雑感|名古屋MATAWARI JAPAN

【MATAWARI JAPAN通信】新刊の進行状況、指導者の悩み、牧神の蹄など

新刊の完成に向けて第一稿

一昨年末、“動きのフィジカルトレーニング”(春秋社)が刊行され、すぐに新たな企画がスタートした。そして、1年8か月かかってようやく原稿を一通り書き上げた。昼に担当編集者へ第一稿を送り、ホッと一息をつく。私の描き下ろしは、どうやらこれで一段落。とはいえ、これからの編集作業が大変なのだが、きっと良い本が出来上がると思う。私の治療の原点は、12年前にある。それを表現するのに12年、長いような、短いような、のろまな歩みでも確実に歩を進めることを、つくづく実感する。

指導者たちの悩み

先日、フィットネスインストラクターの方から相談を受けた。それは、ご本人がカラダの各箇所の痛みで辛い。しかも、健康になるためのエクササイズを指導しているにもかかわらず、自分が健康になれていない罪悪感で心苦しいのだという。これまでに指導者という人たちを何人も見てきたが、自分が万全で指導している人は少ない。ただ、私は、このように考え、悩んでいる指導者は真っ当、誠実な指導者だと思う。昔、師匠が、「患者に痛みをみせるな、プロならば自分が痛いことを患者に悟られるな」ということをいわれた。そして、カラダの各部位の痛みというのは、自分の動作ミスなのだと教わった。真剣勝負でいきているプロフェッショナルは、決して自分の弱みをみせない。ましてや、怪我をしているウィークポイントを相手に知らせようものなら相手の思うつぼ。プロならば人に悟られず、乗り越えていくものなのだと。私には、かなり厳しい教えだったが、12年前に犯した自分の動作ミスを師匠の教え通り乗り越え、後になって笑い話のネタにできた。だから、私は誠実な指導者の気持ちがよくわかる。

  1. 私は外反母趾なので同じ痛みで悩む人の力になりたい。
  2. 私は外反母趾を克服した経験を活かして同じ痛みで悩む人の力になりたい。

結局、2のような仕事がしたいのだ。そのためには、勉強して、実践して、乗り越えて、土俵に立つしかありません。プライベートレッスンは、構造動作の考え方を理解してくださっているコアな方が多い。この日もリハビリ・トレーニングが身になった一日でした。

波打ち際のトレーニング

夏の楽しみの一つ!

  • 足の機能回復:砂地でGO!
  • 股関節トレーニング:浮力を利用して股関節外転外旋
  • 基本動作:蹴伸び、ダッシュ

深部感覚

足の巧緻性を高める!

*お知らせ
8/1より「ゆうパック」の送料が変更になりました。それにともない、牧神の蹄(ぼくしんのひづめ)の送料が変更になりました。

深部感覚

8月の構造動作トレーニング

今月は、よし子の「女性のための骨盤おこし:骨格美メソッド」講座が朝カル立川であります。翌日は、表参道「女性のための骨格ポジショニング」がありますので女性の方におススメです。
8月のトレーニング、講座の日程≫≫

 

 


 
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