2015年3月21日は、大阪・構造動作トレーニングのため朝一で新大阪へ。今回は、以下のラインナップ。
カラダ各パーツの位置、運動方向、重力方向、
基本ポーズルーティーン、
骨盤おこし(骨盤後傾、骨盤立位、骨盤前傾)
重心セッティング、ブレーキ解除、
モビリゼーション(足根中足関節、楔舟関節、距踵舟関節etc)、
骨格筋回復(動トレ:長趾屈筋、長母指屈筋、前脛骨筋)
深部感覚クイックルーティーン
足末端
⇒脛骨
⇒骨盤
⇒手末端
⇒頭蓋
股関節を100%使うための「最小最短の型」
一日のトレーニングの流れは、『重心位置の決定⇒骨格位置セット⇒内部感覚スイッチオン⇒股関節可動』でトレーニング効果アップを目指す。股関節は大きな関節であるにもかかわらず感覚が鈍い。開脚をして内転筋がつっぱって痛い。痛みの感覚は、何かしらの問題を知らせる。しかし、その問題を知ることができないほど股関節の感覚を鈍くしてしまっている。もし関節技を決められて痛かったら、関節が痛いことの理由は理解できるが、自らが関節に無理を侵していることには疎い。つまり、外部からの刺激は理解できても、内部の刺激を拾うことが苦手...。リハビリ・トレーニングは外部と内部の刺激を調和することが大切。
痛み・症状を改善したい、姿勢をよくしたい、バランスの取れた体になりたい、疲れにくく、よく動く身体にしたい、無理なく動ける身体...になりたい。
どんなふうになりたいか、思いを実現させるのは「やるか、やらないか」。構造動作トレーニングはこれらの思いを実現させる術をもっている。外部からの刺激変化を待つ(消極的トレーニング)から内部の刺激を拾う(積極的トレーニング)へ。目的と手段を整理したら、あとはチャレンジあるのみ!
前列でこの春高校入学を控えた学生さん、しっかりメモを取って、しっかり実践していた。一日のトレーニングを通して股関節を滑らかに可動域を拡大させる効果を出していた。彼女は新たな生活のスタートに競技にも学業にも強い味方となるコツを手にしたのだと思う。ぜひ、がんばってほしい。
前列で右肩や左股関節に不調を抱えて参加の女性、骨格ポジショニングから自分の今のカラダの状態を知る。はじめて知ることが多かった。自分のことを知っているようで実は知らないことが多い。知ることは、思いの実現へのはじまり。ぜひ、乗り越えていってほしい。
昨年、動きのフィジカルトレーニング(=動トレ)を指導してポジションの難しさを再確認した。動トレは骨格筋回復をするため、筋肉の起始停止部の位置関係が肝になる。ポジションを消化しないままでは骨格筋回復の効果が得られない。今回、「骨格ポジション⇒趾(あしゆび)⇒深部感覚」という順に骨格ポジションを整えることでポジションの理解が増した。次回は深部感覚⇒動トレの順でいくことになった。
サーファーの赤松さんが2年連続でグットデザイン賞を獲得したということで記念撮影。何のデザイン?デスペンサー!?
大阪のオッチャンことオモテダニさんからの提案で次回のメニューが決まった。大阪のオッチャンは野球も好き、動トレも大好きなのだそう。次回をお楽しみに。^^