない証拠です。また、スクワット動作をするときに、接地圧を一定に保てているか、ということが目安になります。スクワットはシンプルな動作ですが、正しい動作を身に付けるのには、かなりの訓練が必要になります。焦らず、トレーニングをすすめてください。【動画】構造動作理論に基づくスクワット深部感覚ペアワーク10月の構造動作トレーニング・東京教室「所有感覚メソッド」と「構造動作トレーニング」で深部感覚ペアワークを実習しました。深部感覚ペアワークはサポートをしてもらい、自らの運動で生じる体の内部の感覚を拾い、体の中に循環する無意識の感覚の流れを良好にするトレーニングです。このトレーニングの概念をサポートする側、サポートを受ける側が正しく理解することが大切です。サポートを受ける側は、中間重心を心がけ、骨格の並び、骨の強度を手応えに、体の内部の感覚に集中します。サポートをする側は相手の骨格を的確にとらえ、フィット感覚を得られるようにします。サポート側の接触不良で、手押しの状態で力みが集中すると、相手が体の内部の感覚に集中できなくなるので、サポート側も適切なポジションを身に付けることが大切です。立位でおこなう深部感覚ペアワークは、安定した接地が欠かせません。不安定な接地の状態では、体の内部の感覚に集中できません。サポートを受ける側もサポートする側も、接地が不安定な場合は、接地の状態に必要な足指トレーニングをおこなって、安定した接地を心がけてください。サポート側が相手に接触する場合は、手の広い面でフィットさせます。上手くフィットさせれない場合は、手の機能が低下している可能性があります。自分の手の状態に必要な手指のトレーニングでフィットさせれる手をつくってください。体の力みが強いタイプの人は、深部感覚が低下している可能性があります。力みにもいろいろな原因がありますが、骨格の崩れが原因の力みは、姿勢の中に骨格を入れて、内部の無意識な感覚の流れをとらえることができるようにし、抜くようにしてください。ランニングをされている方は、胸鎖関節、腕橈関節を理解し、各関節の運動方向に添った、軽い腕振りを身に付けてください。長座10月の構造動作トレーニング・東京教室「Takahiroラボ」でカヌー競技をされている参加者の長座のポジションを検討しました。長座は、両足を伸ばして座ります。そのとき、骨盤のトライアングルベースで床をとらえることが大切です。カヌーの選手は背中が丸まっている選手が多いそうです。背中が丸まっていると、手足と体幹がつながらず、力の流れが半減するので、正確に長座のポジションをとることが大切、とのことです。骨盤のトライアングルベースを床に接触させてポジションをとるには、坐骨結節が後方を向いていなければなりません。まずは、股関節の位置を明確にしなければなりません。長座になったとき、自分の股関節は何処にありますか?そして、股関節で骨盤の位置を調整し、トライアングルベースで床をとらえることができるようにしていきます。体がやわらかい人でもトライアングルベースで床を捉えきれていない人が多いと思います。坐骨結節が後方を向いているかの確認が必要です。構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI 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  • 8/20-21 構造動作トレーニング・東京教室
    8/20-21 構造動作トレーニング・東京教室毎月開催している構造動作トレーニング・東京教室は15年目になりました。構造動作トレーニングについては、これまでに執筆してきた書籍でも述べてきました。ですが、ひとそれぞれに体の状態が違いますから、文章では表せないことがたくさんあります。実際の講座の様子をレポートにしました。何か参考になりましたら幸いです。執筆:中村考宏柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細構造動作トレーニングの構成構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。【筋肉】動きのフィジカルトレーニング【骨格】骨格ポジショントレーニング【感覚】深部感覚トレーニング筋肉、骨格、感覚トレーニングが柱にある。【足】趾・足の感覚トレーニング【股関節】股割りトレーニング【足膝股関節】スクワットトレーニング趾トレーニングで【骨格】【重心移動】の基礎をつくり、股割り、スクワットトレーニングで【関節】運動の方向性、【反射】連動伸張反射、【神経】系統の構築をしていく。さらに、ロウギアランニングで【平衡感覚】リズム、バランスをトレーニングする壮大な構成になっている。この中で【筋肉】動きのフィジカルトレーニングは、骨格ポジションが身に付いてからすすめていきたい。【技アリ企画】構造動作トレーニング「Takahiro ラボ」8月の構造動作トレーニング・東京教室「TAKAHIROラボ」は、参加者の筋力検査をした。筋力検査トレーニングは体の状態に必要なことを効率よくおこないたい。そのトレーニングは、どのような場面で、どのような体の状態に対し、どのような理屈で、どのような効果を出すために必要なのか、ということを納得、実感したことだけを私はおこないたい。方法ばかりを知りたがる参加者もあるが、目先の効果ばかりにとらわれていてはいけない。必要な状態に、必要なタイミングでおこなわなければ効果がないこともある。筋肉の収縮率を高めるまずは方法を覚えたら実践する。そしてそれは、一時的な効果をもとめるものではなくて、最終に見据える神経系統の完成に一歩でも着実に進むように重ねていかなければいけない。そして、指導者の立場にあるものなら、納得と実感を伝えるようにしたい。筋肉の収縮率を高めるということの意味。筋肉の収縮率が高まることで関節の可動域が拡大する。この最も基本的なことを若い頃はわからなかった。筋肉の収縮率を高めるということは、より重いものを持ち上げる、ということではない、関節の運動に適切に筋肉を作用させるということだ。筋肉の収縮率が高まることで関節の可動域が拡大する参加者は、想像以上に使えていない筋肉があることに驚いていた、なかなかこれを自覚できることではないと思う。普段、普通に生活できているのだから、それくらいの筋肉は使えていると思うものだ。動きのフィジカルトレーニングは筋肉にアプローチをするが、【骨格】位置、【関節】運動の方向も同時進行する。そして、【感覚】を入れて、【神経】系統を完成させる方向へ進む。「指先から身体を整える 機能回復のための所有感覚メソッド 」8月の構造動作トレーニング・東京教室「所有感覚メソッド」は、足の末端から股関節、手の末端から胸鎖関節の感覚を体幹とつなげ、神経系統の促通をはかるためのトレーニングを実習した。【感覚】深部感覚トレーニング牧神の蹄を4個並べて、ブロックの形に足を添わせ、安定した接地感覚を求める。さらにブロックに足をフィットさせた状態で、ブロックの二段重ねをする。このとき、バランス感覚が必要になる。足元が不安定になるので、慣れないうちは壁などを利用して、バランスをコントロールするとよい。また、足の末端から股関節の感覚を体感とつなげるのには、足関節の底屈をキープしながらブロックをコントロールする。これは、股関節の外旋運動を円滑におこなうことが求められる。慣れないうちは、壁を利用するとよい。足の指と距腿関節の連動足の指と距腿関節の連動は、適切な関節運動の方向を求める。特に足の関節運動は、動作において重心移動に大きく影響するので、徹底的に適切な運動方向を求めるべきである。手の末端から胸鎖関節の感覚を体幹とつなげる腕、肩関節のトレーニングは手の末端から胸鎖関節までの構造を理解しおこなう。手の末端から胸鎖関節の感覚を体幹とつなげるのには、手の末端の感覚と運動の状態が良好でなければならない。両腕を挙げて両耳に腕が付かない場合は、手の末端から胸鎖関節の感覚が体幹とつながっていない。上肢骨の位置を修正し、感覚と運動の循環を良好にする。体幹とつなげ神経系統の促通を計る足の末端から股関節、手の末端から胸鎖関節の感覚をトレーニングしたら、次はそれを体幹とつなげていく。つづいて、神経系統の骨格となる骨が体を支える役割を担える状態にする。神経系統の促通を計るのには、股割りやスクワットなどのトレーニングが効果的だ。“超”スムーズな動きを作る 股割りチャレンジ教室8月の構造動作トレーニング・東京教室 「股割りトレーニング」は、股関節運動を円滑にするための実習をおこなった。股割りは【関節】運動の方向性、【反射】連動伸張反射、【神経】系統の構築をしていくのに効果的なトレーニングだ。ターンアウト【股関節】股割りトレーニング股割りトレーニングのはじまりは、牧神の蹄を4個並べて、ブロックに足を添わせ、 安定した接地感覚を求める 。アンデオール(ターンアウト)ができる人がバレエを踊るものこの日は、クラシックバレエの経験者が2名あった。一人は180度開脚にベターっとなってしまう柔らかいタイプ、一人は体が硬く開脚が苦手なタイプ、どちらも股関節をコントロールすることができないのでバレエには向かない。足首の動きをみてみると、柔らかいタイプの人は足首も柔らかいが鎌足、硬いタイプの人は足首も指も硬く爪先の立ちの可動域が足りていない。それでもトウシューズを履いて練習しているそうなので、体を壊さないためにも、体の構造を理解し、バレエを踊れる体づくりをした方がよいと思う。私の理解ではアンデオール(ターンアウト)ができる人がバレエを踊るもの。体が硬くても柔らかくても故障につながる可能性が高いので体づくりが大切だ。まずは、鎌足を直す、足首の可動域を確保することが先決だ。股関節(ヒップジョイント)トライアングルベース股割りトレーニングは股関節を外転、外旋で開脚をキープし、股関節の屈曲で開脚前屈をする。股関節(ヒップジョイント)の位置を明確にし、トレーニングをおこなうことが必要だ。骨盤の位置はトライアングルベース(恥骨、両坐骨結節を結ぶ三角形の面)を床に接触する。股割りトレーニングは、この位置から開脚前屈の動きを鍛える。股関節の代償運動前屈は股関節を屈曲する動き。股関節をコントロールできない人は、股関節の動きを腰椎の屈曲と股関節の内旋で代償していることが多い。正しい股関節の動きを身に付けたい。自分が股関節を動かせているのか、どのような代償運動をしているのか、自覚するのが難しい。サポートをつけて股割り動作をしてみるとわかりやすい。股割り動作の神経系統を完成させる股割り動作の神経系統は末端から1ミリメートルづつできあがっていく。それは、回数を繰り返すことで出来上がるのではなく、出来上がる状態を積み重ねることで出来上がっていくのだ。足指先から頭まで快適動作のための構造動作トレーニング入門8月の構造動作トレーニング・東京教室 「構造動作トレーニング入門」は、 趾トレーニングで【骨格】【重心移動】の基礎をつくり、 神経系統を構築するのに必要な【骨格】【筋肉】【感覚】のトレーニングを実習した。足と手の感覚トレーニング四肢末端から体幹へ感覚をつなげる。足と手の感覚トレーニングで四肢末端に意識が通る状態にする。特に手足の指末端は、さまざまな刺激に感知することのできる皮膚感覚(触覚、圧覚、温度感覚)がある。手足の指先に意識が通らない人は、四肢の感覚が体幹につながらない。四肢末端のセンサーを敏感にすることが必要だ。ボブ・アンダーソン氏のストレッチ理論筋肉は収縮することで関節を動かし、その力を発揮する。そして、筋肉の収縮率を上げることで、関節の可動域は拡大する。関節の可動域を拡大するためにストレッチをするという考え方が一般的。しかし、ボブ・アンダーソン氏が提唱したストレッチ理論は、あくまでもスポーツ、医学の分野では予防のためにすること。筋肉の収縮率を上げていかなければ、コントロール可能な関節可動域を手に入れることはできない。1970年 代にアメリカのボブ・アンダーソン氏がストレッチ理論を提唱。ストレッチ( stretch )あるいはストレッチングは、スポーツや医療の分野において、体のある筋肉(骨格筋)を良好な状態にする目的で、その筋肉を引っぱって伸ばすことを指します。深部感覚とは「固有感覚(proprioception)」関節可動域を拡大するには、筋肉の収縮率を上げるとともに、神経系統を完成させなければならない。神経系統が出来上がっていない状態は、自分でコントロールできない関節可動域である。神経系統の完成には、骨格、筋肉、関節に感覚をつなげることが必要だ。感覚で必要なのは深部感覚。深部感覚とは「固有感覚(proprioception)」、自分の身体を所有する感覚、つまり、自分を感じる感覚です。この感覚を発見したのはイギリスの生理学者であるサー・チャールズ・シェリントン(1857-1952)です。深部感覚というのは、目を閉じた状態でも手足の位置や曲がりぐあい、その動きを感じることができる感覚です。構造動作トレーニングでは、神経系統を構築することを目的に骨格、筋肉、関節、感覚を統合することが重要だ。構造動作トレーニング構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。【動画】2022年8月20‐21日 構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・東京教室第3日曜日(+前日の土曜日)運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。構造動作トレーニング・東京教室構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。施術・個人指導の申込み*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。
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