9月27日、表参道「女性のための骨格ポジショニング」レポート。
今回のテーマは、「空間とカラダの対話、深部感覚入力のバリエーション」でした。
カラダを整えるための深部感覚メソッドを実践しました。
深部感覚メソッドの効果を高めるために足指の運動感覚をみることからはじめました。足指感覚の不揃いさに気づかれたことと思います。カラダの土台を安定させるためにも日々足指を意識をしてみてください。
深部感覚メソッドが「何をするメソッドなのか?」「何となくわかるけれど、はっきりと理解しきれてない」という方は、「骨の丈夫さ」をめやすにすることからはじめてください。
今回は、自分の足の捻じれ具合を知るため入念にチェックをしました。皆さん、かなり足が捻じれていることに驚かれたかと思います。見た目と内部感覚では大きなズレが生じています。外見を整えるだけでは、この感覚の大きなズレを埋めることが難しいのです。ですから、解剖学の視点だけではなく、深部感覚という生理学の視点からアプローチする必要性があります。ここでも「骨の丈夫さ」をめやすに足の捻じれを整えてください。
「腕はぶらさがっている」「呼吸が楽」「肩が軽い」という感覚を経験しました。それは、普段が「うでを支え過ぎ」ということでした。うでを垂直に保つときは、胸の位置に注意。それから、「骨の丈夫さ」をめやすにしてください。
骨盤は足の左右差と同様に左右のゆがみも整えてください。そのときのポイントは、正座のときの「すねの加重」をみることでした。そして、骨盤の垂直位置が確認できたら「骨の丈夫さ」をめやすに骨盤を整えてください。
今回は、足の捻じれ具合、腕の巻き具合、骨盤の偏り具合をそれぞれチェックし、自分の状態が何となく理解できたのではないでしょうか。そして、「骨の丈夫さ」をめやすにカラダを整えることで感覚の変化を経験しました。それは、「カラダというのはもっと軽い」という感覚でした。それだけ、普段が無意識に「重いカラダ」に慣れてしまっているのです。わずかな意識でカラダというのは、これほどまでに軽く快適になるのです。ですから、変化を重ねた分だけ、「重いカラダ」は「軽いカラダ」に変わります。感覚が鋭いものをさらに鋭くするのは大変なことでも、鈍ったものを鋭くする方がはるかにやり易い。カラダに様々な不調があったとしても、それは鈍った感覚にしか過ぎません。自分の状態が理解できたのなら、後は感覚を積み重ねるだけです。ぜひ、不調から脱出してください。そのための協力でしたらおしみなくアドバイスさせていただきます!