10/1 機能的な体づくりサロン

10/1 機能的な体づくりサロン

上肢と体幹を連動させる体幹トレーニング、腕振りランニング動作

10月の機能的な体づくりサロンは、archサンダルを履いて会場入りをしました。山本さんも、いかした紫色のパラコードのarchサンダルで登場。arch仲間が増えて嬉しいです!


執筆:中村考宏

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細


牧神の蹄とarchサンダル

私の場合、archサンダルと牧神の蹄を使った足の感覚トレーニングの相性は抜群です。足の感覚センサの感度を磨く、接地で感覚センサーを試す、というような感じです。はじめて牧神の蹄に触れる人は、未知なる世界だと思いますが、体の中の感覚が流れはじめると、ささやかな体の変化が興味深く、楽しくなってきます。牧神の蹄を4個並べて、ブロックの形に足を添わせます。そのとき、2個目のブロックは立方骨をとらえることがポイントです。

足のMP関節

足のMP関節は各趾節間関節の運動方向に添って可動域を増やしていきます。少ない可動範囲内では、足の力みの原因になりますので、少しでも可動範囲を稼ぐようにします。

hip joint

股関節の動きの感覚はありますか?大腿骨大転子に付着するミルフィーユ状の雑味を理解し、股関節の可動域が増すごとに、雑味が薄れていく過程を観察します。それは股関節の感覚と運動の循環を計る指標になりますので、感覚が薄い人は注意深く観察していてください。

上肢と体幹の連動

ランニングをされている方は、足ばかりでなく、上肢と体幹を連動させることを忘れないでください。足指に意識が通らないことで難しく感じている人も多いと思いますが、実際は手指から腕、肩甲帯、体幹といった、上肢と体幹の連動の方が数倍難しいと思います。指先の捻じれを取ることからはじめ、上肢骨が最も強度を発揮するポジションを身に付けていきます。

上肢の捻じれを取って腕を振る

腕の振り方を練習されているランナーの方が多いと思いますが、もともとの上肢の捻じれを取らないままでは、なかなか身に付いていかないと思います。体は上肢と体幹、下肢と体幹、四肢と体幹が連動する仕組みになっていますので、ランニング動作に限らず、どのような動作でも連動する状態が理想です。

深部感覚ペアワーク

今回おこなった、上肢と体幹を連動させるためのポジションは、ひとりでチャレンジするのは難しいと思いますので、できるだけペアワークの機会を大事にして体に覚え込ませるようにしてください。

体幹トレーニング「四肢と体幹の連動」

機能的な体づくりサロン

毎月第1土曜日
「機能的な体づくりサロン」では、手足末端の感覚を開通させ、体の関節の要である股関節の自由度を高めていきます!

構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方

当院では、体の不調や故障を改善するための治療、健康増進やパフォーマンスアップのための施術をしています。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけていますので、症状や気になることをできる限りお知らせください。また、遠方から来院される方や集中的にみてほしい方には個人指導・パーソナルトレーニングをしています。小学生からシニア、アマチュアからプロスポーツ選手までサポートさせていただいています。ご希望に応じて、再発予防、健康増進、パフォーマンスアップのトレーニングを指導しています。トレーニングは、人それぞれ体の状態が違いますので、体の状態に必要な内容を指導しています。当院はコロナ対応で業務をおこなっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。

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