4/19岡山・股関節トレーニング。「ようこそ晴れの国おかやまへ」というのに前回も今回も雨・・・。「もんげー」って、こまさんですか?ももっちでした。^^
クラシックバレエと空手の相性はいい。道場の石原師範はノーモーションの蹴りを研究している。また、クラシックバレエの参加者もみえるのでアン・ドゥオール(ターンアウト)=股関節外旋トレーニングについて説明をした。
アン・ドゥオール(ターンアウト)=股関節外旋可動域を得るためにあらゆる競技の人たちも苦労している。股関節の外旋はストレッチングで形を作れば何とか見た目にはよさそうだが、実践で役立つような股関節外旋の動きを得ることができない。
ストレッチングで股関節の外旋可動域を獲得しようとすると、膝関節の過伸展が強くなる。バレエダンサーで膝関節の過伸展が多いのはそのためだ。過伸展は関節に遊びがないために故障の原因になるので注意が必要だ。
<アン・ドゥオール(ターンアウト)=股関節外旋ができてない>
<股関節外旋ポイント>
長趾屈筋・長母指屈筋→後脛骨筋→ハムストリングス・内転筋群→腸腰筋→外旋六筋
石原師範からノーモーションの蹴りについて説明を伺う。解剖学・運動学の観点から理想像が思い当たる。フラット接地、軸足、関節の遊び、股関節外旋、構造動作トレーニングなどなど。武術でいわれる「蹴らない、ためない、うねらない」ということなのだが、それを可能にするためのカラダつくりが容易でない。この構造を持ち合わせた一部の天才といわれる人たちのメカニズムは基本の積み重ねでしかないようだ。空手、バレエ、競技は違っても動きを構成する基に共通する構造が見える。
選手の多くはカラダの使い方をあれこれ工夫している。カラダの使い方はいわば技術的な工夫といえる。技術的な工夫はいくら数を増やしてもカラダの原動力にはならない。若い選手はやるべき基本トレーニングきっちりこなすことが大切だ。
常にトレーニングは動きを見据えてカラダが連動する訓練を心がける。
アン・ドゥオール、ノーモーションの蹴り、どれも股関節の内部感覚が無ければ成立しない。重心位置、股関節の位置などの原則を踏まえてトレーニングをすることが肝心。
岡山近隣県にお住まいの方は石原道場の門を叩いてみてください!