1/28東京・構造動作トレーニング

1/28東京・構造動作トレーニング

バレエダンサーの足機能回復訓練

1/26〜1/28東京構造動作トレーニングのレポート。

金曜日ラボの翌日は、足指、スクワット、また割りの順でトレーニングをした。



足のトレーニングには蹄が定番になった。私自身、毎日とまではいかないが、1時間以上は蹄に乗って体とこころを整えている。はじまりは、足が痛かったり、急速に足がポカポカになったり変化を楽しんでいたが、その頃が懐かしい。今は、同じレベルのトレーニングをしても慣れてしまったので常にステップアップを心掛けている。

マイ蹄持参の参加者たちは、まだ変化を楽しむ時期にあるが、しっかり感覚変化を拾うようにして次のステップアップに備えてほしい。



日曜日の股関節トレーニングワークショップは、股関節を動かしていくために必要な条件を実習した。



動作の基本は体幹と足底圧をキープすること。体幹は脊柱起立筋を機能する状態にすること。軸足は脛を長軸方向に立てる。これは足の重みを重力に任せ、やわらかい接地で衝撃を和らげるように身体を支えること。英語でいうとフット・プレッシャー・ノーチェンジ。

初参加者には難しいことばかりだが、焦らずにトレーニングを重ねてほしい。



個別指導では、股関節の伸展動作をするために必要な軸足づくりをトレーニングした。




女性はトウシューズとバレエシューズを履きわけて練習するそうだ。バレエシューズははじめてみたがシューズというよりは靴下や足袋にちかい印象。素材は、足底の感覚を拾いやすいものだが、足が機能不全状態にあると簡単に外反母趾になってしまう。もし、練習をしていて外反母趾になるようであれば、バレエの練習以前に足の機能回復訓練が必要だと思う。