プライベートレッスン

プライベートレッスンの雑記

広背筋を使える状態にする深部感覚から競技動作が開花する

2016-10-29

今日は、リクエストに応えて初めての広背筋ワークショップに挑戦。なぜ、広背筋?広背筋が効いた突きをしたい。私はその広背筋への強い思いにとても興味があった。人にはいろいろな興味の持ち方があるものだなぁ、そういうことがしたくて、広背筋なんだ。と、理解でき興味深い日であった。

何でもやってみるもの。広背筋に注目してみることで体幹と四肢が連動するためのポジションを再確認できた。そして、深部感覚が入らないと広背筋が目覚めない。広背筋を使えない人が使える状態になるまでの手順にいくつかの段階が必要だった。

広背筋は、胸腰筋膜浅葉、第7-12胸椎、全腰椎棘突起、仙骨の正中仙骨稜、肩甲骨下角、腸骨稜、第10(9)−12肋骨に起始し、上腕骨の小結節稜に停止する。作用は肩関節を内転、伸展、内旋する。

広背筋は起始部が多いので上下付着部で区別するとわかりやすい。

上部:胸椎棘突起と肋骨から起こる部分。
下部:腰椎・仙骨と腸骨から起こる部分。

上部は胸郭の影響を受けやすい。
下部は骨盤の影響を受けやすい。

広背筋が機能を十分に発揮するためには起始部と停止部を適切な位置に保つ必要がある。まず、胸郭と骨盤の位置は多裂筋、腸肋筋、最長筋など脊柱起立筋が作用すること。肩甲骨と胸郭の位置は、菱形筋、肩甲下筋、前鋸筋などが作用すること。特に腰部、仙骨部の多裂筋の収縮率は広背筋の精度につながる。

広背筋を使える状態にするための手順は、起始停止部を整える、収縮率を上げる、基本動作へ落とし込む。言葉にすると凄く単純な作業のような印象を受けるかもしれないが、起始停止部を整えることが最難関。深部感覚と骨格ポジショニングを同時進行し起始停止部を整える感じになる。

広背筋ワークメモ

広背筋の起始停止部を整える。
しかし、起始停止部を整えるという意味がわからない様子。

広背筋の収縮率を上げるためには起始停止部がどこに位置すればよいのか?
これもよくわからない様子。

広背筋のニュートラルポジションで起始停止部を整える。
じっくりと時間をかけたがよくわからない。

広背筋の停止部の位置関係を確認。
肩関節の内外旋で広背筋の長さの変化に考え込む様子。

広背筋の停止部と胸郭の位置関係を確認。
肩関節の内外旋と広背筋の連動感覚が何となく分かる様子。

広背筋のニュートラルポジションで起始停止部を整える。
じっくりと時間をかけて、ようやく腰椎辺りが整うくらい。

胸郭の方向と広背筋の停止部の位置関係を確認。
再び肩関節外旋と広背筋の長さの変化に考え込む様子。

広背筋の停止部の深部感覚ワーク。
何をやっているのか意味がわからない様子。

胸郭の方向と広背筋の停止部の深部感覚ワーク。
何かに気づく。

「動作の質」を高めるための広背筋

広背筋を使えない人にとっては、広背筋を使う感覚がわからない。広背筋を使おうとしても、使えるものでもなく、使える状態にして、はじめて広背筋を使う感覚がめばえる。普通は使って使える状態にしようと考えがち。骨密度・筋力低下の予防のための筋トレだとすれば、とりあえず使ってみるという考えもありしれないが、ここでやるのは「動作の質」を高めるための広背筋ということです。

なぜ、広背筋?と思ったが、これは「腰・腹」「体幹」だとしても「動作の質」を高めるということに違いはない。今回のようにテーマを決めて仕組みを理解しながら「動作の質」を高めていくのもよいかもしれない。

わからないことに対して表現方法、視点を変えて繰り返し説明してみたが、何となくわかるかも?と思うポイントは人それぞれ。誰が、どの表現で、どの視点で、どのポイントで反応を示すのか、こちらも反応を待つのが楽しみなのかもしれない。

股関節トレーニングの進展/動きのキレから内部感覚の重ね合わせ

2016-03-22

連休中はプライベートレッスン、グループレッスン、ワークショップ、練習会とずいぶん様々なタイプの動きををみさせて頂いた。同時に私自身のトレーニングも進展しているという実感を得ることができた。それは私の内部感覚が相手の内部感覚の領域に重なりはじめたこと。これまでとは何が違うのか、言葉で表現するのは困難だが確実に何かが違ってきた。

 

おそらく、これまでは自分の股関節の構造と動きを相手に重ね合わせ、その股関節の動きを阻害する不純物をみていたのだと思うが、相手の内部感覚の濃淡が私に飛び込んでくるようになった。きっかけは動きが作り出す力の形を見えないながらも、見たい、見ようと心掛けたことなのかもしれない。そして、重心移動が描く軌道を何度も辿るうちに運動と感覚の狭間にある垣根のようなものを僅かに乗り越えることができるようになったのかもしれないと想像する。

 

まぁ、私ごとなのでいくら言葉を重ねたとしても私にしかわからないこと。ただ、ウソップがシュガーを捉えた見聞色の覇気の感覚に近いのかもと、ひそかに想像しながら楽しんでいる。

 

プライベート指導で重心移動の軌道を辿るためのサポート方法をあれこれ試している。動き出しからゴールまでの軌道で脇道に反れないようにするためのサポートなのだが、私自身もしっかりトレーニングしておかないと付き添うことができないのだと改めて気づく。

 

そして、サポートは水飲み場までの案内をすることなのだと。人によっては、その先も付き添ってもらえるものと思っている。それが指導力とか、お客様へのサービスだとか?動きというものを知っている人ならば、そのようなサービスで動きを獲得できないことは周知の事実。それならば私は指導者にもサービス業者にもなれない。いや、なってはいけない。水飲み場から先は、互いにディスカッションをして動きを見守る関係、常にサポーターに徹したいと思う。

 

さて、今週末は書籍の打ち合わせ、講座、スチール撮影等の予定が入っていてやりがいMAXです。まだ、世の中には巡り合えていない必要としている方が大勢いるはず。あの手、この手、を駆使して一人でも多くの必要としている方の元へ届くよう全力を尽くしていきたいと思います。

足底筋膜炎/体と動きの機能的な問題を技術で補うと伸び悩む

2016-03-17

今日は暑いくらいの晴天だった。
朝一のレッスンでのこと。
「足底筋膜炎の症状がやわらいできました。」
と、昨年から定期的にレッスンを受けに来ている男性が報告してくれた。

 

まだ、完全な動作ができるまでに
足の機能回復が進んでないぶん、若干痛が残るときがある。

 

走る、動作中の自分の癖が明確になり、
足底筋膜炎になる理由がわかったのだという。
そして、どうしていけばよいか、ということに気づいてからというもの
痛みはやわらぎ、走るのが楽しいとのこと。

 

すると、欲が出てきたのか、
「もっと、速く走るための方法を教えてください!」
という。

 

おぃ、おぃ、なにをおっしゃる、うさぎさん!
私は陸上の指導者でなければ、走りのスペシャリストでもありません。
それは、走りの専門家の指導を仰いでください。

 

私は、あくまでも体と動きの機能を回復するための
リハビリ、トレーニングをおこなっています。
これは動くための技術ではありません。
動くための基本的な機能なのです。
そして、この体と動きがあっての技術だと思います。

 

体の機能的な問題と技術的な問題がごっちゃになっている。
動きにおいても機能的な問題と技術的な問題がある。
このあたりは、わかりにくいのかもしれませんね。
体と動きの機能的な問題を技術で補いつづけると
伸び悩みの原因になりますので整理が必要です。

 

また、漠然と「こうなりたい」と思っているだけでも
伸び悩みの原因になります。
例えば、からだを変えたい、変わりたいと思っているだけでは
からだを「どのように」変えたいのか、
わかりませんので変えようがありません。
この段階は、体と動きの知識、理解が乏しいといえます。
わからないことはプランの立てようがありませんので、
まず体と動きがどのようなものなのか知ることが大切です。

 

そして、からだを「どのように」変えたいのか、ということが
決まれば、そのために必要なことをすれば、
「どのように」を手に入れることができるのです。

 

さて、足底筋膜炎は一人一人オーダーメイドの治療が
必要になりますが、接地の基本は足の指をやわらかく地面に
接触することです。

 

選手によっては脚の回転を滑らかにしていかないと
炎症が治まらないケースがあります。
これは、走法技術の足し算により脚の回転を阻害して
足底への負荷になっていることが多いです。

 

脚の回転を滑らかにするというのは、
簡単にいうと股関節の動きを滑らかにするということですが、
その際に大腿と下腿、足根骨のアライメントを整えて
脚の動きを滑らかにするということです。

 

さらに深部感覚の故障、運動感覚のズレなどが、
合併していることが多いので、根本的に治療をするのでしたら
組織の修復に留まらず、内部感覚の修復を見据えることが
必要です。

腹圧とは股関節の動きが滑らかになる圧力のこと

2016-03-15

先日はめずらしく整形外科が専門の医師の方がみえた。
構造動作トレーニングに興味をもっておみえになる方は主婦からスポーツ選手までジャンルは幅広いのだが、めずらしくというのは、これまでに内科が専門という方がほとんどで整形外科以外の医師のお顔しか思い浮かばないのだ。

 

医師でも専門が違うと視点も違う。
腹圧を確認させてください。
とのこと。

 

私の背後からお腹、背中の様子を触察された。
これは腰を反ってませんか?
反ってません。

 

反ってませんか?
反ってません。

 

さらに腹圧を上げて背中をカチカチにする。
反ってませんか?
反ってません。

 

試に腰を反って比較をする。
あ〜〜なるほど。
この腹圧はみたことがありませんね。
と、久しぶりに「反ってませんか?反ってません」問答。

 

腹圧については、様々な考え方があります。
しかし、この方向でトレーニングしている人は少ないから
比較するにはモデル不足です。

 

腹圧は、内臓・腰椎の十分なスペースを確保するもの、
そして圧力を高めれば、高めるほどに
股関節の可動が滑らかに拡大するもの。
これらが備わっていないと意味がない、
と私は考えています。

 

腹圧がかかっている状態の確認
1、腰痛にならない、腰に違和感がない
2、股関節の可動が拡大し滑らか

 

これは、股関節の外転、外旋、屈曲運動で動きを確認すれば一目瞭然です。
腹圧が抜けた状態では股関節が滑らかに可動しません。
また、何か別の方法でお腹を固めても股関節が滑らかに可動しません。

 

腹圧をかけると体幹がしっかりする、
というような漠然とした感覚判断よりも動きで判断できるとよいと思います。

腹圧のトレーニングポイント
1、腹圧がよくわからないうちはお腹を凹ますことと膨らますことを繰り返す
2、胸郭、骨盤、上腕、大腿の定位置の感覚を厚くする
3、脊柱(腰椎、胸椎)を保持して広背筋の収縮方向を覚える
4、腹圧をかける、腹圧をさらに高める
5、腹圧で股関節の動きを滑らかにする

健康のために腹圧を身に付けたい場合は、腹圧のかけ方がわかるようになることを目標にすればよいと思います。動きのために腹圧を身に付けたい場合は、腹圧で股関節を滑らかに動かせれるようにして動きの質をキレのレベルへ高めていくことが大切です。

動きのキレ/足の指先が重心位置を感知するセンサー

2016-03-09

春は出会いと別れの季節。
今日は雨。
トレーニング器材を車に積み込んで走らせると、
踊るワイパー越しに雨粒が視界をさえぎる。
雨の日と暗い夜の運転は苦手。

 

動きのキレをトレーニングするには、
その土台になる体がそれに見合った状態でないとむずかしい。
自分なりに結構トレーニングしているつもりでも、
肝心のところが抜けていたり、方向性がズレていることが多々あります。

 

ときには、点検・修正が必要でしょう。
自主トレでそれができる人は優秀です。
何を目的にしているのか?ということにもよりますが、
動きをキレのレベルまで高めるには、
やることがたくさんあります。
これは、ただ動かせばよいという漠然としたことではなく、
目的に達するための緻密さが要求されます。
ですから、数多くのことを一人でこなせるという人は類稀なる存在だといえます。
そして、そのような人ばかりではないからこそ、私の出番があるわけです。

 

対象者は限られてきますが、
私の個人トレーニングを受けている方は、
自分に必要なこと、何をしなければいけないかを
思い知らされるといいます。
そして、やることの多さに、スランプで悩んでいる暇はないと思い立ちます。

 

その人の目的にもよりますが、
中途半端なままでは、変わらない、効果を出せない、
というのは、あたり前のことなのです。

 

ぜひ、構造動作トレーニングの基礎を備えた方、チャレンジお待ちしています。
興味のある方は、接地からはじめてみてください。

滑らかに動けている人は言葉も動きもシンプル

2016-03-07

本日の個人指導は、肩・腕の可動域を拡大し滑らかにするためのトレーニングがテーマだった。腕を振るときの肩に引っかかりが気になって、様々な治療やトレーニングをしているとのこと。

 

すると、手根骨の操作を教えてほしいと言われた....。
私がなぜ手根骨なのかと聞くと、
手根骨を操作できると肩の動きがスムーズになるのだと、
知り合いから聞いそうだ。
それなら私でなくてその知り合いに教えてもらえばよいのでは?
いや、その知り合いもどこからか得た情報だとか。
はぁ?????????????????????????

 

あなたの「腕を振るときの肩に引っかかりが気になって」ということを解決するために何が必要で、何をしていけばよいのか、ということが大事なのでしょ。

 

はぁ.....。

 

それは、手根骨の操作ができれば解決できるのですか?

 

わかりません....。

 

あなたでない誰かが手根骨の操作で肩の動きがスムーズになったとしてもそれは、必ずしもあなたがそうなることとはイコールになりませんよね。

 

はい。

 

このように、迷宮入りしている人は様々な治療やトレーニングで知識の整理ができていない場合が多い。こちらも相手が何を望んでいるのか、よくよく話を聞いてみないとわからない。

 

他にも股関節や体幹のトレーニングを教えてください。という希望をいただくが、結局それをすることによってどうしたいか、どうなりたいのか、ということを明確になっていない。中には、頸椎・腰椎・仙骨の操作を教えてほしいというものまであるが、ほとんど目的が曖昧な場合が多い。

 

目的は、怪我の治療のため、パフォーマンスアップのため、人それぞれだが、流行やマニアックなトレーニングをする前に基本動作ができるようにすることをすすめている。基本動作ができない人に限って、流行やマニアックに流され、結局いつまでたっても進展がないままという傾向にある。

 

基本動作のおススメは、股関節の外転・外旋・屈曲運動です!
この動作がある程度できるようになると、頸椎・腰椎・仙骨・手根骨・股関節・体幹のことがよくわかるようになり、迷わずにすみます。

 

実は、滑らかに動けている人というのは、言葉も動きもシンプルなのです。私は、動けている、動けていない人の判断は、言葉と動きを参考にしています!

3年ぶり股関節外旋切り替えし/動きをトレーニングするということ

2016-02-23

3年ぶりに股関節トレーニングに来た方があった。
当時は、股関節の動きをよくしたいとのことでウェイトトレーニングやストレッチに取り組んでいたが、股関節の動きをトレーニングしなければ動きはよくならない、と股関節の動きの指導をした。

 

しかし、競技者はすぐに結果を求めたがる傾向にある。股関節の動きをトレーニングするということが、そんなに容易でないことを悟り、それっきり...。

 

そして、3年ぶりに連絡があり、再び股関節の動きをトレーニングした。その間、様々なトレーニングに取り組んだが、結局、思うような効果が得られなかったそうだ。さらに、極度のスランプが続き抜けられないでいた。

 

私は股割りの練習を10年以上続けているから、股関節の動きをよくするためには、股関節の動きをトレーニングするしかない、ということが、普通に理解できるが、「股関節の動き」ということが考えや体に備わっていない状況では理解が難しいのだ。

 

それでも私が手取り足取りいい聞かせればよいかというと、自らが目的と手段のつながりを実感しなければ生涯理解し得ないことだと思う。だから、3年でも5年でもどれだけ年数がかかろうが、それに気づくということは重要なのだ。そうなることで3年前の私のアドバイスが意味をなす。

 

「股関節の動き」ということに気づかないで、痛い、硬い、ぎこちない、という股関節の状況の方が大勢いる。これは、自分が自分の股関節をコントロールできていないということ。どうすれば、股関節をコントロールできるようになるのかということに注目してみてはどうだろうか。

 

さて、股関節の切り替えしを滑らかにするためには股関節の外旋力を高めることが必要だ。外旋力を高めるというのは股関節の外旋に作用する筋群の収縮率を高めるということ。筋肉の収縮率を高めるためには起始・停止部を整え、筋肉がもっとも短縮する関節の運動方向へ動かさなければならない。腸腰筋、ハムストリングス、外旋六筋、内転筋群の起始・停止、作用、関節の運動方向など、股関節の構造・仕組みをきちんと理解してトレーニングすれば誰にでもできること。やるか、やらないか、どちらかしかない。やれば、できるし、やらなければ、できない。

 

3年前のあのとき、股関節の動きのトレーニングをつづけていればよかった、と後悔するかもしれない。しかし、その時点では自分に実力がなかった。いろいろとやり尽くしてみて気づいたのだから、この3年は無駄ではなく、確実にレベルアップしている。何が遠回りで、何が近道かわからない、気づいたときからでも遅くはない。

ひざ靭帯損傷の再発予防/衝撃を緩和する接地

2016-02-16

運悪くアクシデントで怪我をし膝の内側側副靭帯損傷でリハビリ中。

 

早く競技に復帰したいと焦っている、なにかすぐに治癒する画期的な方法がないか、必死で探し求める人も少なくはない。受傷起点や症状の程度、膝の損傷も病名も実に様々で、当然、すぐに回復するものから、焦ったところですぐに回復が見込めないものまであるわけです。

 

遠方からリハビリの指導を受けにみえる方だと損傷の程度に関わらず道中の膝や脚への負担が心配です。それは、膝や脚に負担をかけないように歩いているつもりが、それほど負担を軽減できておらず、逆に衝撃をダメージとして体に蓄積するような歩き方をしている方が多いからです。

 

私はまず衝撃を緩和する接地を身に付けるためのリハビリメニューを組み立てます。ひざや脚を損傷する方は「競技以前に衝撃を緩和する接地が苦手」という傾向があります。これは競技の特性や様々な技術方法が重なった結果だと思いますが、怪我をする下地はできあがっていているわけです。ですから、怪我をしたのはアクシデントに合い運が悪かったのだといいきれないことも多々あるのです。

 

そのような下地があるので衝撃を緩和する接地を身に付けることも一筋縄ではいきません。しかし、動作の一歩一歩は衝撃になります。この衝撃を緩和するのか、ダメージになるかということは、再発を未然に防ぐためにもとても重要なことなのです。

 

ここからは、個人指導の復習です。

 

1.、圧を分散する接地で衝撃を緩和すること
2.、膝のブレーキを解除して動くこと
3.、機能を回復すべき筋肉は、しっかりと収縮率を高めること
4.、深部感覚が鈍い箇所は繰り返し刺激を入れて感覚として拾うこと

 

以上、ポイントだけですが、円滑な重心移動のメニューをこなせる状態づくりを心がけてください!

ニャンコカフェ、本日の個人指導、プライベートレッスン

2016-02-15

名古屋は昨夜のどしゃぶりからカラリと晴天。
これまで続いた寒さが嘘のように春の陽気。

 

昼からの個人指導、プライベートレッスンのこと。
関西から学生さん、関東から接骨院の先生、個人指導でありながらこのお二方が一緒になった。学生さんは競技により脚の怪我でリハビリ中。『骨盤おこし』で身体が変わる、動きのフィジカルトレーニングを読んで直接指導を希望された。
接骨院の先生は、私のリハビリに共感されて指導を希望された。
学生さんの指導が終了し別れの挨拶を交わしたが、次の接骨院の先生の雰囲気から何となく「学生さんなのですが一人見学してもよろしいでしょうか?」と伺ってみると、快く「いいですよ!」と承諾してくださった。それで、学生さんを追いかけて「時間があるのなら見学していかないか?」と誘ってみると「是非、おねがいします!」と返答。
結果的に学生さんは復習になり理解を深めることができたようだ。また、接骨院の先生に説明をするのに学生さんをモデルお話しできたのでよかったのではないかと思った。

 

レッスン終了後は、彼らとニャンコカフェでお茶をした。
いつも前を通るが初めて入るお店。
コーヒーの器もお菓子も猫ちゃん。
壁一面に猫の写真展。
でも、ジバニャンはいなかった(笑

 

 


 
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