執筆:中村考宏
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著
3月の東京教室・構造動作トレーニングセミナーは、 「Takahiro ラボ」「所有感覚」「股割り」「骨盤おこし」の4講座をおこなった。
「月刊ダンスビュウ4月号」身体が喜ぶダイナミックな動きの秘密、ケガ知らずの世界チャンピオンを科学の目で徹底分析しているそうだ。コラムで中井理惠先生がアルナス組のダンスを体現するために、身体の土台をレベルアップする足の接地を紹介している。ラボの中で理恵先生に雑誌の内容を説明・解説してもらった。
構造動作トレーニングは解剖学に基づき足の機能回復をすすめていく。快適な動作を行うためには足元のレベルアップが欠かせない。
身体が変化するタイミングで体液というか水を感じる。これは私の感覚なのだが、足の中に水が満たされていて、その中を骨、関節、筋肉が動く。そして動きがリセットさせると水が一気に引いて筋肉がキュッとしまる。私たちの身体は思っている以上に眠らせている器官が多い。所有感覚やポジショニングなどの基本的なトレーニングを重ねることによって筋肉が動きだし、眠らせている筋肉に気づくのだ。
身体を変化させるには指先から身体を整えることが大切。そして、身体の各パーツに所有感覚を備えて正しい運動方向に関節を動かしていく。まずは、身体の土台をレベルアップする足の接地からすすめてみて下さい!