12/23-25東京・構造動作トレーニング

12/23-25東京・構造動作トレーニング

180度開脚前屈、連続100回、股関節のガチトレーニング

年末になり東京駅は込み合っている。人ごみを抜けて講座の会場に到着するとほっとする。12/23-25の講座とワークショップは、深部感覚に始まり、ラボ、NHK、技アリ企画、股割りワークショップ、ロールオーバークラスの計8講座を連続して受講者の皆さまと実技を共にし、私自身にとってもよいトレーニングになったと思う。

最終日は個人レッスンを終えて東京駅へ向かう道中でほのかな筋肉痛を感じながら腰が立つ感覚を味わっていた。10年ほど前にも股関節の形を象るような筋肉痛を味わったが腰を明確にイメージできる感覚ははじめてのこと。多裂筋をはじめ脊柱起立筋のしっかりとした収縮、上前腸骨棘の辺りの腸骨筋などがやわらかく弾力性に富んだ状態が確認でき納得のトレーニング内容だった。

深部感覚

足指にずいぶん刺激を入れたが、股関節にもそれ以上の刺激が入った。股割りワークショップでは、どれくらい開脚前屈を繰り返しただろうか?股関節の動きの精度を感じつつ滑らかに動作をおこなえるまで開脚前屈を連続した。

深部感覚

今回は開脚前屈で恥骨結節から下腹が床につくようになった参加者とロールオーバーの練習をした。ロールオーバーは股関節の外旋から内旋の切り替えしをする。ポイントは足の末端の意識と体幹の保持。股関節を切り返す際は十分な腹圧が必要だ。この切り返しをすると動きにキレが増してワンランク上の股関節を手に入れることができる。難易度の高いトレーニングだが挑戦のし甲斐はある。

深部感覚

深部感覚、足指、股割りから得られた股関節のキレ味は動作に落とし込むことが重要。そのためには、足底の圧を一定に保持して動作をすること、体幹を保持して動作をすること、の2点をクリアしなければならない。要は接地と腰椎の生理的前弯を保持すること。年末年始も引き続き股関節をキレキレにしていきたいと思います。