8/24-25 大坂・構造動作トレーニング

8/24-25 大坂・構造動作トレーニング

スクワット動作で跳躍力の目覚め

今回は、NHKカルチャーセンター梅田教室にて「骨盤おこしトレーニング」「指先から身体を整える・所有感覚メソッド」、クレオ大阪にて「足指トレーニング」「股関節トレーニング」の4講座をおこなった。



今回も骨盤おこしの関心度は高かった。骨盤おこしは、骨盤のトライアングルベースを接触面にする。骨指標は、恥骨、坐骨結節。骨盤をおこしたポジションは、立つ⇔座るなど、次の動作に直ちに移ることができる。次の動作に移る際に、踏ん張ったり、力んだり、なにかぎこちなさがある場合は、骨盤をおこしたポジションをコントロールするだけの、足の実力が不足している。手足末端の指先の所有感覚を高めることが大切だ。



参加者の中には、脊柱管狭窄症などの腰の問題、関節が擦り減っているなどの膝の問題、腕が上がらないなどの肩の問題、様々な痛みの悩みをかかえていて、所有感覚がよくわからない方があった。所有感覚が鈍くなると、自分の身体を思うようにコントロールできなくなる。リハビリは、末梢から中枢に向かっておこなうことが大切だ。



足指トレーニングは牧神の蹄を4個使って足指のフィット感覚を養った。トレーニング講習会のような機会でもないと、なかなか2時間も牧神の蹄に乗ることがない。しっかり足の感覚を高めて、股関節トレーニングにつなげた。股割り動作から脚上げ動作へ、そして脚上げ動作とスクワット動作の共通点、スクワット動作と走る動作の共通点へと、参加者の質問から動作の質を考える上で重要なキーワードがつながった。極意は、落ちること。



以前は、とにかく足を出して、足を速く回すということが、走ることだと思っていた。構造動作トレーニングのスクワット動作が、走る動作につながってからは、跳躍力が備わってきた。2日間、西宮ガーデンズ、あべのハルカスを大荷物をもって歩きまわったが、人ごみの中を歩く動作に関しても脚力が備わり疲れなくなった。



2日間、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!