5/18-19 東京・構造動作トレーニング

5/18-19 東京・構造動作トレーニング

滑らかに移動できるカラダを手に入れる超低速メソッド? ロウギアランニング

今回は、「Takahiroラボ」「指先から身体を整える-所有感覚メソッド」「 “超”スムーズな動きを作る? 股割り入門教室 」「滑らかに移動できるカラダを手に入れる超低速メソッド? ロウギアランニング」の4講座。



月刊ダンスビュウ6月号は、「スウイングの波に乗る」が見だし。中井理惠先生に世界チャンピオンを科学の目で徹底分析!身体が喜ぶダイナミックな動きの秘密、ケガ知らずの世界チャンピオンの分析、第10回テレスピン-ボディアクション編を解説してもらった。つづいて、コラム「世界チャンピオンのダンスを体現するために! - 胸のポジション」をピックアップして胸郭-頸椎・胸椎-肩甲骨・上腕骨-頭蓋骨を細分化するワークをおこなった。



1年ぶりにロウギアランニングをテーマにした講座をおこなった。会場は鏡のあるフロア。最近は、山道でロウギアランニングをすることがほとんどなので、床に裸足というのは私自身も久しぶり。

ロウギアランニングのはじまりは「ゆっくり走り」だった。1秒で2歩を目安にしていたが、感覚で持続するのが難しかったので、メトロノームを使用するようになった。メトロノームを使用することによりテンポを持続することが容易になり、テンポアップダウン、ビートを細かく変化させることが可能になった。

テンポとビートは身体に深く影響を与える。走るために必要な接地づくりで足−膝-股関節のつながりを整え、130テンポから200テンポを経験し、ロウギアランニングは、150-130テンポ、16ビートで実践した。

ロウギアランニングを実践しているマラソンの指導者の方は、130-120テンポで走ることができるようになったそうだ。走ることに慣れていない方は150-130テンポがやりやすいと思う。


【技アリ企画】構造動作・中島章夫メモ。

1コマ目は「Takahiro ラボ」。
テーマは胸郭と腕。
胸郭を止めて腕を伸ばす。胸郭と肩甲骨が別々に動かす。
腕と鎖骨、腕と胸鎖乳突筋。
頭部のポジションと胸鎖乳突筋。
脊柱の回転を意識して頭を左右に回す(振り向く)

2コマ目は「指先から身体を整える ── 機能回復のための所有感覚メソッド 」。
訳あってあまり写真はないですが、指先の感覚を十分に入力して、というか手の指先のみで時間一杯となりました。

3コマ目「股割りトレーニング」。股関節の可動について認識を深め、股関節を実感し、実際に動かしていきました。
もちろん足指、そして腕のはじまりである胸鎖関節など、主要な関節も動かしました。
構造動作トレーニングの股割りは、本当に股関節を動かすためのものなので、動きは地味ですが役に立ちます。

昨日5月19日(日)は【技アリ企画】構造動作の「ロウギアランニング」。1年ぶりのテーマです。
足指接地感覚の確認、股関節の位置の確認、足首を曲げる距腿関節の屈曲方向の確認を十分行い、その後メトロノームを使って、テンポを130を基準に、上げたり下げたりしつつロウギアランニング。最後にビートを加えて、腕の振りなどの動きが変化することを感じつつ、走りを終了。
びっくりするぐらい股関節が軽くなり、接地感覚が柔らかくなります。
「ゆっくり走り」でもこの感覚は得られますが、ロウギアランニングではさらに精度が高まります。