7/19 愛知・股関節ポジショニング、牧神の蹄体験会レポート。
参加者の皆さま、お疲れ様でした!
それぞれ得るものがあったとのこと、よいトレーニングができてよかったです。^^
はじめての愛知・牧神の蹄(ぼくしんのひづめ)体験会を開催。
牧神の蹄は、趾(あしゆび)トレーニングブロックです。
足のアーチ構造の重要性と歩行、走行の際に足をフラットに接地する事の重要性。これらの要素を体得する上で趾の訓練は欠かせません。この趾の訓練に適した形こそ「鼻緒の無い下駄」でした。開発にはバランスボードメーカー Marumitsu のノウハウを活かし、試行錯誤を繰り返しました。こうして完成した「鼻緒の無い下駄」は、履いた様子がまるで神話に出て来る牧神の様であった事から「牧神の蹄」と命名されました。このトレーニングブロックはリハビリから一般トレーニングに至るまで幅広く役立つでしょう。
牧神の蹄の使い方≫≫
牧神の蹄(あしゆびトレーニングブロック)を使った足の機能回復および足の巧緻性トレーニングから股関節ポジショニングへつなげる。股関節ポジショニングは深部感覚をメインに股関節を動かすための条件を整える。
足関節を底屈・股関節外旋を保ち
ブロックの縁(へり)に足の指を合わせる
そのまま掬い上げるようにブロックをキャッチする
日常の動作や競技でのパフォーマンスを高めるには、ふだん使われていない骨格筋や身体の深部感覚を目覚めさせることが重要です。今回は身体の動きの要となる股関節に焦点を当て、股関節を自在に動かすための感覚・筋肉に刺激を与え覚醒させてゆくトレーニングを実践します。股関節は他の関節と違い、単なる曲げ伸ばしだけでなく、外転/内転、外旋/内旋など複雑な動きが可能な関節。これを立体的に動かすことができれば、身体のパフォーマンスは飛躍的にアップするはずです。
この日は、腰痛を克服するための理由で参加された方が2名あった。腰痛には運動が効果的だが、ただ運動をすればよいはずがない。では、どのような運動をすればよいのか?ポイントは、「運動の質」。カラダの仕組みに即した運動が必要なのだ。そして、運動を通して自分の腰痛のメカニズムが理解できれば、もう怖いものはありません。仮に、ミスをして腰痛を起こしたとしても対処方法は習得済みということです。
股関節をやわらかくしたい、それは股関節をやわらかく滑らかに動かしたいと表現した方がよい。ただ、やわらかくしたい、と表現したところで、どのようなやわらかさなのかわからない。表現方法は的確な目的宣言にもなりうる。股関節を動かすための準備は、重心位置、アライメント、深部感覚、骨格筋回復を同時進行でトレーニングする。
大男があまりの苦痛に悶絶する。きゃしゃな女性が闘志を燃やし前進する。老若男女、年齢、性別を問わず、内に秘めたモノの強さは計り知れない。自分に挑戦できる喜びがある。
どれだけ巧みに言い訳したとしても、自分の心を止めるだけ。本当に股関節を手に入れたいのか。自分が何をしたいのか。一度止ってよく考えてみることが大切。
知識をいくら並べたところで、股関節を動かすことができない。技術をいくら並べたところで、股関節を動かすことができない。威勢だけでも股関節を動かすことができない。股割りの股関節外転・外旋・屈曲といういたってシンプルな動作がむずかしい。なぜだろう?答えは簡単、自分の動きを操作できないだけ。