6/5は名古屋「構造動作研究会」で股関節の機能回復のための運動解剖学、神経学、力学から臨床への応用について検討、および学んだ。
前半は、下肢と体幹の連動、股関節の機能回復について検討した。
まずは体性感覚系の分類を確認し固有感覚というものが、どのような感覚なのか、その重要性を再確認した。
つづいて、骨支持の基準を検討。
「骨の強度、基底面積を広く、安定」の大原則を元に骨格ポジションをセットする。
運動解剖学。
ハムストリングス、腹直筋、内転筋群が運動の中でどのように作用すべきか検討した。
股関節運動を主軸に起始、停止部を整え、テンションを保つ筋、収縮をして力を発揮する筋、器官を保護する筋など、個々の筋肉が特徴に応じた作用をしコーディネートすること。
スライドの途中でタイムアップ...。
後半は、恥骨、坐骨、小転子に起始付着する筋骨格系の解剖学的特徴について山口先生に解説して頂いた。
な、な、な、なんと、
こちらもスライド半分を残してタイムアップ....。
本日は、どうしたことか?
ひとたび意見が出ると、そのまま脱線というか、考察が広がった。
こんな感じの積極的な学びは最高だった!
内転筋群は、名前の通り内転作用だと思い込んでいる人が多い。
しかし、その他に、足の位置によって屈曲、外旋にも作用する。
内転筋群は、絞めることに力を入れすぎていると股関節の動きを制限するばかりか、体のコントロールを鈍らせる。
足というものがどこから動き、どのように作用すべきか検討した。
▲骨格筋の形と触察法(大峰閣) 著:河上敬介、磯貝薫
筋の起始・停止、筋線維の走行を見ていると、
ヒトの体の中に4足動物の名残がうかがえる。
最近は、そのようなことを想像しながら解剖学を
学ぶことができるようになったので楽しい。
股関節を滑らかに動かすためには臀筋と大腿四頭筋の
筋線維の走行を整えるのがポイント!
後は、ヒミツ。^^
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