12月の機能的な体づくりサロンは、腰痛予防対策、正座の稽古、前後開脚などの実習をしました。
執筆:中村考宏
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細
今年の1月に腰椎椎間板ヘルニアの手術をされた参加者の方は、現在も腰の調子が思わしくないとのことでした。そこで、簡単な徒手検査をしてみると、骨格の配置や関節運動の方向が腰に負担をかける状態にありました。手術をしても、姿勢や動作の方法など、腰に負担をかける状態は変わらないまま、手術をした暫くは調子がよくても、腰の負担がかさんみ調子が悪くなるというような状態でした。
手術をしても、再び痛みをぶり返すという方は、姿勢や動作の方法が改善されていない場合が多いです。体の構造に即した、骨格位置、動作の方法を身に付けることが大切です。
姿勢は骨格を体の中に入れて骨で立つ姿勢が理想です。
腕の使い方や足の使い方も腰に負担をかける原因になりますので注意が必要です。
そして、最も腰が安定するには、トライアングルベースを身に付けることが必須です。
また、腰痛に限らず、膝痛が治らないという方も、姿勢の中に骨格を入れることは必要です。膝が痛くて正座ができない場合は、骨格構造にそぐわない正座の方法をおこなっている可能性があります。正座の方法を見直してみてはいかがでしょうか。
今回は講座終了後に縦開脚の動画を撮影しました。ストレッチで開脚ポーズを作ってしまうと、筋肉を伸ばし過ぎたり、骨格の配列を崩す原因になることがあります。目的に応じたトレーニングを心がけてください。
*2023年は未定です。
毎月第1土曜日
「機能的な体づくりサロン」では、手足末端の感覚を開通させ、体の関節の要である股関節の自由度を高めていきます!
当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、人それぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必要な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。
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