6/26-6/27東京・構造動作トレーニング

6/26-6/27東京・構造動作トレーニング

股関節の動きを獲得するための構造動作トレーニング

6月の技アリ企画「東京・構造動作トレーニング」とNHK青山「骨格ポジショニング」のこと。今回のラボは中島章夫先生から深部感覚の提案があり充実した流れを経験できた。構造動作トレーニングは動きを見据えていること。動きを捉えるには運動、感覚、どちらがかけても叶わないのだ。動物は動く物と書く。ヒトは動く物。構造動作トレーニングはターゲットを「動く」に定め、決してゆるぐことはない。

NHK青山教室・継続講座『骨格ポジショニング』

NHK青山教室の講座は2012年10月から「骨盤おこし」講座からスタートし、続いて「動きのフィジカルトレーニング」、そして今年の4月からの『骨格ポジショニング』継続講座は、これまでの構造動作トレーニングを系統立てた内容にまとまっているので理解しやすくなっていると思います。3回目の今回は「カラダを支える(垂直感覚、運動覚)」がテーマでした。基本ポーズをベースに繰り返しポイントを復習しながら立位、座位の重心位置を再確認し、深部感覚を実習しました。実習の効果はポジションの正確性と目的の理解度により大きく変わります。朝から腰の調子がよくないという80代女性はコルセットを装着しての参加だったが、終了後には「足腰がしっかりして楽になり気分がよくなった」と効果を出すことができていた。取り組み方の重要性を人生の先輩から身を以て教えて頂きました。

スニッフィングポジションからヘッドウェイトをコントロール

深部感覚

スニッフィングポジションからヘッドウェイトをコントロールする≫≫
『sniff とは、”匂いを嗅ぐ”という意味で、麻酔科では挿管(人工呼吸器用のチューブを入れること)する際 ”sniffing position をとる”と言います。
小さい手術で挿管をしない場合は、鎮静剤や鎮痛用の麻薬を投与するのですが、いびきをかいたり気道が閉塞することが多いので(”舌根が落ちる”と言われます)、枕の高さを調整したり、下顎を挙上してあげたりします。気道確保ですね。』

足関節底屈、足指レベルアップ

技アリ企画『骨格ポジショニング』からのつづき、ブレーキを軽減するモビリゼーション、足指の握り込み、足関節の背屈と底屈、牧神の蹄(ぼくしんのひづめ)を使って足関節底屈のメニュー。牧神の蹄を使った趾レベルアップは久しぶりだった。足の感覚を集中した効果により巧緻性が高まった。

 

深部感覚
深部感覚

股割り前受け身&股割りダッシュ&股割りテンポアップ

一日通しで参加の彼の期待にお答えして、股割りいきなりダッシュ!更に加速し股割り前受け身、足関節底背屈テンポアップ。おかげでアフタービールが上手いこと♪アスリート泣かせの股割りですが、「身体が硬い」「筋肉が硬い」という妄想から抜け出して、股関節の動きの世界へ視野が広がれば楽しいはずです。頭をやわらかく、思考の拘束を解き放ちましょう。

 

深部感覚

深部感覚

根本明彦の牧神の蹄といくフランス紀行

深部感覚

フランスから帰国したネーモン。
根本明彦の牧神の蹄と行くフランス紀行≫≫