4/27-4/28東京・構造動作トレーニング

4/27-4/28東京・構造動作トレーニング

股関節のコントロール力は足の土台から・つま先立ち

新刊のスナップ撮影

27日は、出版社で新刊のスナップ撮影を行った。今回の書籍は『回復力』がテーマだ。心身の不調を回復させる、怪我の予防や身体の調整、幅広い意味での身体づくりをめざす!

骨格構造は、末端が歪んだり、ずれたりしていると、骨格全体へと影響をあたえる。末端の骨格の位置を整える!

編集者とデザイナーと協力して、順調にすべてのカットを撮り終えることができた。

その後は、編集者と加筆の打ち合わせをした。書籍の全体像がいい感じだ!

ラボ

新刊のスナップ撮影が終了し、ラボの会場へ。

ラボでは、末端から骨格を整えるリハビリトレーニングを紹介した。これは、私が怪我や身体の不調を回復するためのリハビリの考え方にもとづいたトレーニングだ。ポイントは、末節骨の位置覚を高め骨指標として明確にすること。身体を実感し、回復力を高めるために必要なこと。リハビリは、そういうものなのだ。そして、身体を実感した上で、さまざまな身体の使い方がある。競技力を高めるためには、身体の使い方以前に身体を実感することが大切だ。

技アリ企画

28日は、技アリ企画「足指-スクワット-またわり」トレーニングで身体を整えた。

足は、小指-薬指グループと親指-人差し指−中指グループに分けられる。それぞれの役割を理解して足を整えることが大切だ。

身体の土台である足を整えて、スクワット動作、股割り動作で身体全体の動きの流れを整える。必ず、トレーニングを行った際には、その効果をつぶさに確認すること。そして、よい効果のみを重ねて、身体を実感できるようにする。

東京・股関節トレーニングワークショップ

29日は股関節トレーニングで身体を整えた。

継続参加者の方からメッセージをいただいた。「 本日もご指導ありがとうございました。 足指先の感覚、いつも以上にあります。 日々の生活も、もっと意識致します。」とのこと。これは、トレーニングメニューも大事だが、自分自身の身体を実感することが身に付きつつある現れだ。トレーニングでは、自分自身の身体の流れを観察すること。

個別指導

個別指導は、バレエのつま先立ちの調整を行った。つま先立ちは、指先からMP関節までの5本の指で接地し、その上にすねを立てる。つま先立ちをする際に、5本の指をキープして動作できる接地が望ましい。接地面積が狭い分、不安定になりやすい。不安定な土台では、股関節のコントロールがままならない。アキレス腱や足に障害がある場合は、つま先立ちから見直すとよい。


▲分冊解剖学アトラス 越智淳三=訳