3/12-13大阪・構造動作トレーニング

3/12-13大阪・構造動作トレーニング

股関節の外旋ができている人は足裏の加重感覚が外側にない

2日間の大阪・講座が無事終了しました。
初日は構造動作トレーニング「股関節のメカニズムと怪我の予防」、本日はNHK梅田教室「骨格ポジショニング」講座、NHK西宮ガーデン教室「骨盤おこしエクササイズ」でした。NHKは、男性が2名のみ教室ギッシリに女性参加者に圧倒されました。会場の移動は朝から竹川さんが案内をしてくださり助かりました。ありがとうございました。また、NHKの担当者と夏の講座について打ち合わせ。中島章夫先生が夏に大阪へ行く予定があるということで、梅田教室で中島先生の講座開講へ向けて話をすすめました。

 

深部感覚

股関節の外旋について

クラシックバレエや各種競技をやられている方たちの中には、動作における股関節の外旋の重要性に気づいている方が最近増えたように思う。

しかし、よくよく彼らのいう股関節の外旋をみてみると、股関節を外旋しているつもりになっている場合がほとんどだ。それは、足の裏の外側へ加重をかけることが股関節の外旋だと錯覚している。

それは股関節が内旋していても外側へ加重をかけることができるからだ。その場合、膝下が外旋になっている。股関節の外旋は、大腿骨を外側へ回旋すること。

足の裏の外側へ加重をかけることと、大腿骨を外側へ回旋することは違う。股関節の外旋は大腿骨を外側へ回旋する動きを練習しなければ、その可動域が拡大することはない。

股関節の外旋ができているか、できていないか、というのは、実際に両股関節の外転・外旋・屈曲運動をやってみればわかる。動きというのは技術で補うことができることばかりではない。

 

深部感覚

股関節の外旋感覚

股関節を外旋したときの足の裏の加重感覚は、外側にない。これは、実際に股関節を外旋できるようになるとわかることだが、足の裏の外側に加重しているうちは股関節の外旋はできていない。

どんな感覚なのか、股関節を外旋したいと思っている方は股関節の動きの練習をして体感してみてください!

また、股関節の内旋が抜けない方が股関節の外旋技術を取り入れたとしても、その動きの中には股関節の切り替えしという回旋動作は養われません。ですから、極端なナンバ動作は、動きの質としてはおすすめできません。

技術で補えること、補えないこと、を整理することが大切です!

オフ会

トレーニング終了後は、梅田へゴーゴーゴー!
大阪のオッチャンにはしご酒の嗜みを習いました(笑

深部感覚