7/25東京・構造動作トレーニングレポート

7/25東京・構造動作トレーニングレポート

股割り英語レッスンでワン、ワン、ワン

7/24のTakahiroラボからはじまり、7/25はNHK青山教室、技アリ企画「構造動作トレーニング」で夜まで通しトレーニング。夏の暑さに負けずがんばってます!

NHK青山教室『骨格ポジショニング』

深部感覚

継続してカラダに蓄積する

現在、私が行っている継続講座は表参道とNHK青山教室です。このNHK青山教室は3年目くらいになります。6ヶ月の継続講座の形式をとり常にリフレッシュを心がけています。継続講座のよさは、一つのテーマをじっくり解説をして実技ができるのでカラダに蓄積していきやすいのだと思います。今回は、骨盤の感覚をとりもどす(位置感覚)がテーマでした。参加者からいただく質問で、あらたな表現が生まれます。

「重力の中でけのびして自由に泳ぐ」

これは重力と戦っている、或いは重力に打ち克つと考えている参加者のブレーキを解除するために行った操作から生まれた表現です。構造動作トレーニングでは、重力を受け入れる考えでヒト本来のカラダの状態へ機能回復トレーニングをすすめています。トレーニングの方向性がぶれると思うような効果が得られません。重力を無理なく受けることができる骨格ポジションを築きましょう。

骨盤が機能を発揮するポジション

骨盤ニュートラルポジションをカラダに記憶するワークをおこないました。女性の参加者には、「恥骨感覚」がわかりやすいようです。骨盤のニュートラルポジションは股関節がフリーになるポジションです。股関節は、ヒトが動くための肝になる関節です。動作の際は、股関節をフリーにしましょう!

技アリ企画「構造動作トレーニング」

骨格ポジショニング

深部感覚

骨格の頑丈さを確認する

前半は、はじめての参加者が多かったのでトレーニングの基本事項を説明し実技をおこないました。再受講者にとっても基本事項は何度やっても発見が多く、自分の状態をチェックするのに最適です。後半は、骨格の頑丈さを確認するワークをおこないました。女性参加者が目立ちましたが、細い女性の骨格でもかなり頑丈だということを理解できたと思います。骨格でカラダを支えることにより皆さんの姿勢がナチュラルに変身していました。

重心ニュートラルポジション

歩くのがぎこちないという理由で参加されていた女性に重心ワークを提案しました。重心は、重心ニュートラルポジションからわずかな骨格位置の変化により移動を始めます。この重心移動の軌道を妨げる障害物がなければ、滑らかな重心移動ができます。その方は初体験に驚かれていましたが、おそらく歩く練習をするよりも重心移動をアプローチすることの方が効果的なケースは多いのだと思います。

趾Level Up

深部感覚

足の機能回復

足根骨のモビリゼーションで動きを感じ取るワークからのスタート。動きを感じ取り、ひとつづつブレーキを解除することにより足の接地ポイントがみるみる変化してゆきます。接地面積が広くなったところで骨格筋を回復するワークをおこなう。長母趾屈筋、長趾屈筋、前脛骨筋などの下腿の筋を動かしてゆきます。ときどき、筋が攣りそうになりますが、あわてず馴染ませます。足底アーチが上昇したのをみはからい、牧神の蹄で足の巧緻性を上げるためのワークへ。

足指で「つかむ」イメージを捨てて「フィット」感覚へ

趾トレーニングは、足の指で「つかむ」ことができるようにすることが目的でありません。牧神の蹄は100グラム程の軽いアイテムです。しかし、はじめて牧神の蹄に触れる方は力をみなぎらせてつかみにいってしまいます。「つかむ」というイメージはブレーキに働き動作をぎこちなくしてしまいます。これは、足指だけの部分に捉われていて、カラダの動きという全体を見えなくしてしまいます。牧神の蹄は足指から股関節の動きで触れることが大切です。足指のセンサーを働かせて牧神の蹄の形、重さを感じ取り、やさしくフィットさせるワークをおこないました。注意事項は、アイテムがカラダを変えるわけではありません。アイテムを使う場合は、あくまでもトレーニングの進行をサポートするものだということを念頭において扱ってください。

≪牧神の蹄最強ルーティーン≫
足関節底屈・股関節外旋キープ&縁にフィット

股割りmoreチャレンジ

深部感覚

腰割りで股関節を屈曲する

超難易度の高い股関節の屈曲ワークからスタート。構造動作トレーニングの骨格ポジショニング、趾Level Upでカラダに蓄積したノウハウを実践で動きを実現させるトレーニングです。ヒトの運動は重心が移動することです。滑らかな重心移動で、いかにして股関節を屈曲運動するのか、カラダを統合させることに集中します。会場は、参加者の集中力でよい雰囲気ができあがりました。

股割り英語レッスン

股割りを地味なイメージから一転させる飛び技!股割り英語レッスンが発動されました。英語の堪能な参加者たちが、股割りトレーニングをポップなイメージに仕上げてくれたおかげで、私は楽しくレッスンできました。へばっている参加者もいましたが...。なかなかのトレーニングだったと思います。股割りの精神的なキツさに負けず果敢に挑むチャレンジャーに敬意を表する。

夏のトレーニング、講座日程

深部感覚