執筆:中村考宏
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著
10月末の東京ワークショックは台風22号とがちあった。案の定、帰りの新幹線は台風の影響で一時東海道新幹線がとまっている。今年は台風の影響をよく受けた年だった。
技アリ企画「東京股関節回転講座」、東京・股関節トレーニングワークショップはへの参加目的は、皆さんいろいろ。目的に添ったアプローチでトレーニングを進めていけば効果抜群、逆にアプローチの方法が違ったり、トレーニングが足りていなければ身に付きません。自分のカラダを所有する感覚、深部感覚を養うことが大切です。
東京・股関節トレーニングWSの終了後、牧神の蹄のレクチャー会をした。1ヶ月、牧神の蹄を練習しているがつかめないとのこと。ブロック自体は80グラムくらいなので足指の力が無くても容易に積み下ろしができるはず。ところが、足指の感覚が鈍い状態で力一杯力みすぎてコントロールできていない。まずは感覚を養うこと。力みなく牧神の蹄を運ぶことが大切です。
個別指導では股関節の外旋トレーニングをした。私の経験では、股関節の外旋可動域を拡大させるアプローチは今のところ股割りよりも効果が高いものがみあたらない。特に難易度は高いが足関節の底屈からの股関節外旋アプローチが最強。
構造動作トレーニングの目的は動きを滑らかにするためのもの。そのために必要な深部感覚、コントロールのどれかが欠けてもだめ。焦らずに丁寧にトレーニングを進めていくことが重要です。
台風の影響で足元が悪い中、足を運んでくださった皆さまありがとうございました!