6/15-16 東京・構造動作トレーニング

6/15-16 東京・構造動作トレーニング

指先から骨格を整えて骨盤おこし

6/15-16の東京教室・構造動作トレーニングは、「Takahiroラボ」「指先から身体を整える ── 機能回復のための所有感覚メソッド 」「“超”スムーズな動きを作る? 股割り入門教室 」「『骨盤おこしトレーニング』── “股関節”をフル回転させ、運動の質を高めるための基本を学ぶ」の4講座をおこなった。



ラボは、ダンスビュウ7月号の中井理惠先生のコラムを本人に解説して頂き、実習した。今回のコラムは世界チャンピオンのダンスを体現する為に、骨盤のポジションは、股関節がフリーになる骨盤立位がテーマ。股関節の位置を確認する。大腿骨の大転子を触察しクリアにする。股関節(ヒップジョイント)は大転子の後方に位置する。そして、骨盤のポジションを骨盤立位にセット。骨盤底(トライアングルベース)がイスの座面に接触するように立つ⇒座る⇒立つ・・・動作を最小限の筋力で行えるよう実習した。これらの動作を楽におこなえる骨盤のポジションは、股関節がフリーで自由度が高い。

つづいては、2講座目の所有感覚メソッドで身体を整え、3講座目の股割り入門で股関節の動きを滑らかにした。所有感覚メソッドで指先から身体を整えてからの股割り動作は、末端(指先)の感覚が活性化していることで、効果的に股関節の動きを滑らかにすることができた。



翌日の骨盤おこしは、骨盤の所有感覚を活性化し、立位、座位、四つ這い位での骨盤ポジションを実習した。前日からの連続受講者の方達も重力に逆らわず、骨盤おこしで骨盤立位をキープして動作することができていた。前回、座禅をされている方で、胡坐(あぐら)が上手くできないのでどうしたらよいのか、という相談をされた方が、今回は胡坐を見てほしいと参加された。骨盤の下にヨガブロックを敷いて工夫されていたので骨盤の位置は前回よりもよくなっていた。骨盤の位置の難易度は、立位⇒座位⇒四つ這い位⇒胡坐の順に難しくなる。指先から所有感覚を活性化し適切なポジションを身につけることが大切だ。



講座終了後は、参加されていた鍼灸師の方とお茶をした。とてもパワフルな方で、徹底的に臨床を追及するタイプ。牧神の蹄の簡易版(セルスポンジ)を多くの患者さんに活用し足指の活性化に役立てている。久しぶりに同業者の方と話ができて、充実した東京出張だった!