4/9 津中日文化センター

4/9 津中日文化センター

筋肉を伸ばしきって180度開脚足抜きをできるようにすることのデメリット

4月9日(土)三重県津市の近鉄駅のビルにある中日文化センターで『股割り』の講座が開催されました。参加者の方達に『股割り』が、どういうものなのか聞いてみますと、お相撲さんの柔軟体操と認識されている方が多くいらっしゃいました。他には、よくわからないという方も多くありました。分からないけれど、酷い腰痛なので股関節についての学びを得て改善のヒントにしたいとおっしゃっていました。



はじめに『股割り』で重要な股関節の解剖学、筋肉の特徴、そして、『股割り』と『ストレッチ』の違いについて学びました。



開脚ストレッチは、できるだけ体の力を抜いてジワジワと筋肉をのばします。



『股割り』は、股関節の運動に作用する筋肉が働くように足を固定するために必要な筋肉に力を入れて股割り動作をおこないます。



開脚前屈をして床に着くのは、恥骨、下腹、お臍です。



大きく開脚ができない人にとっては、180度開脚足抜きストレッチでもできたらいいのになあと思います。しかし、筋肉を伸ばしきって180度開脚足抜きができるようになったとしても、デメリットがまっています。それは、筋肉が正しく作用しないことによる、お尻や太もものたるみ、骨盤底筋のゆるみ、股関節を正しく使うことができない、など個人差がありますが、様々に体の歯車が狂ってしまいます。解剖学を理解して、正しく股関節の運動を行うことが大切だと思います。



『股割り』をするときは、骨盤を立てたポジションからスタートします。椅子に座って骨盤のトライアングルベースを学びました。



座位姿勢の構造について学びました。



座位〜立位、機能的な姿勢について学びました。



酷い腰痛なので股関節についての学びを得て改善のヒントにと参加された方は、ここまでの実習で腰が痛くないことに驚き、同時に自分の腰痛の改善のヒントになったようでよかったです。



『股割り』のマウント富士のポーズを実習しました。



『股割り』のマウント富士のポーズを実習しました。



『股割り』の第一目標は、開脚前屈で恥骨、下腹、お臍を床に着けること。第一目標が達成されるまでには、体、動作がスタイルよく、快適になっていると思います。



参加された皆様、ありがとうございました。



三重県津市のモーニングをいただきました。レトロな落ち着きのある雰囲気のお店でした。