執筆:中村考宏
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著
7月の東京・構造動作トレーニング教室は、4講座を実習した。
Takahiro ラボは参加者の質問や課題から、トレーニングを展開する。今回はソシアルダンスを趣味にしている方から、軸足の安定についての課題が出された。「牧神の蹄」4つ使いで、足指のフィット感を高め、足指先の接地を失わないように歩く。特に後ろ歩きでトレーニングをすると、股関節外旋が足指先接地で重要であることが確認できる。後歩きのポイントは、5本の足の指先を接触して歩くこと。前に歩く時もこの股関節外旋感覚を使う。
今回は4講座のすべて「牧神の蹄」4つ使いで、足指のフィット感を高めた(感覚トレーニング)。指先から身体を整える講座では、その効果がダイレクトに発揮される。また、股割りや骨盤おこしトレーニングにおいても足指の感覚が高まることで、股関節、骨盤の位置感覚が影響を受けクリアになるようだった。私自身もトレーニングをおこなう際は必ず足指の感覚トレーニングで接地感覚を高めるようにしている。経験的に足の影響を受けて股関節、骨盤がクリアになることを実感しているからだ。
講座終了後は、参加者の方達とカフェで雑談をした。話が弾んで一本遅い新幹線に飛び乗った。来月は8月17−18日です。