4/16-17 構造動作トレーニング・東京教室

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筋肉を刺激しない「足つぼ」ルーティーンでお腹をすっきり!

4月の構造動作トレーニング・東京教室「Takahiroラボ」は、構造動作的な「足つぼ」刺激の考え方と方法を実習しました。



前回は、参加者のKURIちゃんの要望で「肩甲骨を剥がさないで、肩甲骨を剥がす」方法について実習しました。今回は、肩甲骨の可動域に変化があったけれど、次のステップに進めずに停滞しているということで、四肢をもっと自由に可動できるように「筋肉を刺激しない足つぼ」で体の土台を安定させることを実習しました。



構造動作的な「足つぼ」は、足の機能回復をおこないたいので刺激による「快・不快」を求めません。機能回復で大切なことは、足がほぐれることや緩むことよりも「深部感覚」が明確になることが大切なのです。これは足の筋肉を刺激して足がやわらかくなったとしても、機能的に使えるようになることにつながらないからです。逆に足をやわらかくすることで故障の原因になることがありますので注意が必要です。



ひと通り筋肉を刺激しない「足つぼ」ルーティーンをおこない、体の土台の安定感を確認するために、骨格の配列をチェックします。



頭が足の上にバランスよく乗る配列を求めます。



頭の位置は普段の姿勢や動作の習慣がてきめんにあらわれます。これは腕の使い方によって頭が捻じれたり、咀嚼の仕方で下顎骨がずれたり、物の見方で眼球に左右差が出たり、音の利き方や発声の仕方などなど、個人差がかなりあります。



頭の位置をどこに配列すればよいのか?ということは難しいことですので、「視線を下げないこと」気を付けられるとよいと思います。



足の上に乗せる骨格の配列のチェックが終わってから、四肢の可動をチェックしていきます。腕が胸鎖関節から可動する骨格位置に配列されていることが大切だと思います。



今回はビフォー&アフターの写真がありました。お腹が引き上がって、首が立ちました。正しい姿勢は体の中からつくります。そして、正しい姿勢でトレーニングをおこない、日常生活動作を快適に行いたいものです。

筋肉を刺激しない「手つぼ」で亀背円背を正して綺麗な姿勢をつくる!

4月の構造動作トレーニング・東京教室「所有感覚メソッド」は、深部感覚を高め体の中から正しい姿勢をつくるための「手ツボ」を実習しました。



前の「Takahiroラボ」講座で筋肉を刺激しない「足つぼ」を実習しました。構造動作的な「つぼ刺激」は、体の機能回復をおこないたいので、刺激による「快・不快」を求めません。機能回復で大切なことは、足がほぐれることや緩むことよりも「深部感覚」が明確になることが大切なのです。これは足の筋肉を刺激して足がやわらかくなったとしても、機能的に使えるようになることにつながらないからです。逆に足をやわらかくすることで故障の原因になることがありますので注意が必要です。



今回は筋肉を刺激しない「手つぼ」ルーティーンを実習しました。



ひと通り「手つぼ」ルーティーンをおこなったら、手指骨を正しく配列し、筋肉の起始停止部そろえます。手指の関節の運動に作用する筋肉が正しく作用しているかを確認します。



四肢末端の深部感覚にアプローチし、骨格の配列を整えます。背中が円背や亀背で固まっていると、体調不良の原因になりますので、脊柱の配列を神経の流れが良好な状態に維持できるようにすることが大切です。



正しい姿勢を体の中からつくる場合は、末端の深部感覚を目覚めさせることが先決です。そして、表面の筋肉で姿勢を固めるのではなくて、体の中の骨格の配列をそろえることが大切です。



体の中の骨格の配列で姿勢が保持できている場合は、筋肉が緊張したり、肩が凝ったりなどはしません。膝痛、腰痛、肩こりなどの体の不調が出ている場合は、骨格の配列で姿勢が保持できていないことが考えられます。



深部感覚のペアワークでは最後に頭をセットします。四肢末端から骨格を感覚し、体のバランスの要である頭の位置をバランスの中心にセットできるようにしたいものです。

足の末端から股関節の外旋運動につなげる股割りトレーニング

4月の構造動作トレーニング・東京教室「股割りチャレンジ」は足の末端から股関節の外旋運動につなげるための実習をしました。



足の末端から股関節の外旋運動につなげるためには、感覚と運動の循環を良好にしで動作をおこなう必要があります。感覚と運動の循環を良好にするためには、足の感覚トレーニングをおこないます。股割りチャレンジのはじまりは、牧神の蹄を4個使って足の感覚トレーニングをおこないます。



今回は足の感覚トレーニングをしてから牧神の蹄を使って足の末端から股関節の外旋運動につなげるためワークをおこないました。これは足関節の底屈をキープできることが条件になります。股関節をコントロールする、その精度を高めていくのには足関節の正しい運動方向を身に付けることが大切です。



股割りは股関節をコントロールできるようにするためのトレーニングです。股割りは股関節を外旋、外転し、開脚したポジションから、股関節を屈曲し体幹を前屈する動作です。ストレッチをされている方たちは開脚幅を大きくすることがしたいという方が多いのですが、股割りは股関節を屈曲できるようにしていくことをします。



股関節の屈曲運動は、体幹をキープして重心を前方に移動させる運動です。股関節の屈曲運動で難しいのは、体幹をキープすることです。股関節の屈曲運動をおこなうと体幹をキープできず、背中が伸びたり、丸まったり、股関節の代わりに腰椎で運動しがちです。体幹を股関節で正しく前屈できるように股関節の屈曲運動をトレーニングしていくことが大切です。



また、体幹のキープとともに足をキープすることが難しいと思います。股関節の屈曲運動をおこなう際に、足が外へ開いたり、内に入ったり、足が定位置に定まりまりません。足の感覚トレーニングで深部感覚を養い位置感覚を明確にすることが大切です。



股関節運動をはじめ、それぞれのワークをおこなう際には、その都度、股関節の状態を確認します。自分のおこなったトレーニングが効果的におこなえているかどうかの確認になります。どのようなトレーニングでも、効果的におこない成果を出せるようにしていくことが大切です。



股割りは股関節をコントロールできるようにするためのトレーニングですので、開脚ポジションでの股関節の位置感覚を明確にすることが大切です。股割りトレーニングをしていても、股関節の位置感覚が明確でなければ、何をやっているのかわからないままですので、注意が必要です。



Mt.Fujiのポーズは、体幹をまとめるためにおこないます。体幹がまとまる、腕の位置、腕の運動方向を身に付けることが大切です。



股割りチャレンジャーの皆さん、継続は力なり、です!

体が健康的に回復していくための体の中から機能的な姿勢をつくる構造動作トレーニング

4月の構造動作トレーニング・東京教室「足指先から頭まで ── 快適動作のための構造動作トレーニング入門」は、体の中から姿勢をつくり、快適に動作をおこなえるようにするための骨格位置、関節運動の方向、深部感覚を実習しました。



今回、東京マラソンを走ったときに膝を痛めてから不調が続いているという方の参加がありました。以前にも反対側の膝を痛めたことがあり、偏頭痛が日常的にあるそうで、体が健康的に回復する方向を模索されていました。体の状態を確認すると、ランナーに多い大腰筋の作用が正常に働いていない状態でした。簡単な調整をおこなってみると、膝痛と頭痛が抜けたので、それほど体が複雑な状態に陥っていないことが確認できました。体が健康的に回復していくためには、正しくトレーニングをおこなっていくことが大切です。



体が健康的に回復していくためのトレーニングは、機能的な体の状態へ回復させていくことが必要だと思います。例えば、足の指が思うように動かせない、足首が硬い場合は、感覚と運動の循環を良好にしていかなければなりません。この原因については、末端の感覚低下、足のアーチ構造の崩れ、関節運動の方向の間違え(親指の使い方が逆)、下肢のアライメントのズレで筋肉の起始停止部が不一致(筋肉が正常に働かない)などかなり個人差があります。足もしくは体の状態に必要なアプローチをしていかなければなりません。一般の方が間違えやすいのは、原因がわからないまま、動かないからほぐす、硬いからゆるめる、という考え方になりがちだと思います。例えば、足底の筋肉が硬いからと思って指圧をつづけた結果、逆に偏平足になってしまった、ということがありますので注意が必要です。正しい体の理解で、その状態を見極め必要なアプローチをすることが大切です。



体幹力は腕橈関節から生まれます。



快適な動作のためには四肢と体幹が正しい運動方向で動くことが必要です。



体の中から正しい姿勢をつくるための深部感覚ペアワークは、深部感覚というものを理解しておこないます。



感覚を拾うということをできるようにしていきます。



骨格の位置を理解します。



体というのは軽く触れたでけでも、何かしらの変化します。それは良くも悪くも変化しますので、触れるときは良い方向へ変化するようにしなければなりません。何かをしようとせず、軽く相手に触れることが大切です。



胸郭は深い呼吸ができる位置を保持できるようにします。



体の中から姿勢をつくる深部感覚ペアワークの締めは頭です。頭は体のバランスの要であるとともに五感が活性化する位置を保持できるようにしたいです。



参加者の皆さまご苦労様でした。体の芯からリラックスした姿勢を身に付けたいですね。