09/18-19 構造動作トレーニング・東京教室

09/18-19 構造動作トレーニング・東京教室

ラボ

9月の構造動作トレーニング・東京教室は、Takahiroラボ、機能回復のための所有感覚メソッド、股割り入門教室、骨盤おこしトレーニングの4講座をおこなった。台風14号が心配されたが、急速に通り過ぎてくれて参加者の足に影響がなくよかった。



ラボでは、今の私の関心ごとや、参加者の質問を素材にトレーニングを提案する。今回は、日常生活の活動の質を高めるための方法と実践を参加者の意見をを交え、自習した。



私たちが活動をするときに、その際の姿勢が動作をおこないやすくする。重心は骨格位置により決定され、円滑な重心移動を可能にする。円滑な重心移動が可能な骨格位置を身に付けいくのには、感覚と運動の循環を見据えて、トレーニングを進めていくことが大切だ。



円滑な重心移動を求める際に、「力み」が動作の妨げになる。一般には、この「力み」を軽減するために、抜く、脱力する、リラックスなどの工夫、テクニックにより試行錯誤している場合が多い。構造動作トレーニングでは、「力み」を軽減しなければならない骨格位置そのものを見直す。



ダンスの世界チャンピオンと一般のダンサーの違いについて、中井理惠先生から、世界チャンピオンの足元は力みがない、一般ダンサーの足元は力みがある、という話をされた。一般ダンサーにとって、世界チャンピオンの優雅でダイナミックな動作はお手本だ。足元の力みをいかに軽減すべきなのか?力みを抜くことばかりが先行しがちだが、力みを軽減しなければならない、そもそもの骨格位置に注目したい。つまり、世界チャンピオンと一般ダンサーの骨格位置の違いについてである。



骨を使えるようにすることが重要だ。優れた動作をおこなえる人というのは、身体の機能状態が良好、そうでない人は身体の機能状態が不十分である。身体の機能状態が不十分というのは、怪我の後遺症や姿勢不良など様々な原因があり個人差が大きい。当然、力みを軽減しなければならない骨格位置がベースになって、身体の機能状態が不十分ということがある。これらの原因を解決しないで、動作の妨げになっている「力み」を軽減したとしても、問題の解決に至らない。骨格を見直すことが大切だ。ここで、骨格を見直すことができる人と、そうでない人がある。深部感覚を理解できるか、できないか?が、分かれ道だ。

日常生活の活動の質を高めるためには、円滑に重心移動を行える骨格位置を身に付けること。深部感覚を理解するのには、骨指標を明確にし、丁寧な動作を心がけることが大切だ。骨格位置を身に付けるのに、ズレた骨の位置を戻して、はめる、ような機械的な考えの人は、深部感覚を理解できていない。



「力み」を抜かなければならない、そもそもの骨格位置を見直すのには、股割り動作が優れている。一般には、開脚前屈をおこなう際に、力みを抜いておこなうが、骨格位置が正しければ、力みなく股関節の運動がおこなわれるはずである。



中島章夫。

深部感覚

所有感覚メソッドの講座では、各部の骨格ポジションを整えて末端の感覚を磨き、全身のつながりを取り戻すことで、回復力を高めていく。



継続して参加している方からメーッセージが届いた。

「脱力しなさい」 私は、もうその言葉には騙されない。 これを言う人たちの身体は、引き絞られた弓だ。 だから、放すだけで、抜くだけで力を発揮できるのだ。 ベースが違う。 弓を放てる状態になれていない人が、力を抜いたって何もおこらない。 構造動作トレーニングが目指す、動ける身体 まず、ここに辿り着かないと弓は引けない。

とても、よい気づきをされている。



動ける身体とは、運動と感覚が循環する身体。この運動と感覚が上手く循環しない身体の状態は、必要な個所に力が入らない、あるいは、必要以上に力が入り過ぎてしまう。身体をコントロールすることが難しい状態だといえる。各部の骨格ポジションを整えて、深部感覚(所有感覚)を開き、全身のつながりを取り戻すことが必要だ。



所有感覚(深部感覚)とは、皮膚と内臓の間で起こる感覚のことで、関節、筋、腱の動きの感覚がその基礎となる。これには四種類あるといわれ、それぞれ位置覚、運動覚、抵抗覚、重量覚という。これは、私たちの「からだの部位の位置」、「からだの運動の状態」、「からだに加わる抵抗」、「からだが受ける重さ」を感じる感覚のこと。



つまり私たちが重力下で活動する際の、運動の状態を刻一刻と脳が把握するための感覚ということになる。 深部感覚が鈍ると実際の身体の状態と、脳が把握している身体の状態にズレが生じる。後重心が身に付いているひとが、後傾した骨盤をおこして、中間重心にすると、すごく前傾しているように感じる。また姿勢を正しているつもりでも、背骨が大きく側弯していたり、足の指を握っているつもりでも、趾節間関節がほとんど屈曲していない、など様々なズレが生じる。



深部感覚は意識に上がらない感覚であるから、運動と感覚が循環するため骨格の枠組みを指標にアプローチしていく。



深部感覚ルーティーンで大切なことは感覚を拾うこと。ペアワークの利点は、相手から重さをかりることができるので、感覚を拾うことに集中できる。自分の身体にとって、良い感覚を積み重ねていくことで、各パーツが実体になり、全身のつながりになる。



構造動作トレーニングの立位体前屈、スクワット、股割りなどの基本動作は、運動と感覚が循環する流れでおこなえるようにすることが大切だ。

股割り

股割り入門講座では、「股関節の回転力」をアップして、運動の質を根本から変える構造動作の「股割りトレーニング」を実習する。



股割りは、大きく開脚をして、股関節を屈曲する動作である。このときに、股関節に作用する筋肉を正しく使えるようにすることが大切だ。股割りをすると、筋肉が痛む、つっぱる、場合は、股関節に作用する筋肉を正しく使うことができていない。



生体の外部環境に対する様々な働きかけは、骨格筋を働かせることによっておこなわれている。骨格筋の収縮が正しくおこなわれることによって、呼吸、歩く、走る、姿勢を維持する、というような大まかな運動から、言語、表情、細かな手の動作などの複雑な運動が可能になる。



股割りは、いわば大まかな運動である。しかし、開脚をするだけのことが、内転筋をつっぱらせたり、痛みを出したり、正しく筋肉を使えない人が多い。



筋肉を正しく使えるようにするためには、筋肉の起始停止部が正しく配列する骨格位置を身に付けること。そして、股関節の運動を身体で理解していくことが必要だ。



股割りの初心者は、骨格筋のコントロールが難しく、力みがち。股関節の運動を理解できてない段階では、力みを抜くことを考えてしまうが、骨格位置を見直し、股関節の運動に作用する筋肉を適切に使えるようにしていくことが大切だ。



股関節の運動を理解するためには、股関節の感覚が欠かせない。つまり、股関節を実感すること。股割りトレーニングのインターバルで、股関節の位置、動きを確認し、良質な感覚を積み重ねることで、股関節の実感が高まる。



股割りトレーニングに継続して参加している方たちは、牧神の蹄、足指トレーニングを習慣にしている。これは、股関節の運動を理解しているからである。股割りを、はじめたばかりの人は、股関節ばかりに注目せず、動作をするときの身体全体の骨格位置を確実に配列できるようにすることが大切だ。



股関節の運動を身体で理解できるようになると、腰痛や頚痛などで、悩む必要がなくなる。



股関節の運動は、身体全体の運動と感覚の一部であるから、その流れを知る指標になる。



腰痛や頚痛などは、身体全体の運動と感覚の循環からみると、その流れを知らず、部分的に流れを堰き止めているようなもの。



継続して参加している方たちの取り組みは、私にとっても良い学びとなっている。

骨盤おこし

骨盤おこし講座は、「骨盤おこしトレーニング」を中心に、股関節とその動きの特徴について学び、快適な動作のためのトレーニングを実習する。



構造動作トレーニングでは、特殊な形状をした骨盤が、力学的に最も強度を発揮し、安定して体幹を保持でき、股関節がいつでも動き出し可能な骨格位置をスタートポジションにする。



骨盤のスタートポジションが理解できたら、次は股関節に作用する筋肉が十分な力を発揮するための収縮率を上げていく。牧神の蹄を4つならべ、ブロックの形に足をフィットさせる。足元が安定したら、股関節を確認し、大腿骨の大転子がクリアに確認できるようにする。



股関節に作用する筋肉の収縮率を上げるためには、筋肉の起始停止部を正しく配列することが必要だ。そして、股関節の運動をおこなう際は、ベクトルの方向を保持し、正しい股関節の運動方向を身に付けたい。



立位体前屈や股割り、スクワットも同様、筋肉の起始停止部を正しく配列し、正しい股関節の運動方向で動作をすることが大切だ。



股関節に作用する筋肉の収縮率を上げるためには、深部感覚を理解したい。深部感覚は意識に上がらない感覚の流れである。深部感覚を理解するための条件をそろえ、筋肉の収縮率を上げていくことが必要だ。



講座を継続して参加されている方が、胸鎖関節、上腕肩甲関節、肩甲骨の関係を体感されつつあるようで、胸郭と骨盤の配列について、他の参加者にアドバイスしていた。深部感覚を理解できるようになってくると、身体の各パーツとして認識していたものに、つながりを見出すことができる。そして、筋肉の収縮率を上げるポイントを探り当てることが可能になる。身体がつながったように思われても、すぐに骨格位置を崩してしまう場合は深部感覚を理解できていない。やはり、継続は力になる!

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