11/10大阪・構造動作トレーニング

11/10大阪・構造動作トレーニング

心身の不調を治して股関節の可動域をアップする!

11月10日、大阪・構造動作トレーニングワークショップのレポート。今回は、新刊「指先から身体を整える」の内容の実習、足指から股関節を活性化するためのトレーニングをおこなった。

午前は、新刊「指先から身体を整える」のチェックシートをもとに手足の機能状態を確認し、その機能回復訓練を実習した。参加者のほとんどは、自身の手足の機能状態がじゅうぶんでないことを実感できた。自分が思っていることと、実際とはズレがある。例えば、自分の足の指は、しっかり地面を捉えている、と思っていても実際には、浮いていたり、寝ていたりとしっかり捉えられていないことが多い。そのため、足を挫きやすかったり、外反母趾という状態が目の前にあるのだ。

身体の機能が低下している状態では、それをどこかで補い動作をしている。その補っているものが、身体が疲れやすい、足、腰、肩が痛い、など心身に不調を起こしてくるのだ。心身の不調の原因は様々だが、身体の機能低下は原因の一つだと考えられる。自分の身体の機能状態を確認し把握することは、とても重要なことだ。仮に、自分の身体の機能状態が把握できてない状態で続けていたとしたら、治らないことに不安を感じたり、再発を繰り返したり、悪循環に陥る可能性が高くなる。自分の身体の機能状態を把握して、自分が思っていることと実際におきているズレを修正していくことこそがリハビリなのだ。

手足の関節可動域を細かく確認していく。指節間関節の屈曲角度を確認していくと、関節の運動方向に誤りがある場合が多い。自分では当たり前になっていて気づかない。指摘されてはじめて、自分が思っていることと実際のズレに気づく。それは、癖という言葉で置き換えられることが多い、指の関節の間違った運動方向が、不調の原因になることがあるので注意したい。



夏に足を骨折された参加者が、まだ足をかばって日常生活を続けていた。病院ではリハビリの指示がなかったのか、足の指は少しずつ動かしているものの、自己判断では動かすことが恐いそうだ。確かに、知識と経験がなければ自己判断で行うリハビリは難しい。骨折の予防、骨折後のリハビリの対策として、自分の手足の正常な可動域を指標にできる状態が理想だ。



午後は、股関節トレーニングをおこなった。まずは、牧神の蹄を使って足から股関節のつながりをつくる。午前におこなった指の機能回復訓練の効果が持続しているおかげで、足と股関節のつながりが良好。

つづいて開脚をする。股関節の位置を確認して、足関節の底背屈を無理なくおこなえる開脚幅にする。骨盤の位置はトライアングルベースを確認し、できるかぎり恥骨側でポジションをキープする。腕の位置が高くならないように、重心を前方へ移動させ、股関節を動かしていく。

股関節を動かす、ということはとても難しいこと。自分は股関節を動かしていると思っていたが、実際は股関節が動いておらず、股関節を動かしているつもりだった、ということが多い。開脚をして前屈をする股割り動作は、股関節の動きの確認、可動域訓練に適したトレーニングだと思う。

この日参加されたプロダンサーの女性と一般の主婦の方が、ポジションを覚える度に股関節の動きが滑らかになっていった。股関節の可動域は個人差が大きいが、正しく運動をおこなえばトレーニング効果は高い。逆に股割りをしていても一向に効果が上がらないという人は、正しく運動をおこなえていないと考えるとよい。股関節を動かすためには、そのための条件を整えること。そうすれば、次のステージが待ってます!