3/23-3/25東京・構造動作トレーニング

3/23-3/25東京・構造動作トレーニング

ロウギアランニングとトウシューズの調整方法

ラボに続き、3月24日は技アリ企画「構造動作トレーニング」、3月25日は東京股関節トレーニングワークショップのこと。

技アリ企画「構造動作トレーニング」は、1部:足指〜股割り、2部:ロウギアランニングのトレーニングを実習した。

講座では、久しぶりのロウギアランニングだった。個人的にはいつも屋外でテンポを刻んでいるので風、鳥、木、草、などの音のない室内でロウギアランニングをおこなうのは本当に久しぶりだ。

先に足指から股割りの実習で股関節を滑らかにしたが、さらに足指を入念に調整して接地に安定感をもたせる。そして、体幹を安定して保持できるよう上腕と前腕の調整をおこなった。

ランニング動作では、1歩、1歩の衝撃を和らげる。衝撃を和らげるためには、軸足と接地の関係を理解する必要がある。下肢骨のアライメントと各関節のサスペンション構造をひづめを使って身体に入力する。

ロウギアランニングの実習では、150テンポからはじめ140、130、125まで低速をこころみた。今回は128テンポくらいがベストだった。ランニング後は、身体の緊張や癖が削ぎ落とされて、無駄のない自然歩行を体験することができた。



東京股関節トレーニングワークショップは、手足末端から体幹のつながりを強固にし、股関節を滑らかにするための実習をした。



動作の際の接地は土踏まずを保持する。土踏まずをつぶして動作をしている場合が多いので入念に足の調整をした。さらに動作では、足関節、膝関節、股関節の運動方向が足のアーチを保持できる軌道が必要。手足末端と体幹のつながりが強固になることによって、股関節の運動をコントロールすることができる。

開脚動作では、末端から体幹までの関連する筋肉を収縮させた状態で重心移動を行った。一連の股割りトレーニングを実習し、毎回、その運動の効果を確認する。接地・軸足の安定感、股関節運動の滑らかさ、など。



東京股関節トレーニングワークショップ終了後は、トウシューズの調整方法を習った。まだ、シューズが硬いので馴染ませないといけないが、トウシューズを履きこなすだけの足の機能回復が必要だ。



個別指導では、下肢骨をどの位置にアライメント調整し、外旋六筋を作用させる運動方向を実習した。簡単にいうと「膝を立てる」、言葉だけだと簡単そうだが、実際には難しい。

今週末は大阪ワークショップ、NHK梅田・神戸です。

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