2024/01/20-21 構造動作トレーニング・東京教室

2024/01/20-21 構造動作トレーニング・東京教室

柔軟性という曖昧な表現から具体的な関節可動域の獲得へ


執筆:中村考宏

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細ユーチューブチャンネルアメーバブログ

東京教室

1月20-21日、構造動作トレーニング・東京教室のレポートです。Takahiroラボは新体操指導者の方の柔軟性を検証、所有感覚メソッドは牧神の蹄に乗って手足指先から骨格位置の見直し、股割りチャレンジ教室は股関節の屈曲を見直し、構造動作トレーニング入門は深部感覚ペアワークで姿勢の中に骨格を入れました。全4講座、ご参加くださった皆さまありがとうございました。

構造動作トレーニング入門

21日の構造動作トレーニング入門は、膝関節半月板・靭帯損傷、ヘバーデン結節、五十肩、腰痛、頭痛、骨折などによる不調症状を改善、太極拳や中国拳法など武術をするための体づくり、テニスやランニングなどスポーツ競技のための体づくり、など、様々な目的で参加されていました。構造動作トレーニングは、私が営む治療院の現場から20年以上かけて現在の形に発展してきています。これは臨床現場の経験、私自身の末梢神経麻痺からの回復の経験、私自身のトレーニングの実感を基に、常に最新版へアップデートしているトレーニングです。

このトレーニングは、故障後のリハビリの運動療法、スポーツ競技のフィジカルトレーニング、健康を増進するための体づくりに絶大な効果を発揮します。ただし、効果的なトレーニングをするためには、自身の体の状態と体の仕組みを理解する必要があります。そして、自分の体の状態に必要なトレーニングを積み重ねてください。ぜひ、参加されている皆様にはご自身の体を変えて目標を達成できるまで自分の体と向き合ってほしいと思います。

深部感覚ペアワーク

深部感覚ペアワークは、姿勢の中に骨格をセットし固有感覚を高めるトレーニングです。固有感覚が高まることによって、その姿勢は、強く安定し、すみやかに次の動作へ移ることができる実践的な動的姿勢を手に入れることができます。固有感覚が高まる条件は、様々な形状の各骨に対して、その骨が力学的に最も強度を発揮する位置をセットすることです。そして、具体的にその強度を実感することを重ねることで、固有感覚という体の中の無意識の感覚の流れが流通するのです。これまでに骨で立つことをイメージや意識のみで実現しようと試みてきた方は、具体的な骨の強度を実感することで、骨で立つということを見直してみてはいかがでしょうか。

動作のメカニズムを分析

私は20年以上、構造動作トレーニングを実践しています。トレーニングの内容は、固有感覚を高める、骨格位置を定める、関節の運動方向を捉える、筋肉を作用させる、重心移動を円滑におこなえるようにする、伸張反射を発動できるようにする、神経系統を構築する、などです。トレーニングの内容を効果的に実現させるために、股割りの開脚前屈動作、フルスクワット動作のメカニズムを分析しつつ、実践研究をしています。

柔軟性とは?

私は参加者から体がやわらかい人と思われています。しかし、私自身は体がやわらかいとは感じず、むしろ硬いと感じています。けれど関節の可動域は増してきているというのが実感です。体が硬い人もやわらかい人も、体に柔軟性が必要だといいます。体の柔軟性とは、いったい何を示すのでしょうか?そして柔軟性があるといいのでしょうか?

解剖運動学、生理学のメカニズム

180度開脚ができると柔軟性があり体の硬い人は羨ましく思われますが、180度開脚ができても、自分は柔軟性がないと感じ、問題を抱えている人もいます。具体的に関節可動域を獲得する、伸張反射を発動する、ということを目的にトレーニングをすることが必要です。180度開脚ができたとしても、股関節の屈曲や外旋可動域が少ない、ストレッチで筋肉を伸張し過ぎて伸張反射を抑制され発動しない、というような状態は実践動作では怪我をしやすくなります。硬い人もやわらかい人も体に柔軟性が必要だと思ってきましたが、柔軟性とは実践動作とは無関係で、体の曖昧な感覚表現なのです。構造動作トレーニングは、曖昧な感覚表現でではなく、解剖運動学、生理学のメカニズムを理解し、忠実にトレーニングをすすめていきます。ですから絶大な効果を発揮することができるのです。体を進化させるための近道は、着実にトレーニングを積み重ねることです。

【動画】開脚ストレッチの弊害

【動画】強制柔軟

構造動作トレーニング

構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。

構造動作トレーニング・東京教室

第3日曜日(+前日の土曜日)
運動の質を根本から変える構造動作理論に基づくトレーニングを指導します。

構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方

当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、ひとそれぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必用な内容を指導しています。

*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。