深部感覚|名古屋MATAWARI JAPAN

深部感覚メソッド

深部感覚メソッドは内部に生じた刺激を拾うことでもたらされる変化を求める。つまり、自らの運動で生まれた刺激を感知する感覚を養うリハビリ・トレーニング。

感覚が大切だけど?

感覚が大切だというけれど、いったいどのような感覚が大切なのだろうか?

かんかく【感覚】
( 名 ) スル
@
目・耳・鼻・皮膚・舌などが身体の内外から受けた刺激を感じ取る働き。また,感じ取った色・音・におい・温度など。哲学的には,感覚は知覚の構成分であり,まだ意味づけられていないものとして知覚とは区別される。 「寒さで−がなくなる」 → 五感
A
(美醜・善悪など物事について)感じとること。また,感じとる心の働き。感受性。感じ方。 「色彩−」 「 −が古い」 「新しい−の服」 「金銭に対する−が麻痺(まひ)している」 「悲哀を−する心も/小説神髄 逍遥」 〔幕末から明治初期にかけての,sensation などの訳語〕

 

国語辞典:三省堂

おそらく、人によって「感覚」というものの捉え方は様々であり、ある人がどのような「感覚」のことを大切といっているのか、よくよく検討した方がよいだろう。深部感覚メソッドでは以下の感覚の中の深部感覚(位置覚、運動覚、重量覚)にアプローチする。

  • 特殊感覚……視覚、聴覚、味覚、嗅覚(きゅうかく)、平衡感覚
  • 体性感覚
  • ・表在感覚(皮膚感覚)……触覚、圧覚、振動感覚、温度感覚、痛覚
    深部感覚……位置覚運動覚重量覚、振動感覚、深部痛覚

  • 内臓感覚……内臓感覚、内臓痛覚

感覚は一期一会

年老いた選手が全盛期に経験した動きの感覚を取り戻そうと懸命にトレーニングする。しかし、似たような感覚を得ることができたとしても同じ感覚は取り戻すことができない。それは、感覚というものが今の一瞬を表現するものだからだ。感覚は一期一会。

深部感覚

運動と感覚はワンセット

感覚をイメージや想像と間違えないように注意!カラダのリハビリ・トレーニングは“ヒトの本来あるべき状態”へ回復することを目的としている。深部感覚メソッドはカラダの機能的訓練でありイメージ・想像トレーニングではない。運動(動き)と感覚を経験することが大切だ。

中枢神経:脳・脊髄
末梢神経:体性神経系・自律神経系

体性神経系(運動神経・感覚神経)は、体性感覚や特殊感覚に基づく骨格筋の反射による運動機能の調節、大脳皮質の働きに基づく意志による運動機能に関与する。

 

Wikipedia

今の一瞬を表現する

深部感覚メソッドは、内部に生じた刺激を拾うことでもたらされる変化を求める。刺激を拾うというのは、刺激を感知する感覚。深部感覚の訓練はまず一つづつの感覚からはじまり、そして感覚を拾い集めるへと展開する。すなわち、今のカラダの状態をリアルタイムに表現する訓練といえる。例えば、「私は感覚が鈍い」というのは「私は表現が苦手」ともいえる。カラダが硬い人はカラダで表現するのが苦手で深部感覚が薄い人が多い、感覚と表現は切っても切れないのだ。運動(動き)をどのように成立させ、自らの運動で生じた内部の刺激をいかに拾うか?深部感覚メソッドの肝である。

目を閉じて見えるもの

深部感覚メソッドは、じっと目を閉じて感覚をイメージするものでない。リハビリ・トレーニングはヒトが重力下で生活するためのカラダの機能訓練であるから静止して頭の中を巡らせることはない。常に動きとともに自分の内部を観察する。何が見えるのか?楽しみが尽きない。

 

深部感覚

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