7/26表参道は真夏日になりました。女性のための骨格ポジショニングWSは、ヨガ講師、バレエ講師、看護師、セラピスト、バレエダンサー、ベビーダンス主催、主婦など、ジャンル様々な方が、ヒトのカラダの仕組み、機能という人類の共通事項に向き合っています。
深層呼吸とは深部感覚を備えた呼吸のことです。胸郭の位置、胸郭の運動方向、胸郭の重さ、呼吸に関する骨格筋回復を総合的に呼吸機能回復をすすめます。ヨガ講師から報告がありました。「これまで呼吸法以外の発想がなく、深層呼吸への機能回復に取り組み始めて胸のつかえが取れた」。機能レベル以上の呼吸法はカラダへの負荷になる場合があるので、無理のない呼吸を心がけてください。
生体を維持するために必要なメカニカルストレスをカラダに分散してまとう。重力を受け入れる骨格ポジショニングでは土台の安定が一番。足指のセンサーを装備してヒトの運動をめざめさせる。足指の握り込み底背屈からはじめてください。
構造動作トレーニングの特徴はニュートラル重心位置の決定の仕方にあります。ニュートラル重心とは、どの方向にも運動可能な重心位置です。そのための基本ポージングは徹底してカラダに入力してください。
「重さをかす、重さをかりる」はペアワークの醍醐味です。「重さをかす」にも自分のポジショニングが相手に良質な重さを伝えます。互いのポジションを見直すワークとして最適です。今回体感した脛骨、大腿骨、骨盤のポジショニングの記憶を参考に自分でセッティングしてください。今後も随時ペアワークをおこないますので、その都度、自分のポジションの調整に努めてください。
土台から骨盤までの骨格が重力を無理なく受けるポジションにあるかチェックする。
股関節が滑らかに動く条件がそろったら、股関節の運動方向を理解する。股関節は直線的な動きだけでなく、関節の構造が臼状(球)ですので立体運動が可能です。そのためには、股関節運動に作用する骨格筋回復が必要になります。
バレエダンサーの足はまっすぐ綺麗に見えますが、「芸術的な観点」と「機能的な観点」は別です。関節を過伸展すると動きに制限をかけます。機能的に動くことができる足は直線的な過伸展ではなく立体的な可動方向をみにつけています。過伸展での動作は、動きを制限しカラダのトラブルの原因になります。立体的な足つくりを心がけてください。
参加者の皆さま、ペアワークに慣れ手つきがよくなってきたと思います!記憶した足関節底屈方向で骨格筋の回復をおこなってください。次回、復習します。